学校でいじめられた時の対処法は?元いじめられっ子が教えます!
学校に行きたくない・・・
学生時代の僕は毎日こんな事ばかり考えていました。
なぜなら学校に行くと・・・いじめられるから・・・。
こんにちは!
元いじめられっ子、現在はいじめられている子を救う・・・赤鬼です!!
あなたは現在、いじめにあっていますか?
どうしたらいじめられなくなるか悩んでいませんか?
僕も昔は本当に気が弱く毎日いじめられていました。
悪口を言われるようなソフトなものから、ケガを負わされるようなハードなものまで体験済です。
いじめって本当に身も心も傷ついて行くとても辛いものですよね。
ですからこの記事では、かつての僕と同じようにいじめられているあなたのために、どうやっていじめられなくなるか体験を踏まえて書いて行こうと思います。
基本的に僕の体験の話がメインですが、記事の終わりに具体的に「いじめられなくなる方法」を書き示しておきます。
そして「いじめられなくなるためにとても大切な事」も最後にお話ししましょう。(超重要)
それでは僕の体験談からお話ししましょう。
※自分の体験の生の声を書いているため、少々過激な表現が目立つかもしれません。ご了承ください。
1. 赤鬼のいじめ体験談
僕は今でこそ体つきもたくましくなり、変な奴にからまれても葬り去る事ができるくらいにはなりました。
しかし、昔はヒョロヒョロで性格も暗かったので「いじめ」の格好の標的だったのです。
最初のいじめを受けていたのは小学校の時でした。
ある日、クラスの腕っぷしの強い奴に悪口を言われ始め、そこから周りのクラスメイトにも伝染して行きました。
もちろん助けてくれる子はいませんでした。
当然です。
助けようものなら今度は自分が標的にされるですから。
しかし「このままだと、自分の居場所がなくなる!」と感じた僕は、ある日泣きながら教室で大暴れしたのです。
椅子や机を蹴っ飛ばしたりしてブチギレました。
この行動が功を奏したのか、いじめっ子は一目散に逃げていきました。
その後この騒ぎが担任や他の先生に知れ渡り、小学校時代の「いじめ」はあっさりと終結を迎えたのです。
そしてそこから、中学卒業まで平穏無事に過ごす事ができました。
「もうこれでずっと平穏に学校生活を送っていける。」
この平和な日々がいつまでも続くと信じていました。
それが高校生活で終わりを迎えるとも知らずに・・・
時が過ぎ、僕は高校生になりました。
「これから更に高いレベルのバレーができる。」そんな期待で胸いっぱいで入学したのです。
バレー部に入って半年が過ぎ、高校生活初めての夏休みを迎えました。
僕の通っていた高校には合宿用の専用の宿舎があったのですが、そこの入浴の時間に事件は起きました。
上級生が二人、蛇口からお湯を出し洗面器に溜め始めました。
そのお湯を下級生(その上級生と仲の良い者以外)に掛けだしたのです。
もちろん僕も標的となり肩の部分に激痛が走りました。
当時の合宿所の風呂場のお湯は、高温設定だったので僕は肩に火傷を負ったのです。
その時お湯をかけてきた張本人が言ったセリフがこうでした。
「お前、監督にチクるなよ!シャワーをひねったらお湯が出て火傷したって言え!」
問題が大きくなる事と、また先輩の仕返しが怖くて従わざるをえませんでした。
そこから「いじめ」はエスカレートして行きました。
殴る蹴るは当たり前。
他にも陰湿な嫌がらせが続きました。
学校の先生に報告する事も出来ず、只々耐えるのみ。
もちろん親にも心配かけたくなかったので、事実を隠し通しました。
「どうせその上級生は一年過ぎれば引退する。」そう心に言い聞かせて・・・。
一年後の夏、その先輩は引退して行きました。
引退後も学校内で合うと睨まれたりする程度の事はありましたが、バレー部にいた時ほど酷い事はされなくなったのです。
当時は耐える事が偉いと思っていましたが、心の中では何か引っかかるような気がして仕方がありませんでした。
「世間一般では自分の行動は称賛されるやろう。でも・・・ほんまにこれが正しいんか?」そんな気持ちが常に心のどこかにありました。
そしてその先輩は僕や他の後輩に嫌がらせをしたペナルティは一切受けず、楽しい高校生活を終えたのです。
おそらく今は当時の事なんて全く覚えていないでしょう。
覚えていたとしても「あー、そんなんあったなぁ。あの頃はヤンチャやったからな(笑)」程度にしか思っていないと思います。
2. 空手との出会い
高校を卒業し僕は専門学校に通いました。
そこでは一切いじめなど無く、楽しめなかった高校生活を取り戻すかのように充実した毎日を送れました。
専門学校を卒業し僕は大学に編入するつもりでしたが、受験に失敗し一年間浪人する事に。
今までとは違い時間にも少し余裕ができました。
ある日、受験勉強の合間の休憩中こんな事を思い付いたのです。
「この平穏な日々は必ずしも何年先も約束されたものなんかな?
もしかしたらこの先に行く新しい場所で、またいじめられるかもしれへん。
社会人になってもいじめはあるみたいやし・・・
足りひん・・・自分を守る力が全然足りひん!!」
と同時に高校時代に俺をいじめた先輩二人に、いつか再会した時に復讐してやろうと言う負の感情が生まれたのです。
今思えば恥ずかしい話ですが、当時は本気でそう思っていました。
でも具体的にどうしたらいいかわからず、地元をフラフラ歩いている時でした。
空手の格好をした小中学生が走っているのを見かけました。
その時、なぜか気になって仕方が無かったのでこっそり後をつける事にしたのです。
走り終えた小中学生はある建物に入っていきました。
「こんなとこに空手道場あったんか・・・。」
自宅からわずか10分程度。
ビルの上の階に空手道場があったのです。
いきなり入る勇気も無く、一度家に帰りタウンページで調べてみる事にしました。
検索するとすぐに見つかり早速電話をかける事に。
当時は夢にも思いませんでした。
この一本の電話が僕の人生に多大なる影響を与える事に。
3. 赤鬼 師匠と出会う
タウンワークにかけてある番号に電話をかけ、とりあえず見学をさせてもらおうと思いました。
呼び出し音が鳴り電話の向こうで怖そうな男性が出てくれました。
ガチャッ!ツーツー・・・。
「とりあえず、道場に向かおう」
家を飛び出しドキドキしながら道場の入り口を入りました。
正直、道場の前で怖気づいて何度も帰ろうと思ったのを昨日のことのように覚えています。
しかし、ここで逃げたら弱い自分のまま。
それが嫌で嫌で嫌で仕方なかったので、勇気を振り絞り道場に入りました。
道場に入ったらもっと怖い人たちがいっぱいいるのかと思っていましたが、意外にも優しい人が多くてびっくりしました。
そして年齢層も大人から子供まで幅広く在籍していたのです。
「これなら続けていけるかも♪」
安心して胸をなでおろす僕の後ろから声が聞こえてきました。
後ろを振り返るとそこには熊のようにでっかい人物が立っていました。
道場に人達が大きな声で挨拶をしていたのですが、どうやらここの館長だったようです。
街中で会ったら絶対に目を合わせたくない強面のおっちゃんは高圧的な態度で対応してきます。
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”師匠”] 入門希望者か?[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”oni1.jpg” name=”赤鬼”] はい・・。にゅ・・入門希望者の赤鬼と申します(´;ω;`)[/speech_bubble][speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”師匠”] 練習着は持って来てへんのか?すぐに取りに帰れ。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”oni1.jpg” name=”赤鬼”] あ・・・あの見学だけの希望なんですけど・・・(´;ω;`)[/speech_bubble]
無言のままこっちをじっと見る師匠。
このままでは明日の新聞の三面記事を飾りかねないのでダッシュで練習着を取りに帰りました。
見学希望だったのになぜか練習する羽目になった僕は、半ば強引に練習させられる羽目に・・・。
その時にHさんと言う方が基本を教えてくださいました。
あの初めて正拳突きをした事、初めて回し蹴りをしたワクワク感。
今でも胸に残っています。
この後、僕は選択肢も無いまま入門書を強引に渡され空手の道を進むのでした。
4. 実力がついて変わった心境
入門してから僕と一緒に組手等をしてくださる方は、ほぼ黒帯の大人で道場の実力者ばかりでした。
練習に行ったら高確率でアザだらけで帰る事となり、何日も痛みが引かないなんてよくありました。
たまに流血もしましたし、練習がきつすぎて吐いたりもしました。
しかし、一見きつい練習でも道場の人達の協力のおかげで乗り越える事ができたのです。
道場は休みなのに僕の初試合があるからといって集まって下さった人、練習を休みがちになると心配をして連絡を下さった方。
そんな方々の支えがあったからこそキツい練習にも耐える事ができたのです。
空手道場には「いじめ」はありませんでした。
色んな人にもまれて実力がついて行く中で、僕の心境にも変化がありました。
いじめっ子に復讐なんてもうどうでもいい。
実力なんて他の人に比べたらまだまだでしたが、本当に心からそう思えるようになりました。
激しい痛みに耐え、厳しい練習に耐え、道着がボロボロになった時そんな気持ちに変わったのです。
強くなる事は決して楽ではありません。
しかし腕っぷしが強くなるにつれて自分に自信が持てるようになります。
学校でいじめられている頃に比べたら僕かなり進化しました。
そして変な話、昔いじめて来た人に心から感謝できるようにもなったのです。
あの人達が学校で僕をいじめなかったら空手にも出会えなかったでしょう。
ところでこの記事を書き終えた前日、高校時代に僕に熱湯をかけた先輩と大阪の京橋駅ですれ違いました。
完全に僕の事を忘れていたそいつを見た時の僕の心境はと言うと・・・
「こいつ・・・めっちゃしょうもない奴になってるやん・・・。」
目に生気は無く体系も肥満体。
殴り倒しても無罪ですと言われても何もする気も起こらないレベルでした。
本当にこんな弱そうな奴にあんなにいじめられていた自分が情けなくなりました。
そう思えるようになったのは、僕が強くなったからでしょう。
あなたはどうですか?
強くなりたいですか?
いじめっ子に負けたくありませんか?
でも大丈夫です。
ここまで読んでいるあなたには「いじめられなくなる可能性」が十分にあります。
最初に僕が書いていた事を覚えていますか?
いじめられなくなるためにとても大切な事。
それは・・・
行動力です。
強くなりたいのなら泣いている場合ではありません。
いじめられないようにするためにアクションを起こしましょう。
何もしないといじめられる現状は絶対に変わりません。
ある日突然スーパーヒーローがやって来て、いじめっ子をボコボコにしてなんてくれません。
いじめっ子の心境が変わって急に仲良くしてくれるなんて聞いた事もありません。
変わりましょう。
強い自分へ。
5. 赤鬼からいじめられっ子の君へ
現在、僕は空手を辞め別の武術をしています。
立ち技最強の呼び声が高いムエタイです。
本当に人生何が起こるかわかりません。
でも、あの時の空手道場への一本の電話がムエタイへの道へつながっていたんでしょう。
さてさて、最後に「いじめられっ子の先輩」として僕からいじめられない方法をいくつかお答えしたいと思います。
まずは「いじめられやすいタイプ」とはどのような要因があるか?
また、いじめられないようにするための具体的な方法とは何か?
それがこちらになります。
〇 いじれられやすい子の特徴3選
- 能力的要因
- 性格的要因
- 外見 体型
〇 いじめられない方法
- とりあえずブチギレる★
- 親や先生など大人に相談
- 勉強やスポーツで良い成績をとる
- 明るく振舞う(相手にしない)
- 一芸を極める
- 武術を習う★
ざっくり挙げると上記のとおりです。
ちなみに僕は「いじめられやすい特徴」全てに該当していました。
これは下記記事にて詳細を載せていますので合わせてご覧ください。
現在も日本のどこかで・・・いえ、世界中のどこかであなたや昔の僕のようにいじめられている人はいる事でしょう。
インターネットが普及した今、いじめの内容も更に陰湿で悪質になものになりました。
一人が誰かをいじめると集団心理で周りもやり始めるのが「いじめ」です。
これは一種の「自己の確立」と言って良いでしょう。
まぁ、そんな小難しい話は置いといて、いじめられなくなった今ハッキリと言える事は「いじめをする奴は弱い」って事です。
考えてみて下さい。
「強い者いじめ」なんて言葉を聞いた事がありますか?
自分よりも腕っぷしや外見が劣ると感じる人を叩く行為。
それが「いじめ」です。
悲しい事にこの行為を苦に自殺する子がたくさんいます。
しかし、死ぬのは絶対に行けません。
今、「死にたい」って思っている人は今すぐに死んで下さい。
本当に死ねって事ではありません。
一度、「死んだ気持ち」になって新しい自分に生まれ変わって下さい。
死ぬ勇気があるなら、強くなって「いじめっ子」を見返してやりましょう!
以上!!
さて、長々と書いてきましたがいかがでしたでしょうか?
この記事を見て「自分も強くなるんだー!!」と思ってくれた子がいると本当に嬉しいです。
あなたは「いじめ」に負けてはいけません。
いつか強くなった あなたは、同じように「いじめ」にあっている子を「いじめられない子」になるように導かねばならないからです。
「いじめ」はこれからも無くならないかもしれません。
しかし、1人1人の心の持ちようと行動1つで防ぐ事は出来ます。
いつか、この国だけでなく世界中から「いじめ」が無くなる日が来ると本当に素晴らしいですよね。
そんな日が来る事を願っています。
最後にここまで読んで下さったあなた。
もしも大阪にお住まいなら一度、僕のムエタイジムに遊びに来ませんか?
大阪の京橋にあるので興味がある方は一度「無料体験」にいらしてください。
入会するかどうかは自由なので「武術ってこんな感じなのか」って体験するくらいの気軽な気持ちでどうぞ。
一緒に練習しましょう!
それではまた。