バレーボール

バレーの試合でミスした時の対処法は?4つのやり方がありました!

赤鬼
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サーブカットを弾いた。
チャンスボールがセッターに返らなかった。
スパイクをネットにかけてしまった。

 

こうなったらさぁ大変!
監督からの怒号のオンパレードです。

「何やってんだ!!もういい!他の奴と代われ!!!!」

「あーあ、いつになったらそのボール取れるねん。」

「またお前のミスで負けるわ。」

こんにちは。
以前、相手のマッチポイントなのにジャンプサーブのトスを思いっきりミスして何とか前跳び!
ボールはネットを越えた事は越えたのですが・・・ラインクロスして1セット落としてしまった・・・赤鬼であります!!
試合中やのに全く違う事を考えてました(-_-;)

 

さてさて、日本には失敗=悪といった風潮があります。
仕事でも勉強でも、もちろんバレーの試合でもミスする事はダメなんだ!
悪い事なんだ!!って感じがとても強い。

 

実際、僕もバレーを始めた中学時代、試合中にミスしようものなら思いっきりビンタされるわ、靴飛んでくるわ、椅子飛んでくるわと今では考えられない事ばかりでした。
ここ数年でもバレーの練習中にミスして「死ね」と言ってきた奴もいます。
まぁ、僕も良い大人なんでスルーしましたけどね。

 

その時の心境ですか?
まぁ、僕も良い大人なんでね。
ソフトに言いますよ?

 

ぶっ〇す・・・

 

何でたかだかバレーの練習中のミスでそこまで言われなあかんねん。
本当に次にあいつと会ったら必殺技の跳び膝蹴りくらわしたるわ!!

 

とまぁ、僕のぶっころ宣言は置いといて・・・。
今回はミスする事はそんなに悪い事なのか、そして実際にミスしたらどう対処すべきかを紹介していきたいと思います。

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1. ミスする事はそんなに悪い事?

さて、試合においてミスするのは悪い事なんでしょうか?
結論・・・時と場合による。

 

バレーの試合においてどうしてもミスをしてはいけない場面と言うものがあります。
流れがこっちに来ているのにサーブミス。
相手のマッチポイントでこっちのミス(経験者は語る・・・)
味方がスーパーレシーブをしたのにスパイクを打ってアウト等々。

 

ですがバレーボールで絶対にミスをしない選手なんていません。
それを変に監督やコーチがガミガミ怒ったりするのでミス=悪と言った印象を受けてしまうのです。

 

言わば減点方式!
良いプレイをしても褒めらえる事はありません。
そして今現在注意知れている事が解決したら、また別の事で注意されるようになるのです。
これでは委縮してしまって良いプレイをするのは難しいのではないでしょうか?

 

まぁ、強くなるには厳しい環境での練習も必要かもしれませんが、何でもかんでも減点だとモチベーションも下がります。
ではミスをしたらどうすべきか?
それを具体的に見て行きましょう。

2. ミスをした時の対処法

中学時代、鬼監督の元でミスをする=死を意味する事でした。
そうなるともう大変。

 

頭の中は真っ白になり心臓はバクバク。
えっ?俺、今から誰かに告白でもすんの?ってくらい鼓動が早いビート刻むっつーか。
ただでさえまともにプレイできないのに、こんな状況だとなおさら良いプレイなんてできません。

 

僕のサイトにコメントをくれる方の中にも、ミスをしたらどう対処していいのかわからなくて困っている人もいます。
では具体的にどうすべきか?
それがこちら。

〇 ミスをした時の対処法

  1.  原因を探す
  2.  声を出す
  3.  開き直る
  4.  決まったら盛大に喜ぶ

この4点くらいが今まで僕が心掛けてきた事です。
では細かく解説していきましょう。

2-1. 原因を探す

その昔・・・トーマスが言ってたんですよ。

「失敗ではない。うまくいなかい1万通りに方法を発見したのだ。」

トーマスて機関車じゃありませんよ。
誰だ!?機関車トーマスと勘違いしている人は!

 

トーマス・アルバ・エジソン(1847~1931)ですよ!!
ご存知「発明王」エジソンですが、彼の発明品は全て成功したわけではありません。

 

数えきれない失敗作の元、蓄音機や発熱電球などの発明をしたのです。
エジソンの失敗した回数に比べたら、僕たちのミスなんて屁みたいなもんですよ(エジソン本人は失敗とは言ってませんが・・・)

 

ただ、この話をすると二通りの解釈をする人がいます。
一方は「これは失敗じゃない。新しい発見だ!ウェーイwww」と何も考えないタイプ。
もう一方は「今のミスは何が原因なんだろ?相手のサーブが伸びるタイプなのに対してフォーメーションが前すぎたのかも・・・。」
原因究明タイプ。

 

同じミスをした者同士でも、この差は本当に大きいです。
ちゃんと何が悪かったのか考える人はミスの回数が段々と減ってきます。
反対に何も考えない人は2~3ヶ月過ぎても、同じような事で監督に怒られているのです。

 

孔子(紀元前552~479)のおっちゃんも言ってました。

「過(あやま)ちて改あらためざる、是(これ)を過ちという」

「失敗しても改めようとしない。これを本当の失敗って言うですよ」って意味です。
普段の練習からミスしたら「これがダメだから失敗したんだ。じゃあ、今度はこうやってみよう」と言った姿勢で取り組むようにしましょう。

 

具体的なアドバイスもしてくれなく「お前~!何でそんなボール取れねーんだよっ!!!」と怒るだけの監督なんて気にしない気にしない!一休み一休み!
(晩年が最悪の生臭坊主 一休宗純)

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2-2. 声を出す

あなたは知っていますか?
人間の脳はとても騙されやすいと言う事を。

 

とんでもない高性能なのに本人(?)は頭蓋骨の中の真っ暗闇の世界。
例えばここに一輪の花があるとしましょう。
でも、脳自身はこれを花と認識する事はできません。
目で見たり触ったり、匂いを嗅いで初めて「これ・・・花ですやん!」と認識するです。

 

ですからミスをしたら「やってしまった・・・」と言うような嫌な顔や泣きそうな顔をいつまでもしないようにしましょう。
そして声を出す!
そうする事で脳は「あれ?こいつ、ミスしたのに全然平気やん。自分の勘違いやったんや。ほな、アドレナリン出さなあかんわ。」と勘違いするのです。

 

それにミスをしてずっと黙ったり泣きそうな顔をしていると、相手に狙われる確率が大幅に上がります。
気を付けてください。
世のバレーボーラーは良い人ばかりではありません。
僕のように人の嫌がる事に無上の喜びを感じる鬼もいるのです。

2-3. 開き直る

ミスをしたら反省はもちろん必要です。
何かミスをしたら監督がギャーギャー文句を言って来ても気にしない。
パッと反省してミスの原因を究明し「うるせー!今にお前を見返すくらいのすげープレイをしてやるから黙ってろ!バーロー!」くらいの気持ちでいましょう。

 

どうせどんなに頑張っても人間ミスする時はします。
冒頭の僕のように試合中に別の事を考えて死刑レベルの珍プレイする奴だっているんです。

 

今できない事を嘆く暇があるなら、何がいけなかったのか考えて今後の自分につながるミスに変えてしまいましょう。
それがやがて試合中のスーパープレイにだってつながるのです。
開き直る・・・かなり使えますよ。

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2-4. 決まったら盛大に喜ぶ

先ほどの「脳は騙されやすい」と言いました。
これを上手く利用するとテンションを上げる事も可能です。

 

例えば自分がミスをしました。
でもその後、スパイクやサーブが決まったとしましょう。
その時がチャンス!!
思いっきり喜ぶのです。

 

そうすると、またまた脳は騙されアドレナリンを分泌させパフォーマンス向上につながるのです。
大阪のとある女子バレー部なんて、劣勢であろうと1点決めたら本当に「3点くらい決めたんか?(;^ω^)」ってくらいお祭り騒ぎをしています。

 

最初は恥ずかしい気持ちもあるとは思いますが、バレーをやっている時は「別の自分」になりきって大はしゃぎしましょう。

 

そうすれば監督が罵詈雑言をあびせて来ても、そこまでテンションは下がりません。

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3. ミスをした時の対処法まとめ

いかがでしたがでしょうか?
少しはミスに対するイメージが変わったのではありませんか?
それでは今回の記事をもう一度おさらいしましょう。

〇 ミスに対する対処法まとめ

  1.  原因を探す(失敗を失敗で終わらせない)
  2.  声を出す(ミスをした時こそ気持ちを奮い立たせるためにも声を出す)
  3.  開き直る(ミスは誰にでもあるものなので過剰に気にしない)
  4.  決まったら盛大に喜ぶ(お祭り騒ぎこそ気力アップにつながる)

日本の部活指導のスタイルは、前時代的な「とにかく厳しくする」と言う名残が今でもあるように感じます。
僕自身、そういった環境で育ったため否定をするつもりは毛頭ありません。
実際、それで結果を出しているチームはたくさんありますしね。

 

ただ、中学生時代の僕は監督の怒鳴り声にビクビクしながら普段から練習していたのも事実です。
監督の性格を変えるなんて、よほどの事が無い限り不可能でしょう。

 

ですから、ミスをした時はあなたの心構えや行動を変えて行くしかありません。
 ミスを恐れず全力プレイ!この姿勢でいれば気持ちも随分と楽になってくるものですよ。
頑張りましょう!
それではまた。

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