動物の殺処分ゼロを願って伝えたい事 ~ある犬のお話~


56,000・・・
これ、何の数字かわかりますか?

 

2016年において殺処分された動物の数です。
こんにちは。
幼い時から犬が周りにいた・・・赤鬼です。

 

まずはこちらの動画をご覧ください。
かなりメンタルをやられるかもしれないので無理そうならとばしてください。

「引っ越すから邪魔」

「思ったよりも臭う」

「子供の時は可愛かったのに成長したら・・・」

 

こんな身勝手な理由で殺処分される動物が数多く存在するのが現状です。
今回はそんな動物が一匹でも減る事を願って「ある犬」の話をしたいと思います。

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1. 見捨てられた犬

ここに1枚の画像があります。
この子の名前は「ラブ」

 

ある日、我が家にやってきました。
悲しい理由があって・・・

 

以前、ラブは別の家で飼われていました。
聞いた話によるとゲージの中でずっと飼われていたらしく、鑑賞用のような扱いを受けていたのです。
しかし、その家族が引っ越しをするために保健所に連れて行かれる運命になりました。

 

人間の身勝手な理由で。

 

そこで我が家が引き取る事になったのです。
あのまま保健所に連れて行かれたら、冷たいガス室の中で死を待つだけだったでしょう。
それからラブと僕の生活が始まったのです。

2. 歩けなくなったラブ

ある日、ラブの様子がおかしい時がありました。
足を引きずって歩いていたのです。

 

病院で診察を受けた結果、腰が悪くなりもう二度と下半身は動かないとの事でした。
その日からしばらく、ラブはコタツから出て来なくなりました。
そこで我が家が出した決断は・・・

 

世話が大変なので保健所に・・・

 

ではなく「この子の一生を介護して行こう」だったのです。
人によっては本当に世話が面倒になったので保健所に連れて行ってたかもしれません。
しかし、そんな心無い事は我が家では御法度。

 

トイレもまともに出来ないので犬用のオムツを付けて、汚れたらその都度洗ってあげました。
でも全然「面倒くさい」なんて気持ちはありませんでした。
だってこの子は僕たちの家族でしたから。

3. 奇跡が起こった瞬間

「下半身が動かないから言うて何もしなかったら筋肉が固まってしまうみたい。だから曲げたり伸ばしたりするとええんやて。」
そんな母からの話を聞いて、毎日暇を見てはストレッチをしてやりました。

 

獣医さんにも「二度と下半身は動かない」と言われましたが、わずかな可能性に掛けて繰り返し繰り返しリハビリを行ったのです。
リハビリを何度も続けて数か月、僕が外に出した時に突然ラブは下半身を引きずりながら突然走りだしました。

 

オムツがスポーンと抜けた瞬間を今でも思い出します。
「あれ?こいつ、もしかしたら歩けるようになるんちゃうかな?こんなに元気やもん。」
確信があったわけではありませんでしたが、その時なんとなくそう感じました。

 

それからもリハビリを続けて行き、ある日事件が起こりました。
ラブのシッポがわずかに動いたのです。

 

「ラブのシッポ動いたで!!」

 

我が家に歓声が上がりました。
それからみるみる回復し、最終的には元のように元気に走り回れるまでなったのです。
また、ちぎれるくらいシッポをぶんぶん振り回す光景が見れるなんて夢にも思いませんでした。

 

結局、ラブのために買ったオムツは不要在庫になってしまいました。
本当に嬉しい誤算でした。
あの日の感動は一生忘れないでしょう。

4. サヨナラの時

2016年・・・
ラブは呼吸器が悪くなり、まともに息ができなくなりました。

 

来る日も来る日「ゼーゼー」言いながらとても苦しそうでした。
最後の方はまともにご飯も食べなくなり、どんどん痩せて行きました。

 

そしてある日の晩、僕に向かって「ワンワン」と突然、数回吠えて来ました。
何かを伝えようとした様子でした。
そして・・・その翌朝の2016年11月2日、大好きだったコタツの中で息を引き取りました。

 

宝塚動物霊園で火葬をし、泣きながらラブの骨を骨壺に収めたのです。
あの子は、その名の通り皆を愛してくれました。
辛い運命だったかもしれないけど、ウチに来てくれて幸せな余生だったと感じてくれたら嬉しいです。

5. 終わりに

今日も世界のどこかで新しい命が生まれてきている事でしょう。
その中でも確実に殺処分される運命の動物がいます。

 

それを防ぐのは動物たちではありません。
僕たち人間です。

 

僕はもう家に帰ってもラブに出迎えてもらえません。

自転車の前かごに乗せて近くのパン屋さんにパンを買いに行くこともできません。

温かいコタツの中で一緒に昼寝もできません。

あの子を抱きしめる事もできません。

 

だから僕が出来ない事を、多くの人にやっていただきたいのです。

「思ったよりも世話が大変」と言って動物を捨てないでください。

「思ったよりも吠える声がうるさい」と言って保健所に連れて行かないでください。

「大きくなったから可愛くない」と言って無関心にならないでください。

 

あの子達のほとんどは僕達がいないと生きていけません。
あの子達を救えるのも愛してあげる事が出来るのも我々人間です。

 

ペットショップで犬や猫を買うのではなく、出来るのであれば死を待つ運命の動物たちを迎えに行ってあげてください。
動物の殺処分ゼロを願ってこの記事を終わりにしたいと思います。
最後までありがとうございました。

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