レシーブ力アップ!?ほとんどの人がやらないレシーブの構えがこれだ!
新型コロナウイルスの影響で全国の学校が一斉に休み(2020年3月現在)
そんな中でも質問のコメントやメッセージは来るわけですよ。
僕自身、バレーをこんなにやらない時期が過去にあったでしょうか?
久しぶりに「引きこもりニート」みたいに1日部屋から出ず、バレーの事やムエタイの事、そして世界平和の事について考えていました。
そんな中、レシーブをもっと上達させるには構えを変えてみてはいかがざんしょ?と思い、悪の科学者ばりに研究をしていました。
結果・・・・
あれっ!?この構え使えるんじゃねーの!?
って構えを発見しました・・・。
こんにちは!
中学生のサーブが早すぎてサービスエースをとられまくった・・・赤鬼です!
あいつら・・・鬼の首とったみたいに喜びやがって・・・
さて、今回は今までにないレシーブの構えを紹介したいと思います。
バレーができない状態なので、ほぼ「試作段階」ですが、モニターとして中学生数人に試してもらった結果・・・・これは後ほど!
ただ、自分に関してはハッキリとレベルアップを実感できました!
前置きが長いので本番に行きましょ!
オッケー!レッツゴー!
1. 新しいレシーブの構えの方法と特徴
それでは新しいレシーブの構えの方法と特徴をごらんください。
「新しい」といっていますが、すでにこの情報が出回っていたり、「そんなものとっくにやっとるわ!ヴォケ!」って人がいたら・・・すまん!
◯新・レシーブの構えの方法
- 通常のレシーブの構え同様、腰をしっかりと落として構える
- 両肘を脇腹の全部にくっつけて固定する
◯新・レシーブの構えの特徴
- 肘が固定されているので腕を振りにくくなる
- ボールをしっかりと引きつけれるようになる
- 横のボールが若干とりにくくなる(っぽい)
それでは詳細をご覧いただきましょう。
1-1. 新・レシーブの構えの方法
まずは通常のレシーブの構え(ハンズミドル)をご覧ください。
この構えだと肩、肘の2箇所が自由に動くので、腕を振ったりボールをしっかりと引きつけにくくなります。
例えるなら2本の棒をボルトとナットで軽く繋ぎ止めているようなものです。
当然、プラプラするので動きやすくなります。
また、腕を下げやすくなるのでレシーブの時にもんのすっごい振ってしまいます。
結果、明後日の方向にボールが飛んでいく羽目に・・・
それを改善するために僕は考えました。
[speech_bubble type=”think” subtype=”L1″ icon=”oni1.jpg” name=”赤鬼”] 空手の正拳突きなどは脇が開くとたちまち力が真っすぐにならず、威力が下がる。
ほんならレシーブも脇を閉めた方がええんちゃうの?
いやいや・・・正拳突きみたいに肘を横にくっつけてもボールのスピードに対応できませんがな・・・[/speech_bubble]
こんな感じで、あーでも無いこーでも無い、何じゃかんじゃと脳味噌を働かせておりました。
そこで一つの光明が💡
あっ!こうしたら素早く腕を前に出せて、下がりにくくなるかもっ!
ではご覧ください!
こちらです!
1-2. 新・レシーブの構えの特徴
そう。
脇腹の前部分で肘を固定してみたのです。
前から見るとこんな感じです。
この構えだと腕を下からすくうような形では無く、空手の正拳突きのように前方向にズバッと出す形になります。
その結果、腕を振る事が少なくなり、しっかりと固定された面にボールが当たる形になったのです。
また、肘を脇腹の前にくっつける事で自然と猫背になり、レシーブに適した構えになります。
そしてボールが来ても肘さえ離さなければ前屈みの状態をキープできるので、ボールを迎えに行ったり後方へのけ反ったりしにくくなったのです。
つまり、サーブカットの時などでも、しっかりとボールを呼び込んでカットが出来るので、丁寧なレシーブが可能となります。
(ボールをオーバーで処理するにしても、肘が固定されているので素早く腕を上げれます)
さて、ここで察しの良い人ならこう思われたかもしれません。
でも、その構えだと横のボールに対応できないのでは?
そうっ!
この構えを試してもらった中学生も同じ事をほざいておりました💢
ですから、僕は反論してやったのです。
普通の構えでも、君ら横のボール対応できひんやんけ・・・・💢
静まり返る一同・・・。
そもそも横のボールが弾かれやすい子の特徴ってこうなんです。
体のほぼ真横でレシーブの面を作ってしまい、強打の時などは威力に負けて弾かれてしまいます。
この肘を固定する構えだと一見、横に腕を出しにくく感じますが、決してそうではありません。
逆に真横に腕を出しにくくなるので、必然的に前の方で取るのでボールの勢いに負けにくくなります。
コツとしては腕を出す方向に腰を捻り、ボールのコースに腕を突き出すような感じですね♫
これは真正面よりもコンマ何秒遅いかもしれませんが、それでも十分に間に合うレベルです。
一番ベストは常に正面で取る事なので、強打が来たりしても体ごと正面に入るようにしてみてください。
正面こそ、この構えが本領発揮される時です。
さて、最後にこの構えの最大の特徴・・・
腕を振りにくくなる事!
何となくですが、肘を固定している状態の方が腕を下げにくくなります。
小中学生くらいだと、これくらいのレベルで腕を下げる事がありますよね?
なので、先ほど僕にイチャモンをつけてきた中学生に被験者になってもらいました。
結果・・・・
強打の時に腕を振っていた子が、全く振らなくなりました!
ただ、人によってはガチガチになってしまい動きが悪くなっていたので、完全に脱力することを意識してください。
まぁ、おおむね実験は成功です。
僕も被験者の中学生も驚いていました。
この記事を書いている段階ではまだ試作段階ですが、この被験者の子達のおかげでレシーブが改善されると言う事がわかりました。
もしあなたがチャレンジしてみたら、監督に「何じゃその構えは!!💢」と言われる可能性がありでしょう。
しかし、試す価値はあると思います。
日本人は変化を嫌う民族なので、教本や自分の経験には無いものは受け入れ難い傾向が強いです。
しかし、それを覆すくらいレシーブ力を上げれば、監督も納得せざるを得ないでしょう。
結局、どんな形であれ、ボールを上げてチームに貢献できるのがベストなんですよ!
このレシーブの構えが使えるなと感じたのであれば、どんどん試してみてください♫
2. 新・レシーブの構えまとめ
それでは今回の内容をもう一度おさらいしましょう。
◯新・レシーブの構えの方法
- 通常のレシーブの構え同様、腰をしっかりと落として構える
- 両肘を脇腹の全部にくっつけて固定する
◯新・レシーブの構えの特徴
- 肘が固定されているので腕を振りにくくなる
- ボールをしっかりと引きつけれるようになる
- 横のボールが若干とりにくくなる(っぽい)
いかがでしたか?
この構えは偶然の産物であり、おそらくどの教本にも動画サイトにも出回っていないと思います(多分)
冒頭でも書きましたが、もしかしたら既に使っている人がいるかもしれません。
しかし、今回初めて知った方は是非チャレンジしてみてください。
そして「レシーブが上達した!」って人がたくさん現れれば現れるほど、僕の実験は成功と言えるでしょう。
僕がバレーを教えている子達のように、上達を実感された方。
気が向いたらコメント欄にてお知らせください。
泣いて喜びます(おそらく)
それではまた!