サーブ

バレーボールのフローターサーブが入らない!?原因と改善方法はこれ!

赤鬼
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それは・・・ある方の言葉から始まった・・・。
フローターサーブが入りません・・・。
左様でございますか・・・。

 

こんにちは!中学生のフローターサーブを見て、入らない原因を色々突き止めた・・・赤鬼です!
割と共通してる事一緒やね。

 

いやぁ、以前書いた「フローターサーブ」なんですが、お陰様で沢山の方に読んでいただいています。
ただですね、僕自身 気になっていた事があります。
それは・・・「正しいやり方は書いたつもりでも、間違ったやり方の改善方法が書いていない」と言うことです。

 

確かにバレーボールの教本や色んな方のサイトを見ても、ほとんどが「正しいやり方」しか書いていません。
数学に例えるなら「問題の答えは書いているのに解き方が書いていない」ようなものです。
ならば今回は!!間違ったやり方の原因と改善方法を書いてみようではありませんか!!

 

ありがとう!気づかせてくれたお友達!
今から紹介するから参考にしてください!!

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1. フローターサーブが入らない原因一覧

それではフローターサーブが入らない原因をご覧ください。

◯フローターサーブが入らない原因一覧

  1. 打つ時に肘が下がる
  2. 筋力不足
  3. メンタルが弱い
  4. トスが安定していない
  5. 体重移動が出来ていない
  6. 内旋、外旋が出来ていない

主にこの4つが原因ですね。
これらは以下の動画で改善方法を紹介しています。
一度ご覧いただき、参考にしてみてください。

それでは記事の方でもう少し解説させていただきます。

1-1. フローターサーブが入らない原因その1 打つ時に肘が下がる

バレーボールを指導していた頃、比較的多かったのが「肘が下がる」ということです。
この原因としては右手を後方に下げた時に、肘を曲げすぎている可能性がありますね。
写真で紹介しましょう。

fsw

このように「肩と同じ高さ」になってしまう事が非常に多いのです。
先程、記述していたように肘の部分がしっかりと曲がっていますよね?
肘が下がってしまう子は、ほとんどがこの形になってしまう傾向が強いようです。

fsw2

もう一つの肘が下がる原因が「前方向で肘が下がる」です。
これはトスの落下位置が前の方に行き過ぎている時に起こりやすいですね。

 

この前方向で肘が下がる方は、トスの位置を調整するように心がければ大半は改善されます。
問題は横方向に肘が下がる方ですね・・・。
この問題を解決するために、細かく解説して行きましょう。

1-1-1. 「肘が下がる」 改善方法その1

肘が下がるとは表現を変えるとどうなるでしょう?
手っ取り早く言うと「打つために適したフォームができていない」となる事です。

 

それを改善する方法としては、「ボールを使用せずに素振り」をしてみる事です。
色んな学校を見ていて思ったのですが、野球やテニスはボールを使用せずに「素振り」があるのに対し、
バレーはほとんど練習メニューに組み込まれていないのです。

 

「トスはこう。打つ場所はここ。フォームはこう。さっ!やってみよう!」
大体がこんな感じなのではないでしょうか。

 

しかし、このやり方だとトスの善し悪しでフォームが崩れ、結果として変な癖がついてしまいます。
そうならないために、簡単なフォームをご紹介しましょう。

 

繰り返しますが、最初はボールは使用しないでくださいね。
それでは行きましょう。

fs1

まずは肘を軽く曲げて手を挙げます。
ちょうど耳の真上に手の平が来るようにしましょう。

 

イメージとしては、皆さんが授業中にわからない問題が出た時、
先生に「この問題わかる人?と質問された時のような挙手の仕方です。
ノリで挙げたけど「先生あてないでね」って時のような感じです。

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そのまま手を挙げたまま腰を時計回りに回転させ腕を後ろに引きます。
ここまでの動作を最初はゆっくりと行い、慣れて来たら早く行いましょう。

fs3

今度は腰を反時計回りに動かし、耳の高さ辺りで肘を突き出します。
先ほどの後ろに引く動作に慣れて来たら、この肘を前に突き出す動作と組み合わせて行いましょう。
最初はゆっくり行い、慣れて来たら段々と早くがポイントです。

fs4

前から見るとこんな感じです。
肘の下側を前にいる人に見せるようなイメージでやると自然にこの形になります。

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1-1-2. 「肘が下がる」 改善法その2

続いて少し僕にとって懐かしい練習方法を御紹介します。
それは・・・「壁際に立ってタオルで素振り」です!
写真で見ていきましょう。

tt1

まず初めに写真のようにタオルを持って壁際に立ちます。

tt2

先ほどの紹介した一連の動作を思い出しながら、手にタオルを持ったまま肘を後ろに引きます。

tt3

最後の肘を突き出した動作からタオルを振りましょう。
「バサッ!!」と大きな音が出るようにスイングするのがポイントです。

 

ちなみにこの練習なんですが、横に肘が下がると壁に当たり、前に肘が下がるとタオルの良い音が鳴らない仕組みになっています。
先ほどの素振り同様、最初はゆっくりで結構です。
肘をぶつけないように注意しながら行いましょう。

1-1-3. 「肘が下がる」 改善方法その3

さて、「肘が下がる」癖を改善する方法その3に行きましょう。
今回は少しボールを使用して行います。

 

学校の練習の合間や、練習試合で試合に出ていない時にやると良いでしょう。
またまた写真で見ていきます。

壁打ち1

ボールを壁に当てて下から支えながら、肘を下げずに後ろに引く場面まで行って下さい。

壁打ち2

そのまま肘を前に出すフォームまで行い、壁に当てているボールを叩きます。
真っ直ぐスイングする事がポイントです。

 

この時に当ててからすぐにボールから手を離さずに「グッ」と押すようにしてみましょう。
ボールに手がヒットした時に「押し出す感覚」が養えます。

壁打ち3

真横から見るとこんな感じです。
写真のように肩を基点にし「45度~60度」くらいの場所でボールを叩きます。
何度も繰り返し、体に染みこませていきましょう。

 

以上が「肘が下がる」原因と改善方法です。
最も多いので、しっかりたっぷり書かせていただきました。
それでは次に、他のフローターサーブが入らない原因を見ていきましょう。

1-2. フローターサーブが入らない原因その2 「筋力不足」

皆さん、パワーに自信がありますか?
まぁ、「私あります!!」って人の方が少ないと思いますが。
( ̄▽ ̄;)

 

さて、フローターサーブを練習していて、力が足りずネットを越えない人がいます。
これは根本的に筋力が不足しています。
それを判断する基準ために、まずは「遠投」を行いましょう。

 

サーブを打つ場所からボールを持って、ネットを越えるようにぶん投げて下さい。
これでネットを越えないと完全に筋力不足です。

それを改善する方法としてあなた方が大嫌いな「筋トレ」を行いましょう。
「でも、どんな筋トレをすればいいかわかりません・・。腕立てとかですか?」

 

そう思ったあなた!安心してください。履いてま・・
以下にサーブに必要な筋力を養えるメニューを用意しました。

 

基本的に中学生は成長期なので、重たい筋トレ器具を使用するトレーニングは厳禁です。
そこで、中学生でもできるメニューを選んだので自宅などで実践して下さい。
もちろん一般の方でもオーケーです。

 

まずはコアマッスルを鍛えましょう!
コアマッスルとは一般的に言う「体幹」です。
その代表となるものが「腹筋」と「背筋」です。

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上記の二つを鍛えつつ、「肩」の筋肉も鍛えましょう。

肩が強いとパワーのあるスパイクも打てるようになりますよ。

 

はっきり言って、どこの学校でも好き好んで筋トレをやる子は少数派です。
これを逆手に取って、あなたは影の努力を行いパフォーマンスを上げる努力をしましょう。

 

もっと言えば、全国に行くような強豪は当たり前のように影の努力をしています。
あなたも負けじと「影の努力」を日課としてみてはいかがでしょうか。

1-3. フローターサーブが入らない原因その3 メンタルが弱い

筋力もある、フローターサーブに適したフォームもできる。
なのに入らない人がいます。
これは完全に気持ちの問題です。

 

先生に怒鳴られた後、試合会場の雰囲気によるプレッシャー、試合なれしていない事から起こる緊張。
大体が上記の理由からサーブが入らなくなったりします。

 

なぜこんな事がわかるか?これを全て経験した奴がいるからです。
それは・・・やっ!!

 

何を隠そうこの僕こそが!
キング・オブ・チキン」の称号を冠する男なのです!

 

では、いつもチキってる僕はどうやって乗り越えて来たか?
まずは「とことん練習する」でした。

 

とにかく試合を想定してサーブを打つ!打つ!打って打って打ちまくる!!
そうするとどうなるか?
あれだけ練習して来たから大丈夫!!
と自身が湧いてくるのです。

 

では、今現在サーブが入らない人はどうするのか?
自身もヘチマもあったもんじゃありません。

 

そんな時は「根拠の無い自信」を持ちましょう。
「私はサーブが入る!!根拠?そんなもんないよ!!」
すると人間の脳は面白いことを始めます。

 

今、サーブが入らないのにサーブが入ると根拠もないイメージを持っているあなたの空想を、
現実にしようと働きかけるのです。

 

よく一流選手がイメージトレーニングの通りに試合運びができたと言いますが、
あれがまさしく典型的な例ですね。
と言っても、何の努力もせずに打てるようになるわけではないので注意しましょう。

 

では、もう少し脳の働きを見ていきましょう。
上記のやり方の応用したものがあります。

 

それは小声で「サーブが入る。サーブが入る。」とつぶやいてみるのです。
自己暗示にかかりやすい子は、たったこれだけで入るようになります。

 

逆に「ミスらないように。ミスらないように。」などサーブを打つ時に考えてはいけません。
脳は否定的な認識ができません。

 

試しに赤い風船を思い浮かべないでください。
否定文なのに大半の肩が「赤い風船」を思い浮かべてしまったのではないでしょうか?

 

このように頭にマイナスイメージを浮かべないようにするのも一つの手です。
まぁ、究極レベルで集中すると何も考えなくても身体が勝手に動いてくれるのですが・・・。
皆さんも努力次第で身に付ける事が可能なので、しっかり練習していきましょう!

 

というわけで、以上が「フローターサーブ」が入らない理由です。
長い時間、お付き合いありがとうございます。

 

これ以外に「私はこれで入りません」って方は、気軽にコメント欄に書き込みしてください。
答えれる範囲で解答させていただきます。

 

さぁ!改善策はわかったところで練習しましょう!
明日の試合でサービスエースを決めるのは あなたかも!!
それではまた。

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