バレーボール

チームメイトのやる気を高める方法ってある?私の答えはこれです!

赤鬼
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それは一つのメッセージから始まりました・・・。

 

「チームメイトのやる気が無いので、雰囲気が悪くならずに『やる気』を出させる方法はありますか?」

 

バレーボールは団体競技。
自分だけイケイケでも試合に勝つ事はできません。

 

当然の事ながら、勝つためには「結束力」が必要なのです。

 

こんにちは!ムードメーカー兼トラブルメーカーの・・・赤鬼です!!
今回の記事は、僕のTwitterにメッセージをくれた方の内容を反映させました。

 

相談してくれた友達、ありがとな!ヽ(・∀・)ノ

 

さてさて、チームメイトの「やる気」がイマイチで困ってますって相談、実は結構されたりするんですよね。

 

「あの子だけ練習中にぼーっとしてる」

 

「あの子からは『やる気』が感じられません!どうしたら良いですか?」

 

結論から言いましょう。
そんな方法は・・・無いっ!!

 

そもそも「やる気」なんて人から言われて出たものは持続力が弱い傾向があります。
やはり、きっかけは何にせよ自分自身で出さねば意味がありません。

 

以上、やる気を出す方法の記事でした。
それではまた。

 

・・・おい。
チョト待テ下サイ!地球ノ トモダチ!

 

そのドン・キホーテで2,980円くらいで買った鈍器を下ろしたまえ!
殺す気ですか!!

 

まぁ、チームメイトの「やる気を出す方法」はあると言えばありますが、必ずしも効果があるとは保証できません。
なぜなら、人によって性格も自分の専門種目に対する情熱も違うわけです。

 

何と!
それでもかまわぬと!?

 

ならば・・・僕が普段、自分のチームや生徒相手に使っている方法(もしくは使った事がある方法)を教えましょう。
ではさっそく行きましょうかね。

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1. チームメイトのやる気を出す方法その1 人のやる気を出すためには自分から!

チームメイトのやる気を出させるためには、まずは自分自身のやる気スイッチを押さなければいけません。
しかも・・・周りがハッキリと「こいつのやる気すげぇな・・・」とわかるくらい。

 

その状態でもないのに「おいっ!もっとやる気出せよ!」なんて言っても説得力がありません。

 

「何でお前に言われなあかんねんっ!!!」

 

と返り討ちに遭うのがオチです。

 

この内容を裏付ける実話があります。
2017年の夏、兵庫県の某所で僕は試合をしていました。

 

試合当日は酷暑のせいで体育館は蒸し風呂状態。
太陽の野郎は、選手のスタミナを根こそぎ奪っていきました。

 

その様子は「半額シールを貼ったお惣菜」を根こそぎ持っていくマダムのごとし!
そのため決勝戦の後半にもなると、両チームともヘロヘロ。

 

精根尽き果てた状態でした。
しかーし!そこで一匹だけ元気な奴がいたのです。

 

・・・ワイや。

 

ムエタイの練習で培った「鬼のスタミナ」で周りがバテていてもイケイケでした。
リベロと交代してコートに入る時は・・・

 

「行くぞっ!!!オラー!!」

 

仲間や自分が決めた時も・・・

 

「ナイスキー!!まだまだ行けるやんけー!!」

 

結果、一時的に劣勢になるも逆転勝利。
その時のチームメイトのコメントがこちら。

 

「何かヘバっても赤鬼のハイテンションで元気もらえた。」

 

「あれだけテンション高い奴いてくれると助かる。」

 

好感触(悦)

 

このようにチームメイトの「やる気」を出すためには、自ら率先してテンション上げると効果的絶大!
もちろん、普段からのコミュニケーションにより信頼関係を築いている事が大前提なのですが・・・。

 

これを普段の練習の時にやろうと思うと体力面でも精神面でもなかなかしんどいでしょう。
しかし、チームメイトのやる気も出せて、なおかつ監督に自分の存在をアピールできるので一石二鳥!

 

「おっ?あいつ、ムードメーカーの素質あるな。今度試合で使ってみよう。」

 

となる可能性も出てきます。
例え自分の実力がそこそこでも、試合でムードを作れる存在と言うのはとても貴重です。
これは性格がしめる割合が大きいですが、その気になれば誰でも出来ます。

 

自分がチームも雰囲気を作る!
そのような姿勢で取り組みましょう。

2. チームメイトのやる気を出す方法その2 チームの目標を定めよう!

今まで色んなチームを見てきましたが、やる気のないチームと言うのは練習もダラダラとしています。
もちろん声も出していない。

 

ミスしても苦笑いが多く(これが本当に多い)1点の重みなんて全く気にしていないようにも感じ取れます。
このようなチームと言うのは目標が定まっていない傾向が強く、日々の練習も何となく過ぎていくのです。

 

逆に強豪と言われるチームは目標がちゃんと定まっており、部員全員がその目標に向かって必死に頑張っています。

 

「地区予選突破!」「ブロック大会優勝!」「目指せ!春高バレー!」「打倒!〇〇中学!」
そして大きな目標を達成するためにも、部員一人一人がその目標に向かって何をするべきかも決まっている事が多いのです。

 

更にその目標を達成するために計画も細分化されています。
例えばこんな感じです。

〇 大きな目標を達成するために果たすべき事

  1.  サーブカットが弱いからセッターに返球できる確率を上げよう
  2.  走ってレシーブをするのが全体的に出来ていないのでランニングレシーブ強化
  3.  試合後半にバテすぎているためフィジカルを強くする
  4.  攻撃力が弱いためサーブとスパイクを強力にする
  5.  打てるエースがいるのに二段トスが悪いため精度を高める

これはあくまで一例ですが、更に目標を細かくもできます。
例えば1の「サーブカットの返球できる確率アップ」の目標を例に取ってみましょう。

 

サーブカットの返球率を上げるにはどうすべきか?

  •  個人個人が練習の時から試合を意識して取り組む
  •  全体のフォームや動きの見直し
  •  ラリー中の声掛けをしっかりと行いジャッジミスなどを無くす

 

このような感じで自問自答を繰り返し、何をすべきか考える事が大切です。
これをやっておらず、練習中に簡単にミスを重ねるチームは少なくありません。

 

「もう一本!」さえ言ってりゃ良いと言うわけではなく、今のミスはなぜ起こったのか原因を考えて、ミスを無くすために改善しようとする姿勢が大事なのです。
これをしないで「やる気」を出す事は大変難しい事をお忘れなきようお願いします。

3. チームメイトのやる気を出す方法その3 相手の「承認欲求」を満たそう!

あなたは他の誰かに認められたいと思いませんか?
人は誰しも「他の人から認められたい」「高い評価をされたい」と思うようになっています。

 

これを承認欲求と言います。
チームメイトにやる気を出させるためには、ミスした事を指摘する事も重要です。
しかし、それ以上に良いプレイが出たら褒める事が重要!

 

日本の部活というのはとにかく減点方式の傾向が強いです。
ミスしたら怒られる。
でも良いプレイがあっても褒めてくれない。

 

これで「やる気」を出せと言われて、あなたは出せますか?
先生が褒めないのであればチーム間で良い雰囲気を作るようにしましょう。
そのためにも「具体的に褒める事」が大切です。

 

「ナイスキー!今のスパイクすげー良いコースやったな!」

 

「ナイスレシーブ!今ので流れ来たわ!」

 

「ナイッサー!(ナイスサーブ)めっちゃキレのあるサーブやったな!」

 

このように言われて気分を害する人はいないでしょう。
それを上手く表現されているシーンが、大人気漫画「ハイキュー」に出ていたので紹介します。

 

14巻の和久谷南戦でのワンシーン。
西谷君がこぼれ球をフライングで拾った縁下君にこう言います。

 

「力(ちから)ナイスレシーブ!」

 

これで縁下君が奮い立ちます。
あっ、別に縁下君のやる気がないわけではありませんよ。
ただ、承認欲求が上手に満たされた典型的な場面だと言うわけです。

 

どんなに下手なチームメイトも、必ず良いプレイをする時が来ます。
その時を見逃さないようにアンテナを貼り、発生したら承認欲求を満たしてみましょう。
きっとやる気アップしますから。

4. チームメイトのやる気を出す方法その4 一緒にご飯などいかが?

日本にはこんな言葉があります。

 

「同じ釜の飯を食う」

 

意味は同じ環境下(生活や学校生活)で苦楽を共にした親しい仲と言う意味です。
が、今回は少し内容が違います。

 

本当に一緒に同じ釜の飯を食うのです。
と言ってもこの平成の世に釜でご飯を炊くなんて非常に稀。

 

ここでは「一緒にご飯を食べましょう」って意味合いになります。
それは何故か?

 

人間は食事の時には基本リラックスしているもの。
相手の思っている事が知れたり、言いにくい事でも聞き入れてくれやすい傾向が強いのです。

更に信頼関係も築きやすいのも事実。

 

一緒にご飯を食べて熱く語りあえば、チームメイトのやる気も少しは上がりやすくなります(経験者は語る)
とは言え「最近、やる気ないやん。もっと出せよ」なんてどストレートな表現はNG。

 

十中八九相手は「カチン!」と来てムードが悪くなり、食事の味も落ちてしまいます。
「最近モチベーション落ちてるように見えるけど・・・何かあった?」
こんな感じで柔らかく切り出す事をお忘れなく。

 

そこから相手の話を聞いて、色々気持ちを理解するのも重要でしょう。
とりあえず明日の昼ごはんは誰と食べるか確定ですな。

5. チームメイトのやる気を出す まとめ

それでは今回の内容をもう一度まとめましょう。

〇 チームメイトのやる気を高める方法 まとめ

  1.  相手のやる気を出すためにはまずは自分から
  2.  チームの目標を定める(自問自答を繰り返し成すべき事を細分化)
  3.  相手の承認欲求を満たす(減点方式ではなく良いプレイが出たら褒める)
  4.  一緒にご飯を食べる(食事は信頼関係を築く行為)

とまぁ、こんな感じです。
ただですね、冒頭でも言ったように人のやる気を出す方法って非常に難しいんです。

 

「おっ、やる気出てきたな」と思っても数日経てば元通りになったりなんてしょっちゅうあります。
何故なら、人は簡単に楽な方へ楽な方へ行く傾向が強いからです。

 

しかし、一つだけ確実に言える事は相手のやる気を出すためには信頼関係がとても大切!
どんなにチームメイトのやる気を出させようとしても、先ほどにもありましたように信頼関係が無いと・・・

 

「何でお前にそんなん言われなあかんねん。アホか!」

 

と話すら聞いてもらえません。

 

逆に信頼関係が築けていれば「こいつがここまで言うなら頑張ろう!」となる可能性も出てきます。
僕もバレーを教えている子には、技術習得以上に信頼関係を築く、強いては仲良くなる事を心がけています。

 

そうすればゲームの時に

 

「俺のスパイクブロックできるもんならやってみろやっ!ぶぁ~か!(馬鹿)」

 

超絶大人気ない挑発をしても生徒はやる気を出します。
僕も本当はこんな事はしたくないんです。
でも、やる気を出させて生徒のパフォーマンスを向上させるのも指導者の務め。

 

スパイクを決めて「うぇーい!」ってバカ騒ぎするのも生徒のため。
自分が乱打で入っているチームが負けそうになれば、ジャンプサーブで逆転を計るのも生徒のため。

 

そう!全て生徒のやる気を出させる尊い行為なのです!
そのためには、繰り返しますが信頼関係ですよ。

 

なかなかいきなりは相手は変わらないと思いますが、じっくりゆっくりやって行きましょう。
それではまた。

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