造幣博物館でお金の歴史が学べる!?レア物ばかりの内部を大調査!


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ある日、某時代劇をテレビで視ている時でした。
殺しの的を通達されて、一人一人が小判を受け取っていたんです。
その時に思いました。

「そう言えば小判1枚って現代の価格でいくら何やろ?」

インターネットで調べりゃ良いものを、わざわざ大阪の「ある場所」にまで足を運びました。
その場所こそが・・・

 

造幣博物館です!

 

こんにちは!
小さい頃、兄にオモチャのお金をもらって買い物に行き、お店の人に断られた事がある・・・赤鬼です!
現代に八丁堀の古寺があったら「この恨みを晴らしてください!」と、祠に小判を置いてるとこであります・・・。

さて、ここに大量の500円玉があります。
僕たちは普段、何気なく使っている貨幣。

 

あなたはご存知ですか?
この貨幣は一体どのように作られているのか?
大昔はどんな貨幣があったのか?

 

僕も何となくわかっていたつもりですが、そこまで深く知りませんでした。
ですから、一度勉強と見物を兼ねて大阪の北区にある造幣博物館に行く事にしました。

 

造幣博物館は大変価値のある物が数多くあり、その数 実に4000点!(外国貨幣やメダル、勲章等)
僕がルパンだったら「今夜の12時、造幣博物館の〇〇をいただくぜ~。とっつぁ~ん」と、予告状を出して盗みに入りたくなる貴重品ばかりでした。

 

まぁ、結果は3秒で決まるでしょう。
ええ。
僕が銭形のとっつぁんにワッパ(手錠)をはめられて終わりです。
そんな事にならないように、正面玄関から堂々と行きました。
今回はその時のお話です。

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1. 歴史的価値のある物ばかり!?造幣博物館内部はこんな所!

造幣局に入るためには入り口にある守衛室で手続をしなければいけません。
手続きと言っても簡単なもので、入局時間を記入するだけです。

それが終わると専用のワッペンが借りれるので、それを付けて真っ直ぐ歩いていきます。
門をくぐると造幣博物館はすぐに見えてきます。

造幣博物館に向かう途中、こんな八角形の建物があります。
これは造幣局創業当時の正門と衛兵の詰所として使われていた往時の姿を残したものです。

 

当時の建物はイギリスの建築技術者「ウォートルス」が設計したもので、1871年(明治4年)から1919年(大正8年)ごろまで大阪師団の兵士が利用していました。
ちなみに当時の兵士の役割は、もちろん造幣局の警備でした。

 

現在は内部にベンチが設けられているので休憩も可能です。
いやー、でもここだけ見たら大正時代にタイムスリップしたような気分がしますね。
春になれば桜も咲き誇るので、大正桜に浪漫の嵐ですね~。(わかる人にはわかるネタ)

近くには同じく創業当時の「ガス燈」があります。
大阪に一般のガス配給が開始されたのが1905年(明治38年)
比べて造幣局のガス燈は、それよりも34年も前の1871年(明治4年)に局内の工場や宿舎付近の街路の照明として使用されていたのです。

 

当時は構内にガス製造所を設け、そこで石炭ガスを製造してガス燈の燃料としていたとの事。
時代を先取りしていたんですね~。

衛兵の詰所を抜けて少し歩くと、今回の目的地「造幣博物館」に到着です。
さてさて、ここではどんな驚きが待っているのでしょう。
早速中に入ってみる事にします。

1-1. 造幣博物館の1階に早速レア物!?その全貌がこちら!

造幣博物館内部に入ると、まずはエントランスホールがあります。
基本的にエントランスで見る物は二つしかありません。

まずは創業当時の造幣局の模型。
1871年(明治4年)4月4日に挙行され、金や銀貨幣の製造が開始されました。
当時は造幣局では無く造幣寮と呼ばれていたようで、後の1877年(明治10年)に改称されたようです。

 

この模型は明治6年時の全景模型で敷地面積は18万㎡(約5万6千坪)で現在は縮小され約10万㎡(約3万坪)で、ほとんどの建造物が改築されました。

1876年(明治9年)6月、工作方技師の大野規周(おおの のりちか)により、この「大時計」が作られました。
当時の金銀貨幣工場の正面に取りつけられていて、1998年(平成10年)の修理により、明治時代の刻を告げる鐘の音が響くようになったそうです。

 

大時計のすぐ後方には古いレンガが積まれていますが、これも明治時代(44年)のもので、火力発電所の建築材に使用されていました。
近代化の功労者(?)の一つだったのですね。

 

全く話が変わりますが、画像からもわかるようにコインロッカー(無料)も併設されています。
荷物が多いとゆっくり見学できないので、ここで預けておきましょう。
また、トイレも1階にしかありませんので合わせて済ませておいてください。

 

それではいよいよ博物館内部の見学本番!
2階に上がってみましょう。

1-2. えっ!?硬貨ってこんな風に出来上がるの!?造幣博物館でその謎がわかります!

造幣博物館の二階へ上がると創業当時の功労者の方々がお出迎え。
ここ二階では「造幣局の仕事」と「造幣局の歩み」が見学できます。

二階奥に進むとこのような展示物があります。
これは加納夏雄という人が制作した「試作貨幣」です。

 

この画像ではわかりにくいのですが、とても細かい彫刻が金や銀の円板に施されています。
中でも手本銀板(一円銀)の龍の彫刻の躍動感が凄まじく、細部までリアルに表現されています。

 

ちなみにこの「加納夏雄」という方は、1869年(明治2年)7月に新政府から新貨幣の見本の制作を命じられたのです。
明治天皇の太刀の金具を彫刻した事もあり、その技術は当時雇われていた外国人技術者も驚くほどの腕前でした。

二階には大きなプロジェクターがあり、その下の模型では昔の造幣局の様子を表した模型があります。
プロジェクターでは500円硬貨を製造する映像が流れますが、これは必見です!

 

今の中学生くらいの方だと御存知ないと思いますが、500円硬貨は2000年にデザインと材質が変更されました。
手元にあるならよく見てください。
世界初の偽造防止の技術が織り込まれた凄い硬貨なんですよ!

 

製造中の映像は造幣局のみでしか見る事が出来ませんが、代わりにこちらの動画をご覧ください。
世界が驚く500円硬貨の秘密が紹介されています。


世界よっ!

これが日本の技術だ!!
・・・まぁ、別に僕が偉そうに言うのもおかしな話なんですけどね。

気を取り直して他の場所を紹介しましょう。
2回展示場ではこちらのように近代化の歴史も学べます。

こんなレア物も展示されていました。
これは創業当時の硫酸製造所の作業工程で出来た硫酸銅の塊で、とても珍しいものなのです。

こちらも珍しい物ですね。
創業式当日、花火が1日中上げられていました。
新式の着色花火を上げる筒に使用された飾りがこちらの「木彫りの龍」だったのです。

 

いやー、日本人の装飾技術って今も昔もハイレベルだったんですねー。
この鱗のきめ細かさ・・・ぜひとも現地でご覧ください。

二階展示場にはオリンピックのメダルも展示されていますが、長い年月の過程で紐の部分は色あせています。
しかし、メダルの部分は現在も美しく光り輝いており当時の姿そのままで現存しているのです。

 

このメダルの隣には勲章も展示しています。
撮影禁止なのでお見せできませんが、細かい装飾が施された一品ですので、ぜひご覧ください。

ほかの場所にはこんな物まで!
金と銀の延べ棒です。

 

産まれて初めて純金を手にしてみましたが、本当にずっしりとした重量でした。
こちらの金塊ですが、平成30年1月4日時点で時価7575万円、重量が15.9119kgあります。

 

反対に銀塊だと時価211万円、重量が33.4885kgです。
金塊1つでマイホームが買える事になりますね・・・。

最後の方でこんな機械がありました。
その名も「しらべてミント君」
この中にお金を投入すると「金属素材」「重量」「直径」を認識して、硬貨の種類を当てるというもの。
その正確性・・・とてつもないです。

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1-3. これぞ造幣博物館の最大の見せ場!貨幣ギャラリー!

二階を後にし三階展示場に移動した我々取材班。
そこには歴史ある貨幣のオンパレードでした。

これ何だと思います?
画像にも書いてますが古代中国の貨幣なんです。

 

ど真ん中にある剃刀みたいな形の貨幣が「刀幣」と言い、春秋時代~戦国時代(西暦前770~221年に流通しました。
持ち運びがしにくそうですね。

こちらは「大法馬金」のレプリカです。
「行軍守城用勿用尋常費」(戦費以外に使っちゃ駄目だぜって意味)の文字が刻印されています。

 

「大法馬金」は大判2000枚で作られた二千枚分銅金(約330kg)で、画像の右下にあるのが重さ375gの「小法馬金」です。
豊臣秀吉が最初に鋳造し、徳川幕府においても造られていました。

 

画像ではわかりにくいかもしれませんが、とても大きいです。
こんなもの運べと言われても人力だけでは困難だったでしょうね。

これを見たいがためにここに来たんですよ!
大昔の大判、小判!

 

我々の祖先が生きていた時代に存在していた物が目の前にあるなんて・・・
いやぁ、歴史を感じますね~!!
今から300~400年も前の時代に存在していた物が目の前にあるんですから。

 

ところで大判、小判の「貨幣価値」が現在だとどれくらいするかご存知でしょうか?
種類によってピンキリですが、造幣局の展示されているものを参考にすると最も高い物で「元禄大判」ですね。

 

その価値を現在に換算すると5、000万円!
先ほどの金塊に比べると安いですが、それでもこの価値は凄いの一言。

 

画像右上の天保五両版でも300万円の価値があります。
悪代官は相当高い金額を越後屋から受け取っていたようですね。

その小判を作っている様子を表したのが、こちらの模型です。
職人が一つ一つ手作業で造っているのがわかりますね。

造幣博物館では大判、小判だけでなく世界の貨幣も展示しています。
こちらは「地方自治法堰こう60周年記念千円銀貨幣」で、各都道府県の名所などが表現されている珍しい貨幣です。

 

我が街「大阪」は・・・あっ!大阪城と文楽が描かれてますね!
これ絶対に千円以上の価値あるでしょ・・・。

今度は外国のカラー銀貨です。
海外も負けてませんね!
細部まで綺麗な装飾が施されていますよ~。

これが特に凄かった!
スターウォーズのミレニアム・ファルコン・コインセット!
全て2ドル銀貨幣です!

 

3階展示場はまだまだここでは紹介しきれない貨幣が多数展示されています。
興味を持たれた方は、ぜひ現地でご覧下さい!

3階展示場の奥には「多目的ホール」「閲覧室」もあります。
貨幣の様々な情報はこちらで得る事が可能です。

造幣博物館の見学が終われば守衛室にてワッペンを返却しましょう。
守衛室の目の前に「造幣局製品販売所」があるので、記念にお土産を買っていっても良いかもしれませんね。
以上、造幣博物館の旅でした。

2. 大阪造幣博物館 詳細情報

それでは今回の目的地「大阪造幣博物館」の詳細情報をまとめておきます。
では造幣局の桜の通り抜けの情報を最後にまとめましょう。

〇大阪 造幣博物館

  • 所在地 〒530-0043 大阪市北区天満1-1-79

  • 電話番号 06-6351-8509

  • 開館時間 9:00~16:45(入館は16:00まで)

  • 入館料 無料

  • 開館日 原則通年(年末年始及び展示品の入替日等は休館)

  • アクセス方法
    京阪電車「天満橋駅」から徒歩15分
    地下鉄谷町線「天満橋駅」から徒歩15分
    地下鉄堺筋線「南森町駅」から徒歩15分
    JR東西線「大阪天満宮から徒歩15分
    JR環状線「桜ノ宮駅」から徒歩15分

  • 駐車場
    造幣局には駐車場は団体バスのみ利用可能(要予約)
    下記マップに周辺駐車場の位置情報を載せていますが桜の通り抜け期間中は交通規制が入ります。
    詳しくは公式HPをご覧ください。

いかがでしたか?
造幣博物館はこの記事でも紹介したように色々とお金の事が学べます。

 

また、造幣局内では工場見学(平日のみ)も可能なので、興味がある方は予約をして行ってみてください。
博物館とは別の発見があるかもしれませんよ。

 

春には造幣局周辺では桜が咲き誇るので、この時期を狙って行く事を強くすすめます。
道中お気をつけて!
それではまた。

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