サーブは打てるのにプレッシャーで試合では入らない!?これで応急処置すべし!
今まで積み重ねて来た練習の成果が出てきて、サーブが入るようになってきた。
練習ではなかなかキレのあるサーブも打てるようになってきた。
でも・・・・
試合ではプレッシャーが凄くて入らねーんだよっ!!
って方はいらっしゃいますか?
こんにちは!今でもプレッシャーには超絶弱い・・・赤鬼です!
現在でもソフトバレーでは「謎の緊張」が襲ってくるのですが、ある試合でサーブミスをしてしまいチームメイトにこう言いました。
「キンチョーの夏・・・日本の夏♩」
するとチームメイトから汚物を見るような眼差しでこう言われました・・・
「とりあえず・・・遺言聞いとくわ・・・」
サーブミスくらいで殺されてたまるかっ!
この記事をご覧のあなたも、練習ではサーブが入るのに試合では緊張で入らないとお困りでしょう。
原因は様々でしょうが、今回は緊張している中でも比較的サーブが入る方法をご紹介します!
これであなたのサーブが入る確率は飛躍的にアップする事間違いなし!(おそらく)
それでは行きましょう!
Contents
1. そもそもミスる時って、余計な事を考えすぎ!
この記事を書く少し前に、試合でサーブをミスする子にこんな事を聞いてみました。
「サーブを打つ時にミスをしないようにしようって考えていない?」
その子の返答は、予想通り「YES」
このように、試合中にサーブミスをする時にあれこれ考えて失敗するパターンが非常に多いのです。
それを裏付けるエピソードが僕にもあります。
他の記事でも書いたと思いますが、ある試合で相手のマッチポイントの場面で僕のサーブが回ってきました。
その時にジャンプサーブを打つためにトスを上げようとした瞬間、脳裏に「ジャンプフローター」がよぎったのです。
すると、盛大なトスミスをしてしまいました。
何とかジャンプしてボールを打って、ネットは超えたものの思いっきりラインクロスをすると言う失態。
僕のバレー史上ワースト3に入る最悪プレイと、ベスト3に入る珍プレイとなったのです。
まさに「全米が鼻で笑った」でした。
その後、チームメイトに集中砲火を浴びせられたのは言うまでもあるまい。
このように長年バレーに携わって来た僕でも、サーブを打つ時に余計な事を考えると簡単にミスをしてしまうのです。
これには原因があります。
それは、人間の脳は「否定」ができ無いと言う事です。
「赤鬼の事を考えないでください」って言われたら、月光菩薩のように慈悲深い僕の顔が浮かんだと思います。
(もしくは本物の赤鬼の事が頭に浮かんだでしょう)
「リベロを狙うな」と監督から指示があったのに、何故かリベロの方にボールが行くのもこれが原因だと思われます。
昔、この状況になってチームメイトから死ぬほど怒られました・・・
ですから「ミス」と言う単語は思い浮かべないように心掛けてみてください。
これだけでも随分と変わってきます。
そして、あなたがこれから考えるべき事はたった一つ。
あの場所(選手)めがけて打つっ!
たったこれだけです。
この時に、相手に悟られないように打つ場所をガン見すれば、不思議とそこにボールが行きやすくなります。
何度も繰り返し挑戦してみてください。
2. 反対に緊張して頭が真っ白になったら○○を出そう!
さてさて、先ほどの章では「余計な事を考えて失敗するパターン」をご紹介しました。
今度は反対に、緊張のあまり頭が真っ白になった場合どうしたら良いのでしょうか?
そんな時は・・・
声を出せっ!!!!!
YES!
そう!声を出すのです!
ちょっと思い出してください。
あなたは学校の先生や部活の顧問の先生に叱られている時、冷静さを保っているでしょうか?
「うわー、先生に怒られちゃった♡」といったドMの方以外は、頭がパニクったり何か言われても返事もできない状況だと思います。
僕もかつて、永遠の天敵である姉をマジギレさせた事がありますが、あの時はある意味「「死」を覚悟しました。
当然、頭は真っ白で声も出ない状況でした。
で、黙ってたら黙ってたで「あんた・・・返事くらいしぃや!!!」と、火にポリタンクに入れた灯油をジャバジャバ注ぐような結果になったり・・・
ですから、試合で緊迫したムードの時こそ声を出す・・・むしろホエザルに負けなくらい吠えるようにしましょう。
大丈夫!大丈夫!恥ずかしくなってありませんよ!
休み時間のあなたは、その3倍くらい元気一杯のはずなので何を今更恥ずかしがる必要があるのですか?
行ったれ行ったれ〜!
3. 究極は無念無想!
「あそこを狙う!」「声を出す」二つの事を見てきましたが、これを超越した状態が無念無想。
つまり「何も考えない」です。
何も考えていないのに体は的確な動きをする。
これが最も集中した状態と言えるでしょう。
それでもちゃんとサーブは入りますし、むしろいつもよりキレッキレのサーブになったりします。
僕も今のように「死んだ魚の目のおっさん」ではなくキラキラした瞳の好青年時代、何度かなった事があります。
全国制覇をしたチームとの試合や、全国大会の切符をかけた試合、どれも重要だったり強豪相手の時になった記憶があります。
ただ、これは特殊な訓練云々よりも、絶対的な練習量があってこそ起こった現象だったのでしょう。
あなたもこの状態を体験したいのであれば、めっちゃ練習してみてください。
「黒子のバスケ」のように、目から稲妻が出るかもしんねーぜ。
4. プレッシャーでサーブが入らない時の応急処置まとめ
では、最後にもう一度おさらいしましょう。
○プレッシャーでサーブが入らない時の応急処置まとめ
- ミスをしないように等、「ミス」という単語を頭に浮かべない
- あの場所を狙う、あの選手を狙う、と行ったように具体的な事を考える
- 緊張した時こそサーブを打つ前に声を出す
- ホエザルに負けない
- 何も頭に浮かばないのに体が勝手に動くくらい練習に励む
以上、プレッシャーの中でサーブを打つ方法でした。
試合の中であれやこれや色々と考えてしまうのは仕方のない事だと思います。
しかし、サーブというバレーで唯一の「個人技」の時は、かえってそれが邪魔になる事も・・・
そんな時は今回紹介した方法をぜして欲しいです。
そうすればミスの数も減って、相手にわざわざ1点「Present for you♡」する事も激減するでしょう。
何度も何度も試し、例え自分のチームが24点でピンチサーバーなんていう「罰ゲーム」みたいな状況になってもいつも通りのサーブが打てるようになってくだされ!
僕なら120%ミスるでしょう。
だってジャンサやし・・・
はい、今回はこれまで〜
撤収!