バレーボール レシーブ 手の形は?色んな種類を大公開!
初めてバレーボールのレシーブを教えて貰う時、ほぼ100%最初に習う事があります。
それが・・・手の形です!
こんにちは。
「究極のバレーバカ」赤鬼です。
今日はですね、バレーを初めて間もない方のためにレシーブの手の形を紹介して行きましょう。
手の形は基本的には同じなのですが、人によっては微妙に違ったりします。
あんな形やこんな形、「えっ!?そんな形すんの!?」みたいなものもあります。
今日は手の形だけでなく、せっかくなので腕の形も一緒に公開したいと思います。
それでは行きましょう!!
Contents
1. こんなにあるある レシーブの手の形
それでは最初にレシーブの手の形から見ていきましょう。
先ほど記載した通り基本的な部分は同じです。
その基本的なものと使い手がほとんどいない形の両方を紹介します。
一応、組み方を紹介しておきましょう。
〇 バレーボール レシーブの手の形
- 左の手のひらに右の親指以外の指4本を付け根から乗せる
- そのまま軽く包み込むように握りこむ
たったこれだけです。
では今度は色んな種類を紹介します。
1-1. レシーブ手の形 ベーシックスタイル
まず超基本的な組み方です。
これが一番使う人が多いのではないでしょうか?
まずは両手の平を天井に向けます。
左手の平に右手の甲を乗せます。
どうでもいいですが、僕の生命線めっちゃ短い・・・。
近日に中にお空に旅立つかも・・(泣)
両手を合わせたら軽く握り込みます。
これがベーシックスタイルです。
続いて別の組み方も見ていきましょう。
1-2. レシーブ 手の形 ベーシックスタイル(改)
続いてベーシックスタイル(改)を見ていきましょう。
先ほどのベーシックスタイルとほぼ同じです。
ここまではさっきと同じです。
右手を軽く握ります。
右手の拳を左手の平で包み込むように組みましょう。
一見、強打レシーブの時等に簡単に外れてしまいそうですが、意外にしっかりとしています。
ちなみに僕の組み方もこの形になっています。
理由としては、この方が少しだけ早く組めるためです(あくまで個人的な見解です)
それと一応伝えておきますが、「ベーシックスタイル」とは僕が勝手に呼んでいるだけであって業界用語ではありません。
友達相手に使用して「ベーシックスタイルって何?」ってつっこまれても僕は責任を負いかねます。
うっかり言ってしまいつっこまれたら「赤鬼って変態が言うてたんだよっ!!」と言いましょう。
あなたのために、あえて汚名をかぶろうじゃありませんか(泣)
1-3. 使い手がほとんどいない 組み方2つ
最後は僕の長い競技歴の中で1回か2回しか見た事がない組み方を紹介します。
これはあくまでも「おまけ情報」なので「ふ~ん、こんなのもあるのか~」程度の気持ちで読み進めてください。
まずは1つ目。
両手を軽く握りこみます。
そしてそのまま拳同士を合わせます。
高校時代にこのスタイルの人を見た事がありますが、ちゃんとレシーブ上がってました。
強打などですぐに弾かれそうな感じなのに不思議な印象を受けたのを覚えています。
続いてもう1つ紹介します。
両手のひらを上に向けます。
これもベーシックスタイルと同じですね。
左手のひらに右手の甲を乗せます。
そこから・・・・何もありません。終了です。
びっくりしたでしょ!?
いやいや、ほんまにいてたんですよ!!
興奮のあまり関西弁になってしまいました
( ̄▽ ̄;)
しかし、このレシーブの手の形の利点としては「レシーブをする面が少し大きくなる」と言う事でしょう。
試しに今やってみて下さい。
微妙に大きくなりますので。
以上がレシーブの手の組み方です。
初心者のかたはくれぐれも変な組み方の真似をしないようにしてください。
監督やコーチに怒られちゃいますよ。
では今度は、せっかくなので手の組み方だけでなく、腕の形も見ていきましょう。
これは経験者の方も使えるので、ぜひご覧ください。
2. バレーボール レシーブ 手の形「腕編」
レシーブの手の組み方まではバレー部の先輩に教えてもらえるとしても、腕の形まで教えてくれる先輩はほとんどいないでしょう。
実際、僕もそうでした。
この章では、そんな「腕の形」や疑問を見てきましょう。
ちょっと変わった組み方やレシーブの面の広げ方など紹介します。
2-1. レシーブの面を広げる腕の形
バレーボールのレシーブにおいて面が狭いよりも広いほうがレシーブしやすいのは誰でも容易に想像できるでしょう。
でも中学生などは体格の関係上、大人よりもレシーブの面が狭いのが事実。
それを少しでも広げる方法が実はあったのです。
それがこちら。
〇 レシーブの面を広げる方法
- まずは手を組む
- 腕をしっかりと伸ばす
- 手首を前方向へ曲げる
これだけでは根拠がないので写真で検証してみましょう。
まずはこれが通常のレシーブの手の形です。
腕のテーピングで印をつけた部分にご注目。
手首を前に倒すと、あら不思議。
レシーブの面が少しだけ広がります。
写真は同じ位置から撮影したので錯覚ではありません。
慣れていないと少し痛いかもしれませんが、じきに痛みも感じないようになってきます。
ぜひお試しあれ。
2-2. レシーブの腕は絶対に曲げてはいけない!?答えはこれ!
バレーボールのレシーブにおいて腕を曲げてしまうと、十中八九「腕を曲げるなっ!!」
と怒られてしまいます。
では、絶対に絶対に ぜ~~ったいに!腕は曲げてはいけないかと言うと・・・・
状況によっては曲げてオッケーです。
では、その状況とは一体どんな時か・・・・
ずばり「ブロックの吸い込み」です!
まずは通常のレシーブの手の形で見てみましょう。
ブロックをしてボールを吸い込んでしまいました。
すぐさまボールを上に上げなければなりません。
しかし、ほぼネットに密着している状態で手を伸ばしてレシーブすると・・・・
大概ネットを越えてしまいカウンターをくらいます。
これでは意味がありません。
では、どうすべきか?
今度は手を伸ばさないでやってみます。
先ほどと同様、ブロックの吸い込みをやってしまいました。
手を曲げて背中をやや後方へ反らしコンパクトに手を振り上げます。
すると先ほどよりも上に上げやすくなります。
ブロックの吸い込み時のような緊急事態では、とにかくコート内へ高くボールを上げるようにすることが大事です。
低く上げてしまうとセットアップが間に合わず、セッターが大変になりますので。
次のボールを触る人の事も考えて上げる意識も持つようにしましょう。
せっかくなので正面からも見てみましょう。
ブロックをしてボールを吸い込みました。
先ほどと同様、腕を曲げてコンパクトに振りぬきます。
コート内へ返すようにする。
たったこれだけです。
この時に焦らず冷静に対応しましょう。
ただ、吸い込みしないようにブロックの時にしっかり手を前に出せば、ある程度は防げるのですが一応紹介させていただきました。
今回はブロックの吸い込みの時のみの紹介でしたが、他にあるとすれば胸元に飛んできたディグの時ですね。
僕の後輩もたまにやったりしています。
機会があれば通常の練習時に挑戦してみましょう。
3. バレーボール レシーブ 手の形まとめ
では、今回の記事の内容をもう一度まとめましょう。
〇 バレーボール レシーブの手の形
- 左の手のひらに右の親指以外の指4本を付け根から乗せる
- そのまま軽く包み込むように握りこむ
〇 レシーブの面を広げる方法
- まずは手を組む
- 腕をしっかりと伸ばす
- 手首を前方向へ曲げる
〇 レシーブは絶対に手を曲げてはいけない?
- ブロックの吸い込み時や胸元に飛んできた強打をレシーブする時に関してはOK
- どんな形にせよ上に上げる姿勢が大事
- セッターがトスを上げやすいようにやや高めにボールを上げる。
以上、レシーブの手の形でした。
この記事を読んでくださっているあなたは、おそらくバレーを初めて間もない方だと思います。
先生や先輩に教えられた事を素直に実践するのはもちろん大事ですが、ちゃんと基礎が固まったのであれば今回のように色々な手の形に挑戦してみましょう。
繰り返しますが、どんな形であってもボールを上げる姿勢が大事です。
そのためなら少々、マニュアル通りでなくても問題ありません。
逆に違う方法などに挑戦したほうが、プレイの幅も広がると言うもの。
過剰に形にこだわらないように心がけましょう。
それではまた。