バレーボールのレシーブのコツは何?基本から応用までを大公開!
バレー部に入って最初に習うのプレイ・・・。
顧問の先生に怒られる可能性が高いプレイ・・・。
そのバレーボールで全員がやるプレイこそが・・・レシーブです!!
こんにちは!
かつてレシーブの事で、監督に死ぬほど怒られた赤鬼です。
あの鬼め・・・。
本日のメニューはバレーボールのレシーブのコツ「総集編」であります!
バレー部に入ったけどレシーブが上手くできない。
先輩や先生は怖くて聞けない・・・。
わかります。
わかりますぞー!
僕も中学時代、バレーボールをやり始めた時はあなたと同じ気持ちだったのを覚えています。
当時の監督はそりゃもう鬼のように怖い先生でした。
その鬼監督にレシーブのやり方を聞くなんて「本能寺の変」で、幸若舞の『敦盛』の一節を舞っている信長様に「下手くそっ!!」って言うくらい危険行為でした。
今日は、そんな鬼監督の教え子であるワタクシ「赤鬼」が、仏様のように優しく丁寧に解説させていただきましょう。
この記事では基本から実際の試合で使うレシーブを公開しています。
記事の後半に行けば行くほど、より試合形式に近いレシーブの方法を紹介しています。
これを全てマスターすれば、あなたはスーパーレシーバー!
それでは行きましょうっ!
1. バレーボール レシーブ基本編
バレーのレシーブにおいて、どの学校でもそうですが最初はボールを投げてフォームを固めてと言った流れで練習します。
・・・が!
まずはこれを最初にマスターする事をオススメします。
どんなにレシーブのフォームが整っていようが、チャンスボールがきっちり出来ようが、ボールの落下地点に素早く入れなければ意味がありません。
その落下地点に素早く入る方法がこちら↓
もう最初はこればっかり自主練などでやった方が良いくらいだと思います。
そして大半の小中学生はマスターできない、もしくはできるまでやらないのでライバルに圧倒的な差をつける事ができます。
これをメインにやりつつ、下記の動画で基本を磨いていきましょう♫
それではこれから色々なレシーブを見ていきたいと思います。
どのスポーツでもそうですが基本はとても大切です。
僕も長年バレーボールを教えていた時期がありましたが以下に該当する子はなかなか上達しませんでした。
あなたは以下に該当していませんか?
〇 長年指導をしていて上達しにくい子の特徴
- 基本をおろそかにする(基本練習を適当にする)
- 間違っている自分のやりやすいフォーム、または楽なフォームで行う
- 習った事が身につくまで反復練習しない(結果、我流に近いレシーブとなる)
- 習った事をすぐに忘れてしまう(ノートにも書かない)
いかがでしょう?
これを見て「ドキッ」とした方、別に落ち込む必要はありません。
ちゃんと反省して改善して行けばいいのです。
孔子のおっちゃんも言ってました。
「過ちて改めざる、是(これ)を過ちと謂う」
失敗しても改善しようとしない事こそ本当の過ちなんですよ。
では、その過ちを繰り返さないためにも基本編を掘り下げていきましょう。
基本編では以下のメニューを紹介します。
〇 バレーボール レシーブ基本編メニュー
- レシーブの手の形
- 基本の構え 簡単なボールの取り方
- レシーブの基本でつまづく原因と改善方法
では順番に見ていきましょう。
1-1. バレーボール レシーブの手の形
バレーボールのレシーブにおいて一番最初に習うのが「手の形」になります。
これはさすがに先輩にならった方も多いのでは?
方法はこちら。
〇 バレーボール レシーブの手の形
- 左の手のひらに右の親指以外の指4本を付け根から乗せる
- そのまま軽く包み込むように握りこむ
以下のリンクをクリックして下さい。[/speech_bubble]
当然これには腕の振りや面の作り方も加わってくるのですが、まずはしっかりと手の形を覚えてレシーブにチャレンジしましょう。
レシーブ手の形はいくつか種類があるので、自分のやりやすい形を選んでください。
それが終われば次はレシーブの基本の形に進みましょう。
1-2. バレーボール レシーブ 基本の形
レシーブの手の形が終われば次は基本的な構えや足の運び方をマスターしていきましょう。
繰り返しますが基本をおろそかにしては上達はありません。
正直、基本はつまらないものでしょう。
しかし、この「つまらないもの」の積み重ねが、後に紹介する「実践的なレシーブ」に発展して行くのです。
今は我慢のしどころです。
以下の項目をしっかりと覚えて実行してみましょう。
○バレーボール レシーブの基本
- リラックスした状態で両足を前後にし構える(前足のかかと、後ろ足のつま先が同じラインになるように)
- 相手がボールを返したら来たらスプリットステップで素早くスタート
- 自分が行きたい方向と逆の足を踏み出す
- ボールの落下地点に右足(もしくは左足)を素早く置く
- ボールをしっかりと引きつけ、低い位置でボールをとらえる
- 手の面は床に平行に近い角度にする(垂直に近いとライナーボールになる)
- 膝の屈伸、体重移動を行いボールをセッターに返す
- 常に次のプレイヤーの事を考えた返球を行う
基本的な事ができるようになったら、今度はレシーブの初心者がやってしまいがちなミスを見ていきましょう。
1-3. レシーブができるようになったけど、これでつまづいてるぜい!
やっと基本的な動きができるようになりました。
しかし・・・・うまくボールが飛ばないo(TヘTo)
長年、中学生のレシーブを見てて感じたのが大まかに分けてこの3つに分類されます。
○ チャンスボールが上手くレシーブできない要因3つ
- ボールの落下地点付近の適切な位置に足を置けていない
- ボールが来たら迎えに行ってしまっている
- 腕の振り幅が大きい
いくら基本がうまくできるようになったとしても、あなたのゴールはそこではありません。
試合に出て活躍する事が目的のはずです。
基本でつまづいている暇はありません。
原因と解決方法を知って、どんどんレベルアップしていきましょう。
1-4. 武術は足の動きは命!じゃあバレーのレシーブは?
先ほどの章の「レシーブでつまづく原因」のほとんどに共通している事があります。
それは…ボールの落下地点に入るのが遅いと言うことです!
でもね、これは正直あなたが悪いのではありません。
なぜなら…足の動きなんて普通では習いませんし練習時間に組み込まれる事はないからです。
上手な子は自然と感覚でわかるものですが、どうせなら理屈を知って近道をしたいですよね?
この記事は指導者に「足が全然動いてないっ!!」と、いつも怒られる方におすすめです。
自分で言うのもなんですが、かなりレアな情報なんじゃないかと思います。
とりあえず足の動きに共通する項目を挙げると…
〇 バレーボールのレシーブの足の動き 共通項目
- 重心を一気に落とす
- 床を強く蹴って初速を早くする
さて、これで基本的な部分は一応終わりです。
次の章からいよいよ試合で使うレシーブの動きを見ていきましょう!
2. バレーボールレシーブ応用編(実戦用)
それではこれからバレーボールのレシーブ応用編に行きたいと思います。
応用編は言わば試合で使うための方法ばかりを集めてみました。
第二章では次の実践方式を紹介して行きます。
〇 バレーボール レシーブ応用編
- レセプション(サーブカット)
- ディグ(強打レシーブ)
- ランニングレシーブ
- 胸元に飛んで来たボールの対処法
- 肩付近に飛んで来たボールの対処法
- バックアンダー
- フライングレシーブ
- ワンタッチボールで後方へ飛んで来たボールの処理方法
- アンダーハンドパスで二段トスを上げる方法
- 天井パス
- ネットに近いボールをレシーブする方法
自分が知りたい項目から読むも良し。
順番に読むのも良し。
好きは場所から読み進めて行ってください。
ではレシーブ応用編始まり始まり~。
2-1. 超重要プレイ!サーブカット(レセプション)のコツ
バレーボールの防御において一番最初に行うプレイがサーブカット(サーブレシーブ)です。
今ではレセプションと言ったりしますね。
このサーブカットが良いか悪いかで攻撃のバリエーションが変わってきます。
Aキャッチ(セッターにちゃんと返球されるカット)だと速攻が使えるのはもちろん、コンビバレーを使ったりと良い事だらけです。
逆にサーブカットが悪いと、二段トスでひたすらエース頼りとなり単発的な攻撃になる可能性大!
サーブカットの出来次第で試合を有利に進めるかどうかが決まります。
ファーストプレイであると同時に重要なプレイですので、闇雲に練習せずにポイントをしっかりと押さえて取り組むようにしましょう。
レセプションのポイントはこんな感じです。
〇 サーブカットを返球するためのポイント
- 相手の動きからボールの軌道を読む
- 落下地点に素早く入る
- ボールの正面に入る事に全身全霊をかける
- 低い位置でボールをキャッチする
- セッターの方向へカットの面とオヘソを向ける(体勢が崩れているならば最低でも面は向ける)
- ボールを取る前の声出しをしっかりと行う(お見合いを防ぐため)
サーブカットはとにかくポイントを押さえつつ練習で数をこなしましょう。
まずは正面に入る事から始める事がコツです。
続いてディグ(スパイクレシーブ)に行きましょう。
2-2. チームのピンチを救うレシーブ! ディグのコツ
相手のスパイクをレシーブする技術。
それこそがディグ(スパイクレシーブ)です!
バレーボールで最も盛り上がるプレイと言っても良いこのディグ。
相手の渾身の一撃を体を張って上げる姿はまさにスーパープレイでしょう。
女子バレーの人気が高いのも、ディグによるラリーが続くからという意見もあるくらいです。
さて、そんなディグにもちゃんとコツがあります。
ざっと挙げると・・・
○ スパイクレシーブ(ディグ)のコツ
- 相手のスパイカーの動きからポジショニングを行う
- 適切な位置に着いたら低く構える
- 相手が打ってくる直前にスプリットステップ(その場で軽く跳ぶ動作)を行う
- なるべくボールの正面に入りレシーブする(体ごとぶつかって行くようにすればベスト)
- 自分とセッターとの距離の中間地点上空に上げるようにすると綺麗に拾える
- 無理にセッターに返す必要はなくコート内に上げれば上出来
横に来たボールや画像付きの記事は以下のリンクをクリックして下さい。
https://ikkitousen0413.com/wp-admin/post.php?post=8285&action=edit
何度もスパイクを拾うリベロは、相手にとって脅威です。
そして、会場の注目を集め盛り上げる事ができるのも、ディグが上手い選手の特権と言えるでしょう。
ちなみに僕は集めた事はありませんけど(泣)
では続いて見た目に反して割と難しい「ランニングレシーブ」に行きましょう。
2-3. 広範囲の守備「ランニングレシーブ」のコツ
バレーボールの試合において、レシーブのフォーメーションを組んだ時に困った事が一つ。
それは「自分の構えている場所にボールはほとんど来ない」って事です。
状況によっては自分が予測していたのとは違う事だって起こりうるわけです。
例えば相手のスパイカーが打ったボールが、味方のブロックに当たりコースが変化しました。
「やばいっ!強打じゃない!ボールが遥か彼方に行ってしまった! あ~、間に合わない!!」
ボールは無残にもコートに落ちます・・・。
からの~!
「ワンタッチも予測して構えろっ!!!」
「そんなボールも取れないのかっ!!!」
監督からの怒号・・・。
そう、そうなんです。
場合によっては走ってボールを拾いに行かないといけないわけなのです。
そこで必要になってくるレシーブのテクニックが「ランニングレシーブ」です。
ランニングレシーブとは文字通り走ってレシーブを行うプレイですが、小中学生でこれが苦手な子がとても多い印象を受けます。
逆に中学生でも確実に拾ってくる方々がいます。
それは強豪と呼ばれるチームです。
強豪チームは当たり前のようにランニングレシーブを駆使し、カウンターを仕掛けてきます。
ランニングレシーブが当然のように出来るか否かで、強さの水準は変わると言ってもいいでしょう(小中学校までですよ)
ですから、しっかりとランニングレシーブをマスターする事を強くすすめます。
ランニングレシーブのコツは下記のとおりです。
〇 ランニングレシーブのコツ
- とにかく予測が大事
- スプリットステップをマスターしよう
- ボールがワンタッチなどで変化しても慌てない
- 常に低い位置でボールを処理するように心がける。
詳細は下記記事を参照にしてください。
全部上げていくとかなり多いので重要事項だけを挙げました。
ただ、とても大切なプレイでとても長いため、関連記事は3部構成としています。
しっかりとマスターして強豪チームの仲間入りをしましょう!
2-4. 胸元に飛んできたボールのレシーブ方法
バレーボールの試合において、自分の守備位置(主に正面)にボールが飛んでくる事なんて非常に希です。
状況によっては味方のブロッカーがワンタッチして軌道が変わったボールや、急に伸びてくるサーブなどもあるわけです。
そんな緊急事態に使えるレシーブが胸元レシーブです。
胸元レシーブとは主にオーバーハンドで取るには低い、アンダーハンドで取るには高いボールをレシーブする方法です。
なかなか使用頻度は少ないですが、身体が勝手に動くくらいのレベルになればプレイの幅も広がることでしょう。
そこまで血眼になって習得するような技術ではありませんが、興味がある方が練習してみてはいかがでしょうか?
胸元レシーブの簡単な説明は下記のとおりです。
〇 胸元レシーブのポイント
- 相手の動きを予測して守備位置を確保する
- そこで予想外のボール(胸元に飛んでくるボール)が来た瞬間、後ろに体重をかける
- しっかりと引きつけてボールを処理する(腕の角度に気をつける)
- その後、腕を軽く振ってフォロースルー
使う機会はほとんど無いので練習する機会もないかもしれません。
対人パスの時に相手に胸元に打ってもらい、こっそり練習してみましょう。
2-5. 肩付近に飛んできたボールのレシーブの方法
上記の「胸元に飛んでくるボールのレシーブの仕方」と同じように、状況に応じたレシーブの仕方です。
こちらも使用頻度は少ないプレイとなります。
どちらかと言えば、ランニングレシーブの上でレシーブする方法と言ったほうが しっくり来そうですね。
使用頻度の少ないこのレシーブをなぜ公開しようと思ったのか?
それは中学生の試合を見ていて、この肩付近のボールを後ろに弾かれてしまう子が割と多いからです。
試合経験を積んでいけば自然に出来るようになるものですが(事実、僕も誰かに習った覚えはありません)ポイントを抑えつつやるとやらないとでは上達のスピードは変わってきます。
そのポイントがこちら。
〇 肩付近のレシーブのポイント
- 相手の動きを予測してポジショニングを行う
- ボールが肩付近に飛んで来た方向の片足を上げる(弾かれにくくするため)
- 膝の屈伸を使う
- 腕の面を斜め上前方に向けてボールを捕らえる
- ボールの軌道を目で追う
- セッターがトスを上げたら、すぐにブロックフォローに行く
画像付きの記事は下記リンクに載せています。
これもほとんどの学校で練習はしていないので対人の時に打ってもらいましょう。
次はバックアンダーのコツに行きます。
2-6. こぼれ球を拾う! バックアンダーのコツ
バレーボールの試合において、コート外にボールが飛んでいく事があります。
その「こぼれ球」をコート内に返球するテクニックがバックアンダーです。
この「バックアンダー」正式名称は不明ですが、僕が外部コーチをしていた中学ではそう読んでいました。
やり方はコート外に出たボールを追いかけて行き、肩より少し上でボールをとらえ自分の後方へレシーブするというやり方です。
簡単そうに見えますが、ボールの勢いや高さ、方向などによって難易度が変わってきます。
もしもフライングレシーブでコート内に返そうものなら、会場が沸き味方の士気を高める事が可能です。
ポイントはこちらです。
〇 バックアンダーのポイント
- ボールが弾かれた瞬間、全力で走り出す
- 走り出した時に絶対に手を組んで走らない
- ボールから目を離さない
- ボールの落下地点に入ったら腕を組む
- 肩よりも上の位置でボールをとる(腕の角度に気をつける)
- 腕を振り回さないように注意する
画像付きの記事はこちらです。
もしも練習で行う際には、様々なパターンのボールを出してもらい実戦に近いやり方で行きましょう。
「バックアンダー」は実戦で培われていくものですが、練習でももちろん習得可能です。
ただ、上記で紹介した「ランニングレシーブ」の要素もあるので一緒に覚えていきましょう。
次はフライングレシーブ編です!
2-7. バレーの花形 フライングレシーブ
バレーボールのレシーブで憧れのプレイの一つがこのフライングレシーブです。
僕も中学時代、クラブ紹介で披露して新入部員を30人くらいゲットしました。
まぁ、別に僕のフライングで入部を決めた子は一人もいなかったんですけどね(泣)
そんなフライングレシーブは他のレシーブに比べて難易度は高め。
コツを掴まなければボールは上がらず華麗なプレイとは程遠いものになります。
そのコツとはこちら。
○ フライングレシーブのコツ
- 相手のフェイト、スパイクのワンタッチボールが来た時に素早く最初の一歩を踏み出す
- 落下地点に少しでも近づけるように右足(もしくは左足)を踏み込む
- ボールの下を見る
- ボールと床の間に手を差し込んで、すくい上げるようにレシーブする
- 左足を蹴り上げ、その後に右足を蹴り上げる
- 手の平、肘、胸、お腹、足の順番に着床する
- ボールの行方を目で追いすぐに立ち上がる
フライングレシーブは肘や腰骨を打撲しやすいので気をつけて練習しましょう。
できるようになれば守備範囲がグッとひろがります。
2-8. ワンタッチボール等で後方へ飛んで来たボールの処理方法
バレーボールの試合展開において色んなボールが飛んできます。
そして、様々な状況においてそれに適したレシーブをする必要があるのです。
この後方へ飛んできたボールの処理方法もその一例と言えるでしょう。
百聞は一見に如かず。
まずはご覧ください。
〇 ワンタッチ等で後方へ大きく弾かれたボールの処理方法
- 後方へ来たボールをアンダーで処理するには真横ではなく斜め後方へ走り出す
- 右方向へ来たボールは右足を落下地点に置く(左だと左足)
- そのまま右足を軸に回転させながらボールを前に飛ばす
- 後ろに体重が乗っているため腕を少し振るようにして前に飛ばす
慣れればどうって事ないレシーブです。
逆にマスターすればプレイの幅も広がるので一度練習してみて下さい。
2-9. アンダーハンドパスで二段トスを上げる方法
試合中、セッターがどうしてもボールを取りにいけない状況というものがあります。
そんな時は他の選手がトスを上げる必要がるのですが、小中学生だとオーバーの二段トスが届かない場合が度々見受けられます。
じゃあどうすればいいのでしょう?
アンダーハンドで二段トスを上げれば良いのです!
今回の記事では2種類の内、片方のやり方を紹介します。
それがこちら。
〇 アンダーハンドでの二段トス(体重移動バージョン)一連動作
- 二段トスを上げる場所を円の中心と考える
- 円の中心を見て自分より右にボールが来たら左足を円の中心に向ける
- しっかりと腰を落として両足に体重を乗せる
- 膝と両手の面がほぼ平行になるようにしつつボールをとらえる
- 徐々に左足に体重を乗せていく
- 円の中心に向かって肩ごとぶつかって行くように体重移動を行う
- ボールをすくい上げるように大きくしたから上に体を伸ばす
アンダーで二段トスはオーバーよりも難しいですが、綺麗に上がった時の喜びはアンダーの方が大きです。
頑張ってマスターしてください。
2-10. ただの返球も武器になる!?天井パスのやり方
レシーブがうまく行かず、トスも出来ない。
こうなってしまったら、相手コートにボールを返すのがやっとの状況が試合にはあります。
そんな時に、わざわざ相手選手が取りやすいボールを返してあげる必要はありません。
思いっきりレシーブでボールを高く上げ、取りにくい返球にしてしまいましょう!
その時に役立つのが「天井パス」です。
市民体育館のように高い天井の場所で、思いっきり高く上げたボールは落下速度が加わりレシーブしにくいボールになります。
天井が高い試合会場であれば積極的に使ってみてください。
○天井パス一連動作
- 相手に返球するボールに対して深く腰を落とす
- 腕の面はボールに当てる前に床に対して垂直に下げる
- 天井めがけて思いっきり体のバネを使ってボールを上げる
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”oni1.jpg” name=”赤鬼”] あの時はホンマにパワーショベルがあったら穴掘って入りたかったわ・・・[/speech_bubble]
普段の練習場所ではやりにくいので、ほぼぶっつけ本番となり最初は勇気がいりますが慣れれば非常に簡単です。
どんどんやる事をオススメします!
2-11. ネットに近いボールをレシーブする方法
先ほどの天井パスのように、ネットに近いボールが返球される事があります。
しかし、中学生などを見ていると意外とレシーブを失敗して相手コートに返してしまう事も・・・
そんな時はこのレシーブできっちりセッターに返しましょう!
腕の角度がポイントとなります。
○ ネットに近いボールの処理方法
- ボールの落下地点に入りしっかりと腰を落とす
- 床に対して平行に近い角度でレシーブの面を作る
- ボールをほぼ面に当てるだけでカットする
- この時にセッターと自分とのど真ん中にボールを上げるようにすると綺麗にカットできる
試合の状況で考えると、フェイントのボールを処理する時が最も使用頻度が高いと思います。
とにかく低い位置で丁寧にやる事を心掛けてみてください。
3. バレーボールレシーブまとめ
それでは本日公開したメニューをもう一度まとめましょう。
〇 バレーボール レシーブ
- レセプション(サーブカット)
- ディグ(強打レシーブ)
- ランニングレシーブ
- 胸元に飛んで来たボールの対処法
- 肩付近に飛んで来たボールの対処法
- バックアンダー
- フライングレシーブ
- 後方へ飛んで来たボールの処理
- アンダーハンドパスでの二段トス
- 天井パス
- ネットに近いボールをレシーブする方法
改めて見るとバレーのレシーブって本当に色んな種類がありますね。
これらを全てマスターしようとすると長い月日を要します。
初心者の方は基本的なレシーブをしっかりとマスターし応用へ。
基本的な事ができるようになった方は「レセプション」「ディグ」を中心に他のレシーブを覚えて行きましょう。
これら全てを駆使できるようになったら・・・
守護神の称号はあなたのものです!!
その日まで頑張りましょう!
それではまた。