学校の悩み

部活を辞めたい理由は何?2つのタイプ別に徹底解説!

赤鬼

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  • 先輩や顧問が苦手で部活を辞めたい・・・でも、同期とは仲が良いから辞めたくない。
  • 学校の成績が落ちてきたから辞めた方がいいかも・・でも、競技そのものは好きなので部活は続けたい。
  • 家庭の事情で部活を続けるのが難しい・・・でも、正直辞めたくない

部活を辞めたい理由には、このように「でも○○があるから・・・」と言う迷いがある、50%&50%のパターンと・・・

  • 人間関係が無茶苦茶!絶対に辞めてやる!
  • 先輩達が引退して何故かやる気が出ない・・燃え尽き症候群?
  • 思ったように実力がつかないし、何より練習がきつい・・・もうついて行けない・・・

と言ったような、100%辞めたいパターンに大きく分けられます・・・。

 

こんにちは!外部指導員をやって15年以上の・・・赤鬼です!

 

この記事のコメントや、中学の外部指導員時代にされた、部活を辞める相談件数は50を超えるぜ・・・

 

部活を辞めると言うことは生活スタイルがガラリと変わるため、言うなれば一大決心のようなもの。

 

今回は色んなパターンの解決方法と、以下のような悩みについて現役の先生達の意見などをまじえて、解決方法を公開したいと思います。(マジで聞いて来ました)

  • 部活を辞めたら内申書に響くのか?
  • 大学推薦に悪影響なのか?
  • 同じ部活の仲間から絶交されるんじゃ?

ご自身が100%辞めたいのなら第一章から、50%&50%なら第二章からご覧ください。

 

ほな、行きまっせ!

※注 双方の意見を尊重した記事ですので、「100%派」と「50%&50%派」とでは意見が違う事を書いているかもしれませんが、ご了承ください。

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1. 部活なんて辞めてやる!100%意思が固まったタイプのパターンがこれだ!

さて、「部活を何が何でも辞めたい!」と意志がキッチリ固まったあなた。
まずは部活を辞めたい原因を見ていきましょう。

 

今まで僕がバレーを教えていた生徒諸君の退部理由を思い出し、以下にまとめてみました。

 

あなたもどれが当てはまるのか再確認してみください。

部活を辞めたい4大理由

  1.  先輩や先生がウザすぎる「人間関係が原因タイプ」
  2.  部活の練習内容がキツすぎてついていけない「活動が原因タイプ」
  3.  勉強時間が確保できない「学業優先タイプ」
  4.  思った以上に努力が実らない「燃え尽き症候群タイプ」

細かく分類すると他にもあるはずですが、大半がこの4つに分かれています。

 

しかし、どんな理由があるにせよ最終的に行き着く先は、

 

意欲が無くなった

 

・・・と言う事です。

 

その「地の底」まで落ちたモチベーションを復活させるのは、並大抵の事では不可能でしょう。

 

昔、僕が外部指導員をしていたチームの生徒も、下がり切ったモチベーションを復活させる事なく退部して行きました。

 

その事を踏まえて辞める方法を見て行きましょう。

1-1. 部活を辞めたい原因No. 1!?人間関係の悩み

人間関係が嫌で、部活を辞めたいと思っているあなた!

 

最初に言っておきたい事なんですが、人間関係で部活を辞めたいって普通の事なんです。

 

ですから、「こんな事で部活辞めるなんていけないよね?」な〜んて、考えなくてオッケー!

 

社会人が仕事を辞める理由でも、学生が部活を辞める理由でも常に上位に来る原因が「人間関係」です。

 

僕も昔勤めていた会社も、人間関係と業務内容が嫌で辞めました。

 

部長のウザさが半端なかったので、精神疾患一歩手前まで行ったくらいです。

 

バレーボールの外部指導員時代も、人間関係に悩む中学生が比較的多かった印象がありますね。

 

さて、ここでよく質問されていた内容を挙げてみます。

[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”s1.jpg” name=”生徒”]

顧問(もしくは先輩など)が苦手で辞めたいんですが、これって辞める理由になりますか?

それと、どうやって辞めたらいいですか?

[/speech_bubble]

 

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”oni1.jpg” name=”赤鬼”]

結論・・・誰々がムカつくからとか、ネガティブ発言で辞めようとするとかどが立つので、別の原因をつけて辞めるべき。

でも、他の部員とかの人間関係が原因であっても、改善しそうなら続けるのもありかも。(顧問はよほどの事がない限り、指導方針は変えません)

[/speech_bubble]

例えば「顧問の先生が嫌だから辞める」といったように、どストレートに理由を言ってしまうとトラブルの元になります。(まぁ、さすがにそんな人はいないでしょうが・・・)

 

そこで人間関係が原因で部活を辞めるのであれば、かどが立たないように以下の伝家の宝刀を使っちゃいましょう。

  • 部活を辞めるにあたって、親の同意を得ている

 

  • 成績が落ちてきたので学業に専念したい

まず一つ目の「親の同意」というキーワードなんですが、僕が外部指導員時代に、部活を辞めるつもりの生徒に言われて「どうする事もできひんな・・・」と感じた言葉です。

 

その子は、周りの成長速度と自分を比べてモチベーションが下がり、退部を考えていました。

 

「皆も続けて欲しいと思ってるみたいやし、もう少し頑張るのは難しい?」と尋ねると・・・

 

いえ、親の同意も得ているので私の決心は揺らぎません!

 

・・・と言われました。

 

「おぉ、ここまで決意固めてるなら、何言うても無理やろうね・・・」と、当時の僕は強く感じたと同時に、寂しい気持ちになりました。

 

もう一つの「学業に専念したいです」も有効なのですが、ここで注意点!

 

学業を理由に部活を辞めて成績が下がる、もしくは上がらないと、後で先生に注意される傾向が強いです。

 

特に、試合でも活躍できる実力があるにも関わらず、周りの反対を押し切って退部すれば、注意される確率アップ、もしくは連れ戻される可能性があります。

 

昔、本当にそんな子いました。

 

学業を理由にして退部したのであれば、必死のパッチ(大阪弁でめっちゃ必死に頑張るって意味)で、成績を上げるために頑張りましょう。

 

とにもかくにも100%部活を辞めたいのであれば、「私の決心は絶対に揺るがねぇぜ!」という、強い姿勢で取り組みましょう。

 

さて、ここで顧問の先生に退部を申し出る時の内容を、会話形式でご覧くだされ。

 

ポイントは・・・・そうですね!

 

100%辞めるという姿勢を崩さない事ですね!

 

例えばこんな感じです。

[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”s1.jpg” name=”生徒”]あの・・・先生、お話があります。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”t1.jpg” name=”先生”] どうした?[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”s1.jpg” name=”生徒”]

一身上の都合で部活を辞めます。

[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”t1.jpg” name=”先生”]

はっ!?なんでだ!!?試合(発表会)まではもうすぐだぞ!

[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”s1.jpg” name=”生徒”]

最近、成績も落ちてきたので学業に専念したいのです。

親の同意も得ています。

[/speech_bubble][speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”t1.jpg” name=”先生”]

他の子達は両立してるぞ?

[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”s1.jpg” name=”生徒”]

他の子達は出来ているかもしれませんが、私には部活の両立はできません・・・。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”t1.jpg” name=”先生”]

そんなんじゃ社会に出ても通用しないし、何より内申書に響くぞ?[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”s1.jpg” name=”生徒”]

社会に出るまでまだ時間もありますし、内申書も改善できるように今から頑張ります。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”t1.jpg” name=”先生”]

本当に後悔しないんだな?気持ちは変わらないのか?

[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”s1.jpg” name=”生徒”]

どんな事があろうとも私の決心は揺るぎません。今までありがとうございました。

[/speech_bubble]

上記のようにスムーズに行く事の方は無いかもしれませんが、この会話のポイントは以下の通りです。

  • 「辞めたい」では無く「辞める」と断言している事。
  • かどが立たないよう「人間関係」では無く、別の理由で辞める理由を伝えている
  • 曖昧な返答では無く、キッパリと断っている

くどいかもしれませんが、部活を辞める意思が固いのであれば、その姿勢を崩さないように心がけてください。

 

あまりにも顧問が食い下がる、もしくはあなた自身がワンクッション置きたいのであれば、「考える時間をください」と伝えて、その日は帰宅しましょう。

 

そして後日、「いろいろ考えたんですが、やっぱり辞める事にしました。」と言う時間差攻撃もありですね。

 

ちなみに「部活を辞めたら内申書に響くんじゃ?」高校生なら「部活を辞めたら大学の推薦入試に影響が出るのでは?」と心配になる事もあるでしょう。

 

ですがご安心を。

 

僕も中学時代に担任の先生に見せてもらいましたが、内申書は基本的に「その生徒の良いところ」しか書いてませんでした。

 

僕の内申書はビッシリ良い事しか書いてなくて、めっちゃ嬉しい気持ちになりました。

 

ありとう、T先生!

 

そして大学推薦に影響が出るのか否かは、現役の高校教師の方に質問に答えていただたいたところ・・・

[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”t1.jpg” name=”先生”]

大学推薦は学校の成績が重要です。

部活を辞めたくらいでは悪影響は出ませんよ。

[/speech_bubble]

 

・・・というお返事をいただきました。

 

部活を辞めようとお考えの方、良かったですね!

 

これで堂々と部活を辞められますね♪

 

というわけで、おそらく最も多いであろう事例だったので、尺をかなり取りましたが続きに行きましょう♪

部活の顧問がうざいって?対策方法を現役教師に聞いてみた「お前一人のためにこの試合負けるねんっ!!」 この記事を書く数年前、バレーボールの練習試合会場にて相手コートの顧問の先生が生徒に向...

1-2. 部活を辞めたいのは練習がキツイから!活動が原因タイプ

運動部に所属していると、練習について行けない人がたまにいます。

 

それが原因で部活を辞めた子は、過去に数人いました。

 

まぁ、人それぞれ体力も運動能力も違うわけですから、仕方がないっちゃ〜仕方ないんですけどね・・・。

 

さて、それでは過去にされた相談事例に移ります。

[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”s1.jpg” name=”生徒”]

私は体力も運動能力もありません。

部活を辞めようと思いますがどう思いますか?[/speech_bubble]

 

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”oni1.jpg” name=”赤鬼”]

自分が「ここまでやって無理なら仕方がない」と思えるくらい練習して、それでもその「辞めたい」って気持ちがブレないなら辞めても良いと思う。

 

「これから人の何倍も努力して、自主練もしっかりやってレギュラー取ります!」って気持ちがあるなら協力させてもらうし、言い方キツイけど、そういう「闘争心」が無いと「勝負の世界」では通用しないかも・・・。

[/speech_bubble]

 

これで一念発起して部活を続けてレギュラー取った子もいますが、大半は去って行きましたね。

 

でも、それはそれで良いと思います。

 

人間誰しも「得手」「不得手」があるわけです。

 

走るのが得意な人もいますし、苦手な人もいます。

 

泳ぐごとが得意な人もいれば、そうじゃない人もいます。

 

自分が活躍できそうな場所で、花を咲かせれば良いんですよ♪

 

退部理由にも「モチベーションが下がった」と言って来た子も過去に何人かいたので、理由としても十分です。

 

辞めて他の部に行くも良し、学業に専念しても良し、ラブロマンスに走るのも全然良いと思います。

 

運動部の方が競技そのものを変えたら、意外とその競技が自分にピッタリって事もありますよ♪(経験者は語る)

  • 練習がキツくて辞めたくなるのは、自分に合っていない可能性がある
  • 競技そのものを変えたら、意外とその競技が合う事もある

1-3. 部活を辞めたい理由は成績が落ちたから?学業が原因タイプ

学生にとって、学業は本分。

 

「部活をやっていて成績が下がりました」では本末転倒です。

 

とまぁ、こんな偉そうな事を堂々と言っておる僕ですが、中学時代の僕を知る同級生が聞いたらこう言うでしょう。

 

部活やるために学校来てたようなお前が言うても、説得力ゼロやわ・・・

 

おかげで中学時代の成績は散々たるものでした・・・。

 

さて、成績が落ちても「俺はバレーをやるぜ!」とアホな事を言うてた僕と違い、成績が理由で部活を辞める子も当然いらっしゃる事でしょう。

 

それでは再び過去の質問内容をご覧ください。

[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”s1.jpg” name=”生徒”]

部活をやっていて成績が上がらない(もしくは落ちた)ので部活を辞めようと思います。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”oni1.jpg” name=”赤鬼”] 勉強と部活の両立ってなかなか大変やんな。それが難しいなら勉強一本に専念しようぜ![/speech_bubble]

 

僕自身、社会人になって思う事は「学生時代ってやっぱり勉強に専念するには、一番良い環境やったな〜」って事です。

 

社会人になると、入社する企業にもよりますが「拘束時間」が学生時代とは段違いです。

 

僕はかつて「ブラック企業」と呼ばれる会社で働いてた時期がありましたが、その時の就労時間は、ひどい時で朝の5時30分くらいに家を出て、夜中の2時くらいに帰宅という感じでした。

 

ですから、学生であるあなたに声を大にして言いたい!

 

勉強する時間もエネルギーも、学生時代が一番あるから、勉強に専念したいならマジでオススメ!

 

また、過去にある中学校の顧問の方に、こう言われました。

 

「勉強に専念するって言われたら、一番引き止めにくいわ・・・」

 

あくまで個人の意見ですが、やはり先生たちも「学業に専念する」と言われれば説得しにくいようです。

 

ただ、先ほど「1-1. 人間関係の悩み編」でも触れましたが、学業に専念するという理由で部活を辞めたら、成績アップに努めないと注意される傾向が強いので、繰り返しお伝えしておきます。

 

その覚悟があるなら、堂々と「勉強に専念するために辞めます」と、顧問の先生に伝えてみてください。

 

きっと、効果絶大だと思いますぞ♪

  • 学業に専念するは部活を辞める理由として効果は大きい
  • 成績が上がらない、もしくは下がったりすれば注意される傾向が強い

1-4. 部活を辞めたい理由は燃え尽きたからです!燃え尽き症候群タイプ

人間誰しも何か大きな目標を達成したら、2通りのパターンに陥ります。

 

そう・・・新たな目標に向かって歩み出す者と、燃え尽きてしまう者・・・。

 

この章では後者の話をさせていただきます。

 

部活で燃え尽き症候群ってピンとこないと思いますが、僕の指導歴の中で極わずかですが実在しました。

 

大半が、先輩と一緒に試合出てた子に多かった印象がありますね。

 

先輩達と試合に出てて、自分と同じ代の子達と試合に出るようになった途端、ギャップが凄すぎてモチベーションが下がるとその子は言ってました。

 

まぁ、自分の方が試合経験長いわけなので、自分がチームを引っ張るくらいの気概が無いとイケてないんですけどね・・・。

 

それ以外に、思うように努力が実らない、周りとの実力差が大きくなりすぎて退部していった子もいました。

 

「周りの子たちの成長スピードは新幹線なのに、私の成長スピードは普通列車です・・・」

 

僕にこう言って、退部したあの子は元気ですかね〜。

 

このように下がり切ってしまったモチベーションを上げる事は、一時的に回復する事はあっても、余程のことが無い限り復活は難しいでしょう。

 

しかし、単純に「やる気がなくなりました」では、辞めさせてもらえないかもしれません。

 

そんな時は、「嘘も方便作戦」です。

 

先ほどの、成績が下がって来たので辞めますと言った「真っ当な理由」をつけて、退部届を提出しましょう。

 

僕の過去の出来事を思い出す限りでは、「相当な実力者」か「部活を辞めたら問題ばかり起こしそうな子」以外は、割とすんなり部活を辞める事が可能でした。

 

すんなり辞められたからと言って、「自分は実力ないんだな・・・」「自分は必要とされていないんだ・・・。」な〜んて思う必要はありません。

 

その競技が自分に合っていなかったか、顧問や周りとの相性が悪かっただけです。

 

たかが部活くらいで「自己肯定感」を下げるなんて、馬鹿馬鹿しいったらありゃしません。

 

堂々と大手を振って去ってやりんさい。

 

ですが、燃え尽き症候群って改善される事もあります。

 

僕も高校時代になかなかレギュラー取れなくて、モチベーションが死ぬほど下がってた時期がありました。

 

ですが、中学からの先輩が何度も励ましてくれたおかげで復活する事ができたのです。

 

お前なぁ、中学のT先生に何て言われてん?お前はウチの中学の代表や!絶対に負けるなよっ!って言ってもろたんちゃうんか!

 

・・・って言われたのは効きましたねぇ。今でも鮮明に覚えてます。

 

おかげでレギュラー取れた時は嬉しかったですね〜♪

 

このように、モチベーションは何かのきっかけで復活する事もあるので、以下に復活する可能性がある内容を書き記しておきましょう。

○燃え尽き症候群を復活させる法方

  1.  初心を思い出す(最初は誰でも何かしらのワクワク感があって部活を始めるもの。そのワクワク感を思い出す事が重要です。)
  2.  目標を思い出す(自分が何を目指しているのか再確認してみてください。)
  3.  今まで支えてくれた人を思い出す(自分が部活をやる上で必ず支えてくれた人がいます。 その人たちをもう一度思い出しましょう。)
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2. 部活は辞めたい!・・・けど○○だから正直迷ってます・・。50%&50%タイプ!

さて、クソ長い第一章を終えて、今度は第二章に移りたいと思います。

 

第二章では、部活は辞めたいけど何かしらの理由があって迷っている方に向けての解説です。

 

この記事のコメント欄にも、多くの相談をしてくださった方がいましたが、この50%&50%の方々が比較的多く見受けられましたね。

 

ですから、僕が実際に外部指導員をしていた時に相談された内容と、コメント欄に書いてくださった方々の意見を反映させて、この章を進めて行きたいと思います。

 

内容は大きく分けて下記の通りで進めて行きましょうかね。

部活を辞めたい50%&50%タイプ

  1. 部活は続けたいけど家の事情で続けるのが困難「家庭の事情タイプ」
  2. 顧問は超絶ウザい、でも部活の仲間と離れたくない「仲間が良すぎて離れられないタイプ」
  3. 部活を辞めたらイジメられるんじゃ?「辞めた後が不安なっているタイプ」
  4. 練習がキツくて耐えられない、でも先輩たちが優しくて辞めたくない「義理人情タイプ」
  5. 勉強時間が確保出来ない、でも部活は続けたい「勉強と部活の両立に悩むタイプ」
  6. 隣の芝生は青いよね「他の部活に興味が湧いて来たタイプ」

この6つが多かったので、ピックアップしてみました。

 

それでは詳細を見て行きましょう。

2-1. 部活は続けたいけど家で色々あるんです。「家庭の事情タイプ」

部活を続ける上で、絶対に必要となるものがあります。

 

その競技で使う用具代、遠征費用、部費等の活動費ですね。

 

各家庭で経済状態は異なるため、中には「うちは母子家庭なので家計の負担を減らそうと思い、部活を辞めようかと考えています」という相談をしてくる子が、今まで何人かいました。

 

その時の僕の返答は・・・

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”oni1.jpg” name=”赤鬼”] 人それぞれ家庭の事情ってちゃうし、色々あるよね。

親に負担をかけたくないっていう気持ちは真っ当な気持ちやと思う。

それやったらまずは、親御さんに相談してみて決断してみたらええんちゃう?

[/speech_bubble]

というものでした。

 

あなたの家庭の事情は詳しくはわかりませんが、僕の経験上、親御さんの気持ちを聞いた時、「自分の子供のやりたい事を応援したい。」って気持ちの方が圧倒的に多かったです。

 

自分だけで決断して、親御さんの気持ちを考えないってのは違うと思うんですよね。

 

もしも、親に負担をかけたくないって気持ちがあって、なおかつ部活を続けたい気持ちがあるのであれば、現状で可能な手伝いなどをすれば良いと思います。

 

さすがにバイト禁止の学校も多いと思うので、経済的な支えになる事は難しいかもしれませんが、仕事で疲れて帰って来ている親御さんのために、家事の負担を減らすだけでもかなり違うでしょう。

 

僕も料理を自分で作ったりしますが、毎日メニューを考えるのって超絶めんどくさいんですよ。

 

休みの時なんかにご飯作るとかでも、親御さんからしたらかなり助かると思いますし、嬉しいと思いますよ♪

 

今できる事で精一杯の親孝行をする。

 

この姿勢が大事なのではないでしょうか?

 

長い人生で部活ができる期間はわずかなので、ここは甘えさせてもらうのもありかと思います。

 

そして、部活を引退したら更に家の手伝いをし、就職したらその時に恩返しをすれば良いでしょう。

 

それでも経済的に厳しいから「部活を辞めてくれると助かる」と言われたら、退部という選択するのも有りです。

 

繰り返しますが、まずは親御さんに相談してみてください。

  • まずは親御さんとしっかり話し合う
  • 部活を続けるなら今できる手伝いをする
  • 就職してからでも恩返しは遅くない

2-2. 仲間が良いと離れられないのは本当にわかる!「仲間が良すぎて離れられないタイプ」

同じ部活内の仲間が最高すぎるっ!正直、このメンバーだからやってこれた。

 

でも・・・部活の内容がちょっと・・・。

 

こんな気持ちを抱えて、モヤモヤしていませんか?

 

現在、世間でたびたび問題になっている「ブラック部活」

 

これは先生側の視点で表現する事もありますが、生徒側で表現される事もあります。

 

令和になった今でも度々問題として挙がる体罰。

 

さすがに昔に比べて激減したものの、代わりに別のものが悪化しました。

 

そう、顧問による暴言ですね。

 

「下手くそ」「お前なんかいらない」「本当に使えねぇな・・。」最悪の場合だと「死ね」なんかもありますね。

 

これって体罰と違って証拠が残らないので、もしも生徒側がこんな事を言われたと訴えても「知らぬ存ぜぬ」で逃げたられる事でしょう。

 

もしくは、「強くなって欲しいという気持ちが出てしまい、こんな発言をしてしまった。」などと、わけのわからん言い訳をされる傾向が強いです。

 

余談ですが、体罰が問題に挙がったら、一定数「俺らの時代はこんなの当たり前だった。」と武勇伝みたいに語る方々がいますが、アレなんなんでしょうね?

 

今でこそ笑い話ですが、僕も体罰を受けた事があります。

 

ですが、武勇伝として語ろうなんて思いませんし、むしろ今の子達が可哀想なので絶対に止めて欲しいとすら思っています。

 

当時、ムエタイをやっていたら顧問をギタギタにしていたでしょう。

 

それくらい、気分が悪いものが体罰です。

 

もしも体罰はないにしろ、暴言やむちゃくちゃな練習を課されているのなら、辞めるという選択肢もありでしょう。

 

ですが、同じ部の仲間が最高で辞めたく無いって気持ちが出る場合もありますよね。

 

そんな時は、「団結して乗り越える」という道を歩んでも良いでしょう。

 

今の辛い状態なんて、大人になったら酒の席での良いネタになります。

 

そして、その辛い状況を一緒に乗り越えた仲間は、本当にかけがえのないものになるでしょう。

 

僕も中学高校の部活は過酷でしたが、当時の部員と食事にいったら、ず〜〜〜っと部活の話ばかりです。

 

「あの時、お前ボコボコにされてたよなw」「あのワンマン(バレー部伝統のシゴキ)は地獄やったw」など、1時間も2時間もその話をしていた経験が何度もあります。

 

しかし、どうしても顧問がひどすぎて逃げ出したくなる事ってありますよね。

 

そんな時は、部員同士で親に相談して学校側に掛け合ってもらってください。

 

某教育機関の担当者も、「親が問題(体罰、暴言、セクハラ)を言って来たら一発アウトですよ。」と言ってたくらいなので、罵詈雑言の嵐が酷い時は、しかるべき対応をしてもらいましょう。

  • 過酷な環境で結ばれた仲間との「絆」は、とてつもなく強いもの。
  • 顧問がひどすぎる場合は、団結して親に相談する。

2-3. 部活を辞めたくらいで仲間じゃなくなるってマジ?「辞めた後が不安になっているタイプ」

部活をやめたら仲間はずれにされるかも・・・。

 

そんな不安が頭をよぎる事もありますよね。

 

結論から言いましょう。

 

たかが部活を辞めたくらいで無くなる友情なんて、クソみたいなもん。

 

確かに学校内で「シカト」とかされたら辛いもんです。

 

僕自身も経験ありますが、結構メンタルやられます。

 

ですが、世の中は広いもの。

 

あなたを受け入れてくれない人よりも、受け入れてくれる人の方が圧倒的に多いもんなんです。

 

部活をやっている時に仲の良かった友達が、部活をやめた途端に冷たくなるのは、「○○部に所属しているあなた」が好きなわけであって、あなた個人が好きなわけではなかったという事です。

 

それなら、そんなペットボトルのキャップみたいな器の人間とは縁を切り、学校内であなた自身を好きになってくれる人と友情を深めましょうよ。

 

もしも学校にいなかったら他の学校、習い事の友達、高校生ならバイト先の仲間。

 

学校に在籍していたら、そこが世界の全てと錯覚してしまいますが、学校の外に出たら世界はど〜んと広がります。

 

その広い世界には、あなたと仲良くなってくれる人は必ず存在するので心配ご無用!

 

僕が今朝食べたハムエッグのハムより薄い友情なんて、さっさと捨てておしまいなさい♪

部活を辞めたくらいで仲間はずれにする奴なんて、友達ではない

2-4. 先輩が優しく指導してくれたら恩に報いたくなるよね!「義理人情タイプ」

これもなかなか多い相談事でしたね。

 

かつての教え子との会話を再現してみましょう。

[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”s1.jpg” name=”生徒”] 部活を辞めたいんですけど、今まで良くしてくれた先輩達に申し訳なくて辞めにくいです・・・。[/speech_bubble]

 

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”oni1.jpg” name=”赤鬼”]

先輩がめっちゃええ人やったら、今までお世話になった分やめにくいよね。

でも、辛い状況で嫌々部活するくらいなら、「こういう理由で辞めようと思っています。

ですが、先輩達にはとてもお世話になったのに辞めるのは申し訳なくて・・・」

って、言った感じで自分の気持ちを伝えてみたらどう?

そんな優しい先輩やったら、君の意見を尊重してくれる思うで♪

[/speech_bubble]

 

その後、彼女は先輩達に涙ながらに訴え、部活を辞めて行きました。

 

ですが、先輩達は「そんな辛いのに気づいてあげれんくてごめんな。私らの事は気にしなくて良いから、辞めてもいいよ。部活辞めたくらいで、あんたの事嫌いになったりせぇへんから。」と、仏様のように慈悲深い対応をして、送り出してくれたそうです。

 

それから関係は切れたかと言いますと、プライベートでも仲良く付き合っているとの事でした。

 

まぁ、先輩の立場から言いますと、尻尾を振ってくる後輩は可愛いもんですよ。(表現は悪いかもしれませんが・・・)

 

部活で結果を残して恩返しができずとも、別の形で返せば良いと思いますぜ。

 

先輩達にお世話になってたのに部活辞めたお詫びに、タピオカご馳走させてください!・・・みたいな。

 

・・・・えっ?タピオカってもうブーム去ったの?

 

あっ、でも逆パターンもありますからね!

 

僕もめっちゃモチベーション下がった時に、先輩に相談したら「炎の激励」で復活し、なんとか部活を続ける事ができましたから!

 

何はともあれ、先輩に一言相談してみる事が一番良いと思います♪

  • 本当に辛いなら先輩に相談したら、辞めても大丈夫と言ってくれる傾向が強いです。
  • 励ましてくれて「部活を続ける原動力」になるパターンもあります。

2-5. 部活と勉強の両立は可能なの?「勉強と部活の両立に悩むタイプ」

文武両道。勉強とスポーツの両方が出来る理想の形なんですが、正直これがなかなか難しいって事ありますよね。

 

特に高校生は定期テストで「欠点」と言うものがあります。

 

欠点をとってしまうと、最悪「留年」なんて事に・・・。

 

ですから、高校生の場合は特に勉強をしなければならないのです。

 

「んな事言ったって、疲れて勉強する時間なんてないよ!!」

 

そう思ったあなた!ある時間を利用しましょう。

 

ある時間とは・・・朝方です!!

 

はい。朝に勉強するのです。

部活から帰って来て勉強するなんて、へとへとの状態なので難しくて当然。

 

それでも、僕のかつての教え子は勉強して好成績をおさめていましたが、おそらく彼女達は超人なので無視!

 

我々のように勉強は苦手で、ある程度の点数を確保しなければいけない者達は、効率よく行きましょう。

 

さて、話を元に戻して何故「朝方」が良いのでしょうか?

 

朝の勉強にはこんなメリットがあります。

  1.  一晩眠ったおかげで練習の疲れも眠気もとれてスッキリしている
  2.  通学時間が迫っているため短時間集中が可能(これをタイムプレッシャーと言います)
  3.  朝方なので比較的静か(集中しやすい環境になっている)

 

ビジネスの世界でも「朝の時間はゴールデンタイム」と言って、朝に仕事や勉強をする方々がいます。

 

それくらい朝の勉強は効率が良いのです。

 

毎日、10分程度でもかまわないので習慣化するまで続けましょう。

 

たかが10分でも、慣れてくれば15分、20分と増えて行き、1ヶ月で換算するとかなりの時間を確保できます。

 

ただし、当然デメリットもあります。

 

日中、すんげ〜眠気に襲われる事です。

 

そのまぶたの重さと言えば、バーベルスクワット100kgクラスよりも重たいもの。

 

ですが、心配ご無用!そんな時は休み時間に仮眠をとって眠気を抑えましょう!

 

休憩時間の10分間の睡眠は、普段の仮眠の1時間程度と同等らしいので、頭がスッキリします。

 

たかが10分、されど10分・・・周りがうるさくて寝れないって方は、YouTubeなどで「2分で眠れる音楽」などをイヤフォンで聴きながら夢の世界へlet’s go! 

 

・・・あれ?今ってスマフォを学校へ持ち込んでよろしいのでしょうか?現役の学生の方、教えてください。

 

後、地方の子なら、電車の待ち時間に勉強するのも良いと思います。

 

僕がかつて東北の気仙沼に向かっている時に、こんな光景を目の当たりにしました。

 

なんと、途中下車した駅にいた高校生達が、駅の待合室で勉強をしていたのです!しかも何人も・・・。

 

電車が1時間に1本である事を利用して、駅の構内で勉強をしていたんでしょうが、いやぁ、あの勤勉さには頭が下がりましたね。

 

ようは「スキマ時間」を上手く活用しましょうねって事なんです♪

 

駅で待ってる10分も、6日間やれば1時間になります。

 

勉強1時間って結構大きいと思いません?

 

「塵も積もれば山となる」の諺があるように、わずかな勉強時間も積み重なれば、長時間の努力をしたことになります。

 

最初はなかなか難しいでしょうが、慣れるまで・・・ガッツだぜっ!

  • 勉強時間を確保するには早朝学習がオススメ
  • 電車の待ち時間などのスキマ時間を利用する

2-6. 今こそ明かそう!先行種目を変えたものの末路を!「他の部活に興味が湧いて来たタイプ」

高校からはバレーを辞めて剣道部に入ろうと思います。

 

中学ではレギュラーで活躍していた3年生が、ある日僕に言ってきた言葉です。

 

「えらい路線変更やな・・・」と思いつつ、その子の新しい道のりを応援しました。

 

まぁ結局、その子は高校の途中でバレー部戻ったんですけどねw

 

このように、今の部活を辞めて他の部活に移りたいって人も中にはいます。

 

そんな子に僕が必ずいう事が・・・

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”oni1.jpg” name=”赤鬼”]

途中で他の競技に移るって事は、周りの部員とは数ヶ月〜数年の差があるわけやで?

もしもレギュラーになりたいなら、相当頑張らないとなれないと思う。

でも、やりたい事をやらなかった後悔の方が大きいから、本気でやりたいなら応援すんで♪頑張れよっ!

[/speech_bubble]

という事です。他にやりたい事があるのに今の部活をモヤモヤした気持ちで取り組む。

 

果たしてそれは後悔しない道のりでしょうか?

 

もしも答えが「NO」であるならば、思い切って部活を変えてみるのも大いにありかと思います。

 

先ほど紹介した子も、剣道部に入ってバレー部に戻りレギュラー取ったみたいなので、何か違うと思ったら元の鞘に収まるのも選択肢の一つでしょう。

 

さて、ここでもう一人、先行種目を大幅に変えた者の話をさせていただきます。

 

そいつは同じチームにいたオッサンがウザすぎたため、10年以上在籍していたチームを脱退しました。

 

そしてある日、一本の映画に出逢います。

 

タイトルは「マッハ!!!!!!!!」

 

タイの俳優「トニー・ジャー」主演の映画で、古式ムエタイで悪人をギタギタにする内容でした。

 

そこでそいつは思いました・・・

 

ムエボーラン(古式ムエタイ)めちゃくちゃカッコいい✨

 

そして大阪のタイ人トレーナーがいるジムに通い、数年後にはプロのリングに上がるまでになりました。

 

結局、元の競技が忘れられなくて、助っ人でたまに試合に出させてもらっていたチームに正式加入したんですけどね♪

 

そう・・・そいつの正体は・・・

 

俺やっ!

経験したものから言わせてもらいますと、憧れは憧れで終わらせるのではなく、思い切ってやった方が結果としては良かったって事です。

 

こんな事をしたら「そんな中途半端な奴は、将来絶対に苦労する」とか、ネチネチネチネチ言ってくる大人がいますが、いやいや、あんた預言者かいな?

 

そんな路線変更したくらいで将来めちゃくちゃになんてなるかいっ!と、経験者の僕が申しております。

 

新しいものに色々挑戦する事は「中途半端な奴」とレッテル張られる事もありますが、「多様性」を身につけるといった意味では良いので、僕は大いに有りかと思いますぞ♪

 

かと言って、すぐに投げ出すのも良くありません。

 

何事も「出来るようになってから、その本質や楽しさがわかる」もんなんですから。

  • 別の部活に挑戦してみたい気持ちは大いに結構!
  • 他の種目に変更したけど、Uターンしてレギュラーになった事例もあります。
  • 長年所属していたチームを捨て、格闘技のプロになった奴もいます。
  • 多様性を身につける事も素晴らしい
  • すぐに投げ出さない(出来るようになって楽しさがわかる)

3. 部活を辞めたい理由まとめ

それでは本日のお題をまとめましょう。

部活を辞めたい理由まとめ

○100%部活を辞めたいタイプ

人間関係が原因タイプ

  • 「辞めたい」では無く「辞める」と断言する
  • かどが立たないよう「人間関係」では無く、別の理由で辞める理由を伝える
  • 引き止められそうなら、曖昧な返答では無くキッパリと断る

活動が原因タイプ

  • 練習がキツくて辞めたくなるのは、自分に合っていない可能性がある
  • 競技そのものを変えたら、意外とその競技が合う事もある

学業優先タイプ

  • 学業に専念するは部活を辞める理由として効果は大きい
  • 成績が上がらない、もしくは下がったりすれば注意される傾向が強い

燃え尽き症候群タイプ

  • 燃え尽き症候群は復活する事がある

○部活を辞めたいけど、理由があって迷っている50%&50%タイプ

○家庭の事情タイプ

  • まずは親御さんとしっかり話し合う
  • 部活を続けるなら今できる手伝いをする
  • 就職してからでも恩返しは遅くない

○仲間が良すぎて離れられないタイプ

  • 過酷な環境で結ばれた仲間との「絆」は、とてつもなく強いもの。
  • 顧問がひどすぎる場合は、団結して親に相談する。

○辞めた後が不安なタイプ

  • 部活を辞めたくらいで仲間はずれにする奴なんて、友達ではない

○義理人情タイプ

  • 本当に辛いなら先輩に相談したら、辞めても大丈夫と言ってくれる傾向が強いです。
  • 励ましてくれて「部活を続ける原動力」になるパターンもあります。

○勉強と部活の両立に悩むタイプ

  • 勉強時間を確保するには早朝学習がオススメ
  • 電車の待ち時間などのスキマ時間を利用する

○他の部活に興味が湧いて来たタイプ

  • 別の部活に挑戦してみたい気持ちは大いに結構!
  • 他の種目に変更したけど、Uターンしてレギュラーになった事例もあります。
  • 長年所属していたチームを捨て、格闘技のプロになった奴もいます。
  • 多様性を身につける事も素晴らしい
  • すぐに投げ出さない(出来るようになって楽しさがわかる)

というわけで、クッソ長い今回の記事を終わります。

 

長々とお付き合いいただき、ありがとうございます。

 

さて、今回の記事をごらんいただいている皆さんは、それぞれ悩みを抱えておられる事でしょう。

 

その気持ちを汲み取るために、冒頭でも申しましたように章ごとに意見がバラバラになって困惑されたかと思います。

 

僕自身、中学からバレーを始めて、様々な困難にぶち当たったにも関わらず、現在もバレーに関わっています。

 

それは、部活を続けて良かったと感じた出来事があったからでしょう。

 

最後にそのお話をして終わりにしたいと思います。

 

あれは中学3年の夏でした。

 

大阪のK中学の体育館で中学バレー最後の試合をやりました。

 

マッチポイントで僕のサーブの順が回ってきて、今までの全ての思いを込めてボールを打ちました。

 

相手選手の弾いたボールは上に高く昇って行き、天井にゴツンと当たったのです。

 

体育館中に響く試合終了のホイッスル。

 

「終わった・・・。中学バレーが・・・。」

 

最後に集合場所に行き、監督がこうおっしゃいました。

 

「赤鬼は顧問が変わった途端、3年生が来なくなった。でも、たった1人でも、キャプテンとしてチームを引っ張って来た。よく頑張ったと思う。」

 

その言葉を聞いた時に込み上げる感情に我慢できず、集合場所から黙って離れたのです。

 

必死に涙を拭っている時に、周りから拍手が・・・。

 

敵味方関係なく拍手を送ってくれたのです。

 

今でも夏が来ると、昨日の事のように思い出します。

 

部活を辞めたい・・・。

 

僕自身、こう思ったのは正直何度もありました。

 

しかし、途中で辞めてしまったらあの感動は決して味わう事も無かったでしょう。

 

中学、高校の部活はどんなに望んでも3年間(正確には2年半)3年なんてあっという間です。
僕の本音は「頑張って続けてみたらいかかですか?」です。

 

理由としては一人でも多くの方に、引退した時の「達成感」や「感動」を味わっていただきたいからです。
もちろん辞める辞めないはあなたの自由。

 

辞めて充実した学校生活を送った人を何人も見てきましたし、どちらが正解なんて誰にもわからないでしょう。
例え辞めたとしても、落ち目も罪悪感も感じる必要もありません。

今まで積み重ねて来たものよりも、辞めたいと言う気持ちが勝つのならキッパリ辞めてもいいでしょう。

 

こんな書き方なので「どっちつかず」の意見になってしまいましたが、結局言いたいのは・・・。

自分が後悔しないように進めば良い。

それだけです。
部活を辞めても続けても、あなたの学園生活がより良いものになる事を願っています。
それではまた。

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