バレーボール

バレーボールで胸元に来たボールをレシーブできる!?これがやり方だ!

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バレーボールのレシーブは、サーブカットや強打レシーブだけで試合は成り立たないのは周知の通り。
自分の守備位置、しかも正面にボールが飛んでくる事なんて本当に稀なケースと言えるでしょう。
ですから、試合の状況によって様々なレシーブを習得しなければなりません。

 

こんにちは!
ボールが胸に当たらずとも胸が痛い時がある・・・赤鬼です。
これが恋煩いってやつか!

 

本日のメニューは胸元に飛んで来たボールの対処法という方法を解説します。
「そんなもの、わざわざ教える必要があるのか?」と言う声が聞こえてきそうですが、
意外に小中学生の皆さんは手こずっているようです。

 

知ってて損はしないと思いますので「ふ~ん、そうなんだ。」と言うような、軽~い気持ちで読み進めていただけたればと思います。
それでは行きましょう。

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1. どんな時に胸元に飛んでくるのか?

さてさて、「胸元のレシーブ」に関してですが、まずは「試合の どんな状況で来るのか?」
長年の試合の経験を思い返すと以下のようになります。

〇 胸元にボールが飛んでくる状況

  1.  相手スパイカーの打ったボールが味方のブロッカーに当たりボールの軌道が変化する
  2.  ジャンプフローターサーブ等でボールが急に伸びた場合
  3.  味方のレシーブが弾かれて、自分の胸元に飛んでくる
  4.  相手がフェイントをしてくると思い前に移動したが、勢いのあるプッシュで、それが胸元に飛んでくる

3のケースは非常に希なケースですが、一応チョイスしました。
大体こんなところでしょう。

 

改めて見ると本当に少ないですね。
では、実際に対応している場面を見ていきましょう。

2. 胸元のレシーブ 実践編

胸元のレシーブは、バレーをやっていて先生に一度くらいは注意される事をやらなければなりません。
それは「腕を振る」と言う事です。

 

「えっ?それじゃまた怒られるんじゃ・・・」
そう思われましたか?ご心配なく。胸元のレシーブは腕を振らないと処理できません。

 

百聞は一見に如かず。実際に見ていきましょう。
まずは大まかな流れを見ていきましょう。

〇 胸元レシーブのポイント

  1.  相手の動きを予測して守備位置を確保する
  2.  そこで予想外のボール(胸元に飛んでくるボール)が来た瞬間、後ろに体重をかける
  3.  しっかりと引きつけてボールを処理する(腕の角度に気をつける)
  4.  その後、腕を軽く振ってフォロースルー

続いて写真で見ていきます。

m1

相手の動き、目線、向いている方向でボールの軌道を予測する。
これは全てのレシーブにおいて重要なので、覚えておいて下さいね~ヽ(*´∀`)ノ

m2

むむっ!?レシーブするにしては高い、オーバーで取るには低い、そんな微妙な高さのボールが来やがりましたぜ。
現在の位置だと処理しにくいので後ろに下がります。 m3

ボールの軌道が変化しても慌てない騒がない、落ち着いて処理しましょう。 m4

さてさて、膝下をご覧下さい。レシーブにおいて膝の動きは大切なのですが、その膝が伸びてしまっているので使えません。
そうなってくると腕のスイングによりボールをコントロールするしかありません。
これで冒頭に言った「腕を振らないと処理できない」の意味がご理解いただけたかと思います。 m5

ボールを拾う時に「面の向き」「腕の角度」は重要です。
上の写真を見てください。三つの色で分けていますが、赤のラインがベストな角度です。

 

緑だとボールがギュンっと飛んでいくライナーボールになり、セッターにものすご~く怒られます。(胸元ではなかなか緑の角度にはなりにくいですが・・・)
逆に青のラインはボールが上の方に上がってしまい、短いパスになります。

 

中学生の試合を見ていると、慌ててしまうケースが多いため、ボールを迎えに行ってしまい、青のラインの角度で処理する子が非常に多いです。
赤のラインで処理するためには、繰り返しますが慌てないようにしましょう。

m6

腕を振ってボールをコントロールしましょう。振るといっても振りすぎてはいけません。
何事も加減が大切です。
この時に、ボールをセッターに返そうとするとネットを越えるケースが多いので力加減を覚えましょう。 m7

ここでボールから目を離さないようにします。
セッターがトスを上げたら、すぐにブロックフォローに入るよう心がけてください。 m8

フォロースルーを行います。これは特に意識しなくても自然になってしまうものなので、そこまで重要ではありません。
以上が「胸元に来たボールのレシーブのやり方」です。
ご視聴ありがとうございました。
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3. まとめ

それでは最後に、もう一度「胸元のボールのレシーブ方法」をおさらいしましょう。

〇 胸元にボールが飛んでくる状況

  1.  相手スパイカーの打ったボールが味方のブロッカーに当たりボールの軌道が変化する
  2.  ジャンプフローターサーブ等でボールが急に伸びた場合
  3.  味方のレシーブが弾かれて、自分の胸元に飛んでくる
  4.  相手がフェイントをしてくると思い前に移動したが、勢いのあるプッシュで、それが胸元に飛んでくる

〇 胸元レシーブのポイント

  1.  相手の動きを予測して守備位置を確保する
  2.  そこで予想外のボール(胸元に飛んでくるボール)が来た瞬間、後ろに体重をかける
  3.  しっかりと引きつけてボールを処理する(腕の角度に気をつける)
  4.  その後、腕を軽く振ってフォロースルー

ここまで書いていて何ですが、実は「胸元のボール」はもっと簡単に処理できます。
最初の後ろに下がるのを止めて、前に移動してボールの落下地点に潜りこんでオーバーで処理したらできるのです。

 

しかし、小中学生の方は後衛からセッターにボールを返球する際、オーバーハンドでは届かない事が多々あります。
ですからレシーブに頼らざるを得ない状況と言うのはたくさんあるわけです。

 

そのために胸元のレシーブが必要になってくるわけであります。
とはいえ、冒頭でも述べたようにボールの軌道が変化する等、緊急用の技でもあるので覚えておいて損はしないでしょう。

 

長年、プレイをしていると身体が勝手に動いてくれるようになるので、反復練習を行い習得するようにしてください。
それではまた。

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