肘の内側を擦りむきました…。
腰骨を打って痛いです…。
フライングの時にアゴを打ってしまいました…。
だから怖いんです…
フライングレシーブがっ!!
こんにちは。
フライングレシーブで数多くの傷を体に作った…赤鬼です!
フライングレシーブ…怖いですよね!
いろんなところ打撲するし、怪我のリスクが他のプレイより多いし。
でも最近、僕のバレーの先輩からこんな事を聞きました。
先輩「俺の嫁さんが言うてたけど女子はフライングあんまりしないみたい。」
赤鬼「えっ?たまにやってる子いてますよ?」
先輩「せやねん。けど、こないだ娘に教えてたら『女子はフライングせぇへんで』って言われた」
赤鬼「言われてみれば少数ですね。でも何ででしょう?」
先輩「何かな、胸とか強打すると胸の形とか崩れるらしい。せやから成長期の中学生とかあんまり良くはないみたい。」
…なんやて?
バストの形が崩れるやてっ!?
それは由々しき問題でっせ!
しかし、試合中はどうしてもフライングレシーブを使わなければいけない状況ってのがあります。
そんな時に代わりのテクニックとなるのが…
回転レシーブです!
回転レシーブは今は使う人がそんなにいませんが、フライングレシーブが出来なくても比較的簡単に出来ます。
まぁ、難しい事に変わりはありませんが怪我のリスクも減るので習得して損はしないでしょう。
今回の取り方は強打レシーブの取り方ではなく、フライングで拾うようなボールの処理の方法です。
ではさっそく「ローリングサンダー」のポイントを解説していきます!
1. 回転レシーブ一連動作
それでは最初に一連の流れを解説しましょう。
〇 回転レシーブ一連動作
- 普通のレシーブで間に合いそうでないボールが来たら躊躇せずにダッシュする
- 落下地点の手前で右足で踏み込む
- そのまま倒れこむように床とボールの間に手を差し込む
- 右足の太ももの右側面を床に着けつつ手、肘、肩の順に床に着けていく
- やや右斜め前方に向かって体を回転させる
- そのまますぐに立ち上がる
続いて画像で見ていきましょう。
ボールが落下している場所へ躊躇せずにダッシュする。
ここでの一瞬の判断ミスが失敗につながるため要注意です。
ギリギリまで手を組まないようにしましょう。
先に手を組むとダッシュが遅くなりボールを落とす原因となります。
床とボールの間に手を差し込みましょう。
まずは右太ももの右側面を床に着けながら手、肘、肩の順に着けて行きます。
若干、右斜め前方に向かって体を回転させます。
転がった勢いを利用してすぐに立ち上がりましょう。
これでフライングレシーブが怖くてもボールを拾うことが可能となりました。
ちなみに僕は、まぁまぁの勢いで突っ込んでいったのでボールがあさっての方向へ飛んで行きました。
これが実際の試合だと、相手コートに返ってしまい監督からぶっ飛ばされてしまいます。
なので実際に拾う時は、自分の真上に上げるようにすると良いでしょう。
そうすれば自分のコートに上がりやすくなります。
2. 回転レシーブ補足説明
回転レシーブをやっていると両手で行くべきか片手で行くべきか迷う時があります。
実際はどっちでしょうか?
結論…どっちでもええ。
片手であろうが両手であろうがボールが上がればOK!
もしも片手で行くならば手の握りはこれがおすすめです。
このように親指を側面に持っていく事で拳の面がフラットになりボールを上げやすくなります。
片手でスコーンッ!と上げてしまいましょう!
3. 回転レシーブ 注意事項
いくらフライングレシーブよりも安全とは言え回転レシーブにも注意事項があります。
それを2点紹介しましょう。
まずは拾えない典型的なパターンです。
まずはスタートダッシュが遅れてしまい床とボール間に手を差し込めないパターンです。
こうなってしまうと…
不発…。
めちゃくちゃ微妙な空気になります。
もうね…監督とか先輩からありえへんくらい怒られる可能性大!
ちっちゃい事は気にするなっ!
次、上げたら良いんですよ!
今度は別のパターンを見ていきましょう。
ボールを取る位置が高い時の失敗例です。
これは距離を見誤った時などによくありますね。
ボールを取る位置が高すぎると…
腰を打ってしまい…
THE・END…。
でも見てくれました!?
ボールはちゃんとあがりましたよ!
これを味方が二段トスをして
エースが!
エースが!!!
まさかのミス…。
あっ、そんな時はですね。
満面の笑みで近づいてぶっ飛ばしてやりましょう!
それがチームワーク!!
4. 回転レシーブまとめ
それでは今回のお題「回転レシーブ」を再度見てきましょう。
〇 回転レシーブまとめ
- 普通のレシーブで間に合いそうでないボールが来たら躊躇せずにダッシュする
- 落下地点の手前で右足で踏み込む
- そのまま倒れこむように床とボールの間に手を差し込む
- 右足の太ももの右側面を床に着けつつ手、肘、肩の順に床に着けていく
- やや右斜め前方に向かって体を回転させる
- そのまますぐに立ち上がる
〇 回転レシーブ注意事項
- タイミングが遅れると床とボールの間に手を差し込めなくなるので注意
- ボールを取る位置が高すぎると腰を打ちやすくなるので注意
- 自分が死ぬ気で上げたボールを簡単にミスるエースはぶっ飛ばす
以上「回転レシーブ」のやり方でした。
バレーをやっているとフライングレシーブに憧れるものですが、恐怖感がつきもの。
そんな時は回転レシーブで華麗に上げてしまえばいいんです。
フライングレシーブで上げようが回転レシーブで上げようが、チームのピンチを救った事に変わりはないのですから。
最初は難しいかもしれませんが、やって行く内にだんだんとコツがつかめてきます。
その時まで練習!練習!!
頑張ってください!
それではまた。