バレーボール用語の「ナイスキー」ってどんな意味?
一昔前に比べてバレーボール用語って新しいのが増えてきました。
「ディグ」や「レセプション」、「ミドルブロッカー」「オポジット」等々・・・。
その中で最もわけわからん用語が「ナイスキー」です。
こんにちは。
最近のバレー用語がわけわかんなくて困っている赤鬼です。
本当、色んな業界用語が出てきましたよね。
僕も調子に乗って業界用語を使う時があります。
業界用語使える俺イケてるって感じで。
ただ、意外に使われてないため「業界人ぶりやがって。」と言うバレーを教えている子達のゴミを見るような冷たい視線に耐える今日この頃。
でも「ナイスキー」はギリギリ許されるようなので使っています。
これはかなり昔からあった用語ですが、僕が意味を知ったのは数年前。
某人気バレー漫画で知りました(影山君が出てるあれです)
一瞬で解説が終わるのでは正直つまらないので、僕の「ナイスキー」にまつわるエピソードと共にご覧くだされ。
ではいきましょう。
1. へぇ、そうだったのか。「ナイスキー」の意味。
ナイスキーを使う場面っていうのはスパイクを打った直後ですね。
味方がスパイクを決めた後に「ナイスキー!」って言います。
これは「nice Kill」を短くした用語で「相手を殺してしまう程のスパイク」って言う賞賛の声です。
なので僕は、スパイクを中学生に教える時は「ええか。スパイクを打つ時はな・・・相手をぶっ○すつもりで行けっ!」と教えます。
数年前に中学生に教えた後、その子のバレーノートを見ると・・・・
スパイクは相手を殺すつもりで・・・
と書いてました( ̄▽ ̄;)
・・・真面目か!!
2. 赤鬼が「ナイスキー」と初めて言われた日・・・。
あれは僕が、今のように汚れていない それはもう純粋な青少年の頃のお話です(遠い目)
となりの区域にある同じブロックの中学で、選抜の選考会の練習に参加していた時の話です。
スパイクを打ったら仲間の練習生から言われました。
「ナイキー!!」
・・・・・ナイキ?
えっ?ナイキってあのナイキ?
なんであのスポーツメーカー?
きっと彼はナイキの回し者なんやと本気で思っていました。
そして数ヵ月後・・・・
今度も別の場所でスパイクを決めると・・・・
「ナイスキー!!」
・・・・ナイスキー!?
えっ?えっ?ナイスキーって何?
ナイスは「素晴らしい」って意味やろ?キーは「鍵」やろ?
素晴らしい鍵って何!?
皆の心の扉を開く「めっちゃええ鍵」なん!?
そんな意味やと当時は本気で思っていました。
そして意味を知らないまま大人になってしまったのです。
本当に誰かに「なぁ、ナイスキーって めっちゃええ鍵って意味やんな?」と自ら墓穴を掘らないで良かったと常々思います。
昔の人は言いました。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
鳴かぬなら泣くまで待とうぜ! HOTOTOGISU! チェケラ!
知らない事はちゃんと調べるか聞きましょうね( ̄▽ ̄;)
3. ナイスキーのスパイクを打つためには?
皆さんも憧れるナイスキーのスパイクを打つにはどうしたらいいでしょう?
練習をするのは当たり前ですが、しっかりとポイントを押さえてやる事が大切です。
スパイクは「助走」「タイミング」「強打を打つために適したフォーム」この3本の柱が揃って初めて打てます。
逆に1本でも欠けていると「ナイスキー」にはなりません。
他の記事でスパイクを打つコツを細かく書いていますので参考にしていただけたらと思います。
次はあなたが味方に言ってもらう番ですよ。
「ナイスキー!!」と。
それではまた。