サーブ

バレーボールの天井サーブの打ち方は?伝説の技をご照覧あれ!

赤鬼

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今や使い手はほとんどいない伝説のサーブがあるのをご存知ですか?
その昔、まだサーブカットでオーバーハンドを使用してはいけない時代、天井高く上がったボールが重力の加速を受けて相手コートに落ちていく・・・。
そのサーブこそが・・・天井サーブです!

 

こんにちは。
かつて天井サーブをオーバーで処理しようとして、ボールが腕からすっぽ抜けた赤鬼です。

皆さんは天井サーブを実際に見た事があるでしょうか?
おそらく、ほとんどの方がいらっしゃらないと思います。
僕自身、バレーをやって20年以上過ぎましたが、天井サーブを目の当たりにしたのは2~3回程度です。

 

それだけ知名度の低い天井サーブ。
すっかり御蔵入りになった天井サーブ。
今日はそんなマニアックなサーブを見ていきましょう。

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1. 天井サーブ一連動作

では、さっそく天井サーブの一連動作を見ていきましょう。

〇 天井サーブ一連動作

  1.  ネットに対し正面ではなく、ほぼ真横に構える
  2.  左足を少し前に踏み出す
  3.  トスをやや後方へ上げる
  4.  体を深く沈みこませる
  5.  全身のバネを使って伸び上がるようにしながら、かつ腰の回転を使用しボールの下を叩く

これが一連の流れです。
では画像で細かく見ていきましょう。


スターティング

ネットに対しほぼ真横に構え左足を右足に近づけます。
これは体重移動を使用するためのなので必ず行うようにしましょう。


トス

アンダーハンドよりも左足の踏み込みが小さくなるため、トスは少しだけ後方に上げます。
アンダーハンドと同じようなトスを上げると、ボールを前でとらえて打ってしまうため天井サーブの球筋にならずアウトになります。


沈みこみ

アンダーハンドサーブと動きがよく似ていますが、ここからが大きく違います。
トスを上げて深く沈み込み、下半身に力を溜めます。

インパクト

他のサーブと同様、腰の回転を加えます。
遠くよりも上を狙って打ちましょう。

フィニッシュ

下半身と上半身の屈伸運動を使い大きく天井目掛けて打ちます。
深く沈み込んで大きく伸びる。
これが天井サーブの最大の特徴である「高さ」を生み出すのです。


おしまい。

最後は右足をつま先立ちにします。
こうする事により左足に体重が乗りスムーズに体重移動が可能だからです。

 

以上が天井サーブの打ち方です。
ボールコントロールが難しく比較的簡単に攻略されてしまい、更に打つ環境が制限されるサーブですが、見せ技としてはありかもしれません。

 

体育のバレーの時間や球技大会でやると目立つ事ができるかもしれません。
ぜひチャレンジしてみましょう!

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2. これが私(天井サーブ)の生きる道

さんざん酷評され完全に御蔵入りを果たした天井サーブですが、まだ活躍の場があります。
それは・・・「ソフトバレー」の試合です!

 

ソフトバレーのボールは通常のバレーボールと違いフワフワしています。
よって、空気抵抗をありえない変化をします。

 

天高く上がったボールは相手プレイヤーの手元で変化し翻弄します。
「アウトと思えば変化してイン」「オーバーで取ろうとしても変化して取るポイントがずれる」というような光景を時々見かけます。

 

まさしく「アタックNo.1」の「木の葉落とし」みたいな魔球です。
今の時代のバレーをやってらっしゃる方は多分知らないでしょうね。
( ̄▽ ̄;)

 

天井サーブが再び脚光をあびるためにも、ソフトバレーを専門の方はぜひマスターしてみましょう。

3. 天井サーブまとめ

それでは天井サーブをもう一度まとめましょう。

〇 天井サーブ一連動作

  1.  ネットに対し正面ではなく、ほぼ真横に構える
  2.  左足を少し前に踏み出す
  3.  トスをやや後方へ上げる
  4.  体を深く沈みこませる
  5.  全身のバネを使って伸び上がるようにしながら、かつ腰の回転を使用しボールの下を叩く

天井サーブ・・・思えば僕の先輩が試合で一回打ってましたね~。
市民体育館だったので天井の高さは十二分。
天高くグングン伸びたボールは、重力の影響を受けてどんどん加速し相手コートに向かって落ちて行きました。

 

結果・・・・・オーバーであっさりとられてやんの。
まぁ、昔はファーストコンタクトでオーバーを取る事は反則だったので、その時代は有効だったかもしれません。

 

確か1995年のルール改正でオーバーをファーストコンタクトで使用しても有効になったはずです。
このルール改正のおかげで天井サーブは日の目を見ることなく消えて行ったのでしょう。

 

ですが、まだまだソフトバレーなら活躍できます。
どんどん練習しマスターしましょう。
それではまた。

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