バレーボール

バレーボールのバックアンダーの方法は?頭を超えるボールはこれで!

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最近少しずつ暑くなってきましたね(この記事は2016年4月25日に書いています。)
この状態で昨日、大阪の某体育館でバレーボールの公式戦に出ました。
結果は2試合ともストレート勝ち。新メンバーが二人加入し、ベンチは久しぶりに大盛り上がり。

 

う~ん・・・やっぱりうちのチームは凄い!!
本当に凄い!!

 

何が凄いか?
実力?
NO NO!

 

ベンチからのヤジです(´Д`;)
もうね、罵詈雑言の嵐ですよ。

 

ほんま・・・審判からイエローカード出なくてよかった。
まぁ、本当はメンバー全員仲良しなんで誤解なきよう。

 

こんにちは。
赤鬼です。

 

今日のお題は・・・
バレーボールのレシーブの一種「バックアンダー」のコツです。

 

はっ?バックアンダー?何それ?
そう感じられた方もいらっしゃるかと思います。

 

僕自身これが正式名称なのかすらわからないので、知らなくて当然と言えば当然ですね。

 

バックアンダーとは要するに、味方が弾いたボールがコート外に出た時に追いかけてコーナ内に戻すレシーブです。

 

これを練習メニューに取り入れている学校は正直そんなに多くはないと思いますので、コツがわからなくて困っている方も もしかしたらいるかもしれません。

 

ですから、今日はじっくりと解説させていただきます。
おそらく見たら「あーっ!これかっ!!」と、ご理解いただける事でしょう。
とりあえず実演に移りましょう。

1. バックアンダー一連動作

まずは実際にやっている写真をご覧ください。
 

bak

こぼれ球をめっちゃ走って走って追いついて後方へポーンっと返す!!
これがバックアンダーです!!
はい!!説明終わり!!
こまかく見ていきまっせ!!

〇 バックアンダーのポイント

  1.  ボールが弾かれた瞬間、全力で走り出す
  2.  走り出した時に絶対に手を組んで走らない
  3.  ボールから目を離さない
  4.  ボールの落下地点に入ったら腕を組む
  5.  肩よりも上の位置でボールをとる(腕の角度に気をつける)
  6.  腕を振り回さないように注意する

次は写真で見ていきましょう!

b1

ピンボケはんぱねぇ!!(・□・;)
ボールが弾かれた瞬間、全力ダッシュ!!他に脇目も振らずにボールだけを追いかけるんだ!!

b2

ボールから目を離さないように追う!とにかく追いかけましょう!!
ただし周りの障害物に気をつけましょう。

b3

ボールの落下地点位入ります。
ここでようやく腕を組みましょう。

b4

肩よりも高い位置でボールをとります。
肩よりも低い位置でボールを処理すると前方に飛んでいくので要注意です。

2. 補足説明

先ほどの章で「肩よりも高い位置でボールをとる」と解説しました。
それをもう少し突っ込んで見ていきましょう。

bs1

本当に今回はピンボケがひどい・・・。
カメラマンが悪いのか僕のカメラがご機嫌斜め45°なのか知りませんが・・・皆さん、ごめんなさい。
見にくいけど我慢してくだされ。

 

さてさて、上記の写真はボールの落下地点に入った瞬間を抑えたものです。
腕を組んだ状態からボールを処理する。
ここからが後方へ返せるかの分かれ道となります。

bs2

はいっ!これが真横から見た場面です。ラインが3本ありますね。
このラインの取る位置で球種が変化します。

赤ライン⇒ ボールが前方へ飛んで行き、味方からため息、先生から怒りの声が飛んできます。

青ライン⇒ ボールが後方へ綺麗に返り賞賛の声がもらえます。

黄色ライン⇒ 後方へ返るっちゃ返りますが、ライナーボールになり味方が更なるボール処理に追われる可能性があります。

いかがでしょう?
割と容易に想像できるのではないでしょうか?
皆さん、必ず青のラインでボールを処理するように心がけてくださいね。

 

もしもボールが返球できないって方は、最初はボールを使わずに練習してみて下さい。
繰り返し繰り返し行って、体にボールの取り方を染み込ませましょう。

3. バックアンダー応用技

次はバックアンダーの応用技を解説させていただきます。
応用技と言うと大げさに聞こえますが、要するに「違う取り方」です。

さらに普通のバックアンダーに比べて異なる部分が「ボールに余裕で追いついた時にしか使えない」事が挙げられます。

 

では実際にどんなやりかたなのでしょうか?
写真で見ていきましょう。

kp1

ここまでは普通のバックアンダーと同じやり方です。
ここから変化します。

kp2

落下地点の少し横でボールが落ちてくるのを待ちます。

kp3

そこから右足を軸に回転し、肩の少し下でボールをとります。
そこからすくい上げるように後方へボールを飛ばします。

kp5

こんな感じです。ボールを飛ばしたい方向へ手の面を向け、ボールの行方を目で追いましょう。
この応用技、うまく行けば二段トスにもなります。興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。

4. 注意事項


stp

バックアンダーで最も怖いのが、ずばり「怪我」です。
たまに、コート外に飛んでいったボールを追いかけて椅子に激突する子がいます。
一見、超ファインプレイですが怪我をしては元も子もありません。

 

椅子の他にも人に激突したりする子もいたりします。
昔、平積みしてた体操用のマットに突っ込み指を骨折したバカがいたのを覚えています。
まぁ、僕なんですけどね。

 

当時、コーチからこう言われました。
「昔のバレーの選手は、骨折して骨が突き出てもプレイしてた。」

 

・・・・・・200%無理。
そんなもん怪我を悪化させるだけでしょっ!
皆さん、くれぐれもバックアンダーを行う際には怪我だけはしないように注意しましょう。

5. まとめ

それでは今日のメニュー「バックアンダー」のポイントをまとめましょう。

〇 バックアンダーまとめ

  1.  ボールがコート外にはじかれたら手を組まずに走り出す
  2.  ボールから目を離さずに追いかける
  3.  ボールの落下地点に来たらアンダーハンドの手を組む
  4.  腕の角度に気をつけて、肩の少し上あたりでボールを取り後方に返球数する

〇 バックアンダー応用技

  1.  ボールがコート外にはじかれたら手を組まずに走り出す
  2.  ボールから目を離さずに追いかける
  3.  落下地点の少し横でボールを待つ
  4.  肩の少し下あたりでボールを取り右足を軸に回転しボールをすくい上げるようにコート内に返球
  5.  腕の面を返したい方向へ向ける
  6.  返球されたボールの軌道を確認しつつコートに即座に帰る

〇 注意事項

  1.  ボールを追いかけている時に椅子、人、平積みされたマットに接触しないように気をつける
  2.  怪我をしたら即座に医務室へGO。怪我をした状態でプレイなんて時代錯誤

以上がレシーブの1種「バックアンダー」のコツです。
まさかこんな地味な技の記事を書く日が来るなんて思っていませんでした(´Д`;)

 

しかし我々からしたら当たり前のプレイであっても、小中学生の皆さんにとって難しいプレイかもしれないので一応書かせていただきました。
最後にバックアンダーのちょっとした秘密を教えましょう。

 

それは・・・場合によってはチームの士気を高めることが可能なプレイだと言うことです。
例えば味方が強打レシーブしたボールがはじかれました。
それを追いかけて倒れながらコート内に返球したら一気に味方の士気が高まるのです。

 

一番、ぶわ~っと上がるのがフライングレシーブで返した時ですね。
ただでさえバックアンダーはお目にかかる事が少ないプレイですが、
それをフライングレシーブで返すシーンなんてテレビの「衝撃映像100連発」に出てもいいくらいレア映像です。

 

しかしフライングでも走って返すのも味方のピンチを救う事に変わらないので、そのへんは自信を持っていいのではないでしょうか。
ただ繰り返しますが危険なプレイに分類されるので接触事故だけには要注意です。

まぁ、控えのベンチだと監督が椅子をどけてくれたりストップかけてくれたり、場合によってはクッションになってくれます。

 

素敵な監督なら胸に飛び込み、ムカつく監督ならどさくさにまぎれてラリアットを食らわせましょう。
胸に飛び込んだ際に「禁断の愛」に発展した場合、僕は責任は取れないので当事者同士で話し合いをしてく~ださい!

 

以上、バックアンダーのコツでした!
それではまた。

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