サーブカットができないのはもう終わり!レベルアップの方法はこれ!
サーブカットを教えて下さい!!!
サーブカットができないんです・・・どうしたらいいですか?
この言葉・・・今まで何回聞いた事でしょう。
バレー経験者にとってサーブカットは一つの壁かもしれません。
しかし、ほぼ高確率でレベルを上げる方法があるとすれば、あなたは知りたくありませんか?
こんにちは。サーブカットの伝道師・・・赤鬼です!!
大げさな名乗りを上げましたが・・・自分はめっちゃ下手くそですけどね!
今回はですね、中学生からの相談件数が非常に多いサーブカットの方法をご紹介します。
・・・いや、待て。
サーブカットの記事は既に書いてあるだろ?
こう思われた方は、僕のサイトをよく見てくださっているのでしょう。
こんな怪しいサイトをいつもご覧いただきありがとうございます。
ただですね、今回は通常のサーブカットとは少し違います。
自ら実践し、中学生に教えて効果があった方法を紹介いたします。
このやり方を現役中学バレー部の子に教えてやってもらったところ・・・
「今までよりも出来るようになりました!」
「カットが安定して出来るようになりましたよ!」
と、反響があったのです。
その改善された確率、何と100%!
まぁ、感想を聞いた人数は4人なんですけどね。
とは言え、この方法を他の子達にも教えてみたらほとんどの子が安定したサーブカットが出来るようになりました。
おそらく効果は高いほうだと思われます。
そろそろ本題に移らないと、あなたにマウントポジションをとられボコボコにされそうですね。
では、秘密のサーブカット始まるよ~。
Contents
1. 秘密のサーブカットのポイント
本当に大袈裟な表現をしていますが、おそらく一度くらい聞いた事があるはずです。
当たり前の事を少し掘り下げるだけで非常に安定したサーブカットが可能となります。
その方法がこちら。
〇 秘密のサーブカットのポイント
- 正面に入れなくても〇〇に入る
- とにかく待つ
- 腕を振れないようにする
- 適当にやる
・・・はっ?
こう思われたかもしれませんね。
さすがにこの説明だけではわからないので、一つずつ解説していきましょう。
1-1. ポイントその1 正面に入れなくても〇〇に入る
「サーブカットはとにかく正面に入れ!」
「正面に入ればなんとかなる」
こんな事を言われた経験はありませんか?
僕のもう一つのサーブカットの記事にも同じ事を書いています。
しかし、スピードのあるサーブだと全てが正面に入れるわけではありません。
では、どうすれば良いでしょう?
最低でも自分の守備範囲に入ればいいのです!
ボールの軌道に自分の守備範囲が来るようにすれば、条件さえ整えばサーブカットは可能となります。
とりあえず今回のサーブカットの一連の流れを画像で見ていきましょう。
最初から腕を伸ばした状態で構えます。
後ほど解説しますが、こうする事で腕を振りにくくなりボールが来ても当てるだけの状態にしやすくなるのです。
ちなみにこの腕を下げた状態での構えを「ハンズダウン」と言います。
これが今回のサーブカットの基本の構えとなるので覚えておいてください。
あなたはご存知ですか?
野球選手はバッターがボールを打った瞬間に落下地点に走り出します。
ただ、最初の段階では落下地点はほぼ間違っているのです。
大まかな位置に移動して、ボールの落下に合わせて徐々に場所を修正しキャッチします。
これと同じようにサーブが飛んできたら最初は大まかな落下地点に移動し、そこから場所の修正を行い自分の守備範囲に入りましょう。
目安としては自分がレシーブの形を取ってボールに届く範囲です。
こうする事でサーブカットはほぼ成功します。
ボールの軌道の正面に入るよりもグッと難易度が下がるのではないでしょうか。
ボールの軌道に守備範囲を入れたら最後は腕の位置を修正しましょう。
腕をブンブン振り回すのではなく、ギリギリまで見てボールの軌道上で腕を組むのがポイントです。
しっかりと引きつけてほとんど腕を降らないようにしましょう。
腕の力では無く下半身の体重移動で運ぶ事がポイントです。
例え体勢が崩れたとしても面は必ずセッターに向けるようにしましょう。
ボールをしっかりと引きつけてセッターに面を向けるカットすれば、味方がフォローできないようなアクシデントは100%防ぐことが可能です。
以上が大まかな流れです。
これだけでもサーブカットのレベルは上がるかもしれませんが、もう少し細かく見ていきましょう。
全ての要素をマスターしてこそ今回のサーブカットは生きてくるのですから。
1-2. ポイントその2 とにかく待つ
サーブカットの時にこんな事をしていませんか?
ボールが飛んできて守備範囲にも入っているのに(もしくはボールの軌道の正面に入っているのに)待ちきれずに・・・
目線が上に行き、ボールを迎えに行く形になってしまう。
こうなったらほぼ高確率で、ボールを取るポイントがずれてしまい返球率が落ちます。
例え正面に入っていたとしてもボールの威力を殺せていないため、ネットを越えたりセッターにぶっ飛ばされるくらい高いパスになってしまうのです。
こうならないためにも・・・とにかく待つ!!
ボールを待つ!!
迎えに行かずに焦らして焦らして焦らしまくってカットをするのです!
良いですか!あなたがもしも女性なら焦らすのも「女の武器」と覚えておきましょう。
何でもかんでもすぐに与えてしまうと男が満足してしまいます。
「私・・・そんな安っぽい女じゃないの。」こう言った毅然とした態度が「追われる女」になるコツなのです。
・・・あれ?
サーブカットの話やったはず・・・。
脱線しまくりました。
話しを元に戻しましょう。
では、ボールを待つにはどうしたら良いでしょう?
ポイントはこちら。
〇 サーブカットのボールを待つためのポイント
- 目線をあまり上下させずに腰を落としたままにする
- ボールが飛んできたら「待つ」「待って」などをつぶやく
- ボールが腕の面に当たった瞬間に初めて膝を動かす
たったこの三つだけです。
では順番に見ていきましょう。
まずはハンズダウンの構えをとります。
写真ではかなり高い構えになっていますが、本来はもっと腰を落とした方が良いでしょう。
目線をあまり上下させずに移動しボールの軌道に入ります。
スピードが早いボールなら、正面に入る事が無理でも守備範囲には入るようにしましょう。
小声でも良いので「待って・・・」「待つ・・・」等の言葉を繰り返しましょう。
実際に声に出すと不思議と体に影響が出て、その通りになりやすくなります。
「集中、集中」「リラックス、リラックス」と声に出して言うと、大なり小なり影響が出るのは実際に声に出した事に体が反応するからです。
THE 人体の不思議!
ボールをしっかりと引きつけるようにしましょう。
焦らして焦らして・・・それが女の武器!!(男は知らん)
ボールが腕の面に当たった瞬間に下半身の体重移動を使ってボールを運びます。
こうする事で腕はほとんど振らなくても返球が可能です。
ただ、タイミングが掴みにくい事があると思いますので、その時は飛ばなくても良いのでボールをセッターの方に向けて当てるだけの練習をすると良いでしょう。
そこから段々と下半身の動きを加えて行けば感覚がわかってきます。
こんな感じでセッターがトスを上げやすいパスを出すようにしましょう。
次の人の事を考えるパスを出す。
これがバレーで大切な事なのです!!
まぁ、僕が言うと説得力ゼロなんですけどね・・・。
1-3. ポイントその3 腕を振れないようにする
バレーのレシーブにおいて一度くらい言われた事はありませんか?
「腕を振るな!!!」
僕も昔、鬼のような監督に言われた事があります。
(W先生、あなたの事ですよ)
腕を振る方の特徴としてはこんな傾向が強い気がします。
ボールが飛んできたら腕を一度下げてしまっていますね。
これだとほぼ100%腕を振ってのレシーブとなってしまうのです。
先ほどのボールを迎えに行くのと同様にボールの威力を殺せないため、ネットを越えたり全く別の場所へ返球する形になってしまいます。
レシーブの面は太ももと平行になるようにする必要があるため、腕を下げてしまうとこれだけ振り幅があるのです。
これでは車の正面衝突のように、衝撃と衝撃がぶつかるような形になるのでボールの勢いが無くなりません。
ではどうすれば?
改善方法は存在しないのでしょうか?
結論から言いましょう・・・あります!
あなたがもしも腕を振る癖があるのなら、腕を振れないようにすれば良いのです。
その方法がこちら。
〇 サーブカットで腕を振れないようにする方法
- ハンズダウンの構えをとり腕を最初から前に出した状態を作る
- ボールが飛んできたら肩を少しすくめるようにする
たったこれだけです。
では画像で解説しましょう。
最初はハンズダウンで構えるのはもう基本です。
この時に最初から腕を伸ばした状態で、かつ体から離した状態で構えましょう。
ただ、アンダーハンド主体の構えになるのでオーバーで取るようなボールは少し取りにくくなります。
ですから、いつもより少し後ろで構えるようにしましょう。
と言っても、サーブカットってほとんどアンダーでやるので微調整くらいで結構です。
ボールの軌道上に守備範囲を入れたら腕を組みます。
ポイントは相手サーバーの動きからコースを読み、そのコースの延長線上に守備範囲を入れて腕を組む事です。
腕を組むと同時に肩を少しすくめる事をお忘れなく。
これで腕を振りたくても振りにくくなります。
肩をすくめない状態で腕を振ると簡単に頭の上まで腕を振れますが、逆だと腕が振りにくくなるのはなぜでしょう?
これは腕を振る起点になるため(肘を曲げると肩と肘が起点になる)それを肩をすくめる事でロックされるからです。
このロックされた状態だと腕をブンブン振り回す事が無くなり、ジャンプサーブのような強力なボールでも無力化できます。
最近は女子でもジャンプサーブやドライブサーブを打って来る選手もいるので、この方法は必ずマスターしましょう。
1-4. ポイントその4 適当にやる
サーブカット最後のポイント。
それは・・・
適当にやるです!
さすがにこれだけだと誤解を招きかねないのでちゃんと説明します。
よくサーブカットになるとガッチガチに構えていませんか?
これだと体が硬直し足が動かなくなったり、焦ってボールを迎えに行ったり腕を振ったりしてしまいます。
それを防ぐためにも気持ちに余裕を持つ事が大事です。
あなたは上記の方法を試すことで、ほぼ高確率でサーブカットが上達します。
ですから安心してプレイしましょう。
サーブカット?余裕ですよ?
ハッタリでも良いのでこれくらいの気持ちでいましょう。
そして少々体勢が崩れても腕をロックし下半身の動きを使えば大体セッターに返球できます。
正面に入っても気持ちに余裕を持って!
真横に来てもボールの軌道上で腕を組む!(適当に)
こーんな高いボールでもマイペンライ!(大丈夫)
気持ちに余裕があればリラックスしてプレイが出来るのです!
最後は精神論っぽくなりましたが、これがサーブカット上達法の全貌です。
参考になりましたか?
僕もこれを実際にバレーをやっている子に伝えて行き、4人と言わず10人、100人と上達出来る子を増やして行きたいと思っています。
そしてこの理論が正しい事を証明して行きます!
それが・・・俺の夢だ!!(多分)
2. 秘密のサーブカット まとめ
結構文字数が多くて読むの疲れたのではないですか?
書いてる僕もまぁまぁ疲れました。
今、ハーゲンダッツの抹茶をドカ食いしたい気分です。
その前に今回の内容をまとめましょう。
〇 秘密のサーブカットのポイント
- 正面に入れなくても〇〇に入る
- とにかく待つ
- 腕を振れないようにする
- 適当にやる
〇 サーブカットのボールを待つためのポイント
- 目線をあまり上下させずに腰を落としたままにする
- ボールが飛んできたら「待つ」「待って」などをつぶやく
- ボールが腕の面に当たった瞬間に初めて膝を動かす
〇 サーブカットで腕を振れないようにする方法
- ハンズダウンの構えをとり腕を最初から前に出した状態を作る
- ボールが飛んできたら肩を少しすくめるようにする
秘密のサーブカットいかがでしたか?
もう早速練習で試したくて試したくてしょうがないんじゃありませんか?
もう安心してください。
あなたは出来ます!!
修造さんも言ってました。
出来る~出来る~君なら出来る~♪
大丈夫!君は太陽だから!!
そういう事です。
さぁ、友よっ!!
新しい境地にたどり着こうではないか!
サーブカット!何するものぞ!!
ナイスレシーブを量産しようぜ!!
それではまた!