ライバル関係はスポーツするには重要!?金の草鞋を履いてでも探そう!
世の中には恋人関係の他にも素敵な関係があります。
ドラゴンボールの悟空とベジータ、北斗の拳のケンシロウとシン、仮面ライダーBLACKとシャドームーン・・・
この関係こそが・・・
ライバル関係です!
こんにちは!かつてライバル関係の先輩に「お前なんて眼中にない」と言われ、クッソ悔しい思いをした事がある赤鬼です。
今回のテーマは、スポーツをする上でとても重要なライバルの関係!
上記で紹介したのは、中学時代からライバル関係の先輩。
ゴリラみたいな脳筋な先輩なんです。
中学、高校とバレーで争い、卒業して一緒にバレーしに行く時もこんな争いが・・・
ある学校に向かうために二人で河川敷を歩いていたんです。
何気なく会話をしていたら、先輩が僕の少し前を歩き出したんです。
負けじと僕も1歩前へ。
すると先輩も更に前へ。
前へ!前へ!!
気がついたら二人とも全力疾走でした。
こんな感じでライバル意識むき出しの二人でしたが、大人になった現在でも「お前の腹筋見せかけ」「ベルトに霜降り乗ってる先輩に言われたくありません」といったように、中学生レベルの醜い争いが展開されています。
でも、この先輩がいたからこそ僕は成長できました。
「最近頑張ってお腹鍛えてますよアピール」で、僕に自分の腹筋の画像を送って来るきっしょい先輩ですが、この人がいなければ僕はもっと下手くそな選手だったでしょう。
というわけで今からライバルの重要性を紹介して行きたいと思います。
それでは行きましょう!
Contents
1. ライバルがいるから成長できる!元陸上選手「増田明美さん」のお話
体協の「フェアプレイニュース」2017年10月23日号に、元陸上選手である増田明美さんの話があったので紹介したいと思います。
増田明美さんは千葉にある成田高校時代、当時の監督である滝田詔生さんの元で下宿をしていました。
しかし、そこには後のライバルとなる樋口葉子さんがいたのです(住み始めるまで知らなかったそうです)
「同じ種目、力も同等のライバルと一つ屋根の下で暮らすなんて・・・」
当時、負けず嫌いだった増田さんは試合1週間前に樋口さんのお茶碗にご飯をギュウギュウに詰めて太らせようとしたり、朝練に遅らせようとして時計の針を遅らせたりしたそうです。
なかなかの腹黒・・・
更に更に樋口さんに隠れてコッソリ練習したりと、あの手この手を使って差をつけようとしたのでした。
それに見かねた滝田監督は増田さんを叱責します。
「葉子を敵扱いするのはどうかと思うぞ。低俗なライバル意識は捨ててライバルに感謝しなさい。」
最初はその言葉の意味がわからなかった増田さんですが、樋口さんと切磋琢磨して実力をつけて行きました。
そして迎えた高校3年生の時の「高校陸上競技選手権大会」において、樋口さんは1,500mで優勝。
ライバルの増田さんも3,000m、10,000mで優勝しました。
その後、高校を卒業した二人は、共にオリンピックを目指す同志となり親友となったのです。
この様に、お互いがお互いを高めていけるライバルこそが、実力アップにはとても大切な存在となります。
どんな競技でも関係ありません。
競い合えるライバルは同じ学校、他校問わず探すようにしましょう!
2. ムキ出しのライバル意識で相手を煽る事も重要!
「こいつだけには絶対に負けたくない!」そう感じる人を思い浮かべてみてください。
そしてあなたは明日、その人にこう伝えるのです。
「お前だけには絶対に負けないからなっ!」
こう伝えるのと伝えないとでは大違い。
伝える事で相手も自分の事を意識するようになり、お互いライバル意識むき出しになるのです。
大人しすぎる相手だとスルーされる可能性が高いので、出来るなら熱血の人を選ぶようにしましょう。
これで増田さんや樋口さんのような関係を築く事が出来、自分の実力もアップするのです。
ちなみに最初に紹介した僕の先輩にはですが、散々ケンカを売ってその度にボコボコにされました(笑)
しかし、その関係があったからこそバレーが上達し社会人になって全国にも行く事が出来たのです。
3. 「相手の失敗を願う」こんな低俗な意識は絶対にNG!
この記事で紹介している僕の先輩ですが、実は娘さんがいてその子もバレー選手なんです。
ある日、先輩がこんな話をしてくれました。
先輩は苦笑いをしていましたが、僕も昔出入りしていたチームだったので落胆しました。
そんなレベルの低い考えの人がいるのか・・・と。
たまたま自分のチームのレギュラーが怪我をして試合に出る事になったら仕方ない部分もありますが、あえて怪我をする事を願ってレギュラー狙うなんてスポーツをやる資格はありません。(まぁ、選手ではなく親ですけど)
そんな低俗な考えでは、試合で足を引っ張るだけが関の山です。
あなたは絶対にこんな低レベルな事を考えないようにしてください。
もしも、本当にレギュラーが怪我をして、自分が試合に出ないといけないとなったらこう思ってみてください。
「あの子とは実力が違うけど、まずは入っても遜色無いくらいまで実力をつけて、そこから更に強くなろう!」
これが本当に強くなる人の考えです。
これが勝つ人の考えです。
また、お互の力を高めるためにはライバル意識の他に「闘争心」も重要となります。
あなたの性格が芦屋マダムもビックリするくらいお上品なのか、狐爪研磨くんのように大人しい性格なのかはわかりません。
しかし、練習や試合の時くらいは松岡修造さんばりに熱血になる事をオススメします。
そうしないとライバルとの白熱したバトルは展開されず、結果として成長速度が遅くなる可能性も。
だからあえて言いましょう・・・
もっと熱くなれよっ!!!!!!
4. ライバル関係はスポーツするには重要 まとめ
それでは今回の内容を最後にもう一度まとめましょう。
○ ライバル関係はスポーツをするには重要
- お互いを高めあえるライバルを自分の学校、他校関係なく探そう
- 低俗なライバル意識は捨てる
- 相手の怪我を願うなどの低レベルな考えも捨てる
- むき出しのライバル意識と闘争心はセットで抱く
いかがでしたか?
割と重要な事と感じていただけたのでは無いでしょうか?
自分自身がライバルと言う人もいますが、人間どうしても楽な方へ流されがちなのでほぼ負けます。
あなたの実力を上げてくれるのは不特定多数の誰かではなく、今あなたが思い浮かべている「あの人」なんです。
明日から大盤振る舞いでケンカを売ってやりましょう!
そして始まるのです。
二人の熾烈な争いが・・・
僕も今から先輩と醜い争いをしてきます。
それではまた。