その昔・・・アイザック・ニュートンは万有引力の法則を発見しました。
そう・・・地球には重力ってものが存在するわけでやんす。
この重力に逆らうために、我々の先輩バレーボーラー達は「高く跳ぶ」と言う研究をしてきました。
その高く跳ぶために必要不可欠なものが…
スパイクの助走です!
こんにちは。
バレーボールの試合に出始めた頃は、びびりすぎてスパイクジャンプしかできなかった…赤鬼です。
さて、この記事をご覧だという事はスパイクの助走のコツを知りたいのでしょう。
スパイクの助走はざっくりとポイントを挙げるとこんな感じです。
- リズム良く助走する
- 最後の踏み込みの時に水溜りを飛び越えるように大きく
- バックスイングはしっかりと
この三原則を踏まえて解説に入りたいと思います。
それではいきましょう。
Contents
1. バレーボールのスパイクの助走 一連の流れ
さぁ、いよいよスパイクの助走の実践編です。
まずは一連の流れを見ていきましょう。
〇 バレーボールのスパイクの助走 一連の流れ(3歩助走)
- 左足を前に出した状態でスタート
- 左→右→左の順にステップを行う
- 最後の右→左のステップは「タン、タン」ではなく「タタン」と速いリズムで
- 最後のステップ開始時にバックスイングも開始(バックスイングは大きく)
- 最後のステップは大きく踏み込む(水たまりを飛び越えるように)
- 最後に両足は右斜め方向へ向ける
- 最後は軽く体重を後ろに体重をかけてブレーキをかける(前飛びを防ぐため)
○ 4歩助走
- 右足を前にしてスタート
- 右→左→右→左の順番にステップ
- それ以外は1歩助走とポイントは同じ
今度は画像で見ていきましょう。
今回は初心者におすすめの「3歩助走」で解説したいと思います。
「一歩助走」とは左足を前からスタートするステップで、右足を大きく踏み込んで「右、左」で跳ぶという方法です。
もう一つは「4歩助走」と言いまして、右足を前からスタートするやり方です。
手っ取り早く言えば「一歩助走に右足スタートの一歩を加える助走」となります。
この画像が「3歩助走」のスタートポジションです。
この状態から大きく一歩踏み出しましょう。
これよりも遅いとスパイクの助走がスムーズに出来なくなるので注意が必要です。 しっかりとバックスイングを後方へ。
その後に右のカカトで踏み込みます。 「右、左」でタタンと素早く最後のステップを踏みましょう。
この時、両足は右斜め前方「時計の2時の方向辺り」に向けます。
両足を右斜め前方に向ける事により空中で右半身を後方へ引きやすくなるのです。
この動きは「外旋」と言って、強力なスパイクを打つために必要不可な動きとなります。
最初の方で意識しておかないと、後々苦労するので必ず覚えておいてください。
さて、話を元に戻します。
最後のステップの時に、少し後ろに体重をかけブレーキをかけましょう。
ブレーキをかけないと、そのままの勢いで前に跳んでしまうので注意が必要です。
大きく弧を描くように、両手を上にスイングしながら両足で跳びます。 両手をバンザイするように跳びましょう。スパイクを打つ時に、監督からこんな事を言われた経験はありませんか?
「左手が上がってないっ!」
左手が下がる主な原因が、この「バンザイ」ができていない事です。
強力なスパイクを打つためには、左手をしっかりと上げる必要があるので両手を上げる事は常に意識しましょう。
跳んだ時はボールをしっかりと見ましょう。(今回はバスケットゴールですが…)
熟練してくると「ボールを見ながらブロックの動きも見る」という事も可能です。
これは人によってはやりにくいかもしれませんが、両足を曲げたほうが綺麗に見えます。
また、打つ瞬間に両足を前に蹴り出す事により、スパイクの威力が若干上がるのでおすすめです。
できなかったらできないでも大丈夫です。
むしろ出来ているのは、かなりの強豪に所属している選手が、このフォームが多い傾向が強いですね。
片足で着地してバランスを崩すと、捻挫の恐れがあるので要注意!
以上がスパイクの助走の一連動作です。
ポイントをまとめましょう。
最後の踏み込みの時に両足は時計の2時あたりに向ける
バックスイングを大きい動作で行い、空中でバンザイをする
続いて補足説明をいたします。
2. 補足説明 最後のステップがポイント
まずはこちらをご覧下さい。
白いラインから青のラインまで約1mを大きく踏み越えているのがおわかりいただけると思います。
この最後の大きなステップが爆発的な力を生むのです。
最後の大きなステップを踏むポイントとしては、写真のように体育館のライン飛び越えるようにしましょう。
※イメージとしては水たまりを飛び越えるような感じです。
もしも体育館のラインの幅が広すぎる場合、床に自分のステップの幅に合った間隔でテーピングを貼って練習して下さい。
男性諸君。
これくらいジャンプできると、女子にキャーキャー言われますよ(多分)
最後の踏み込みは大きく!(水溜りを踏み越えるようなイメージで)
3. スパイクの助走 実戦編!
バレーボールの試合において全てが自分の理想のトスが来るわけではありません。
セッターも人間です。
機械のように常に正確なトスを上げれるものではありません。
トスがネットから離れていたり短かったり色々あります。
だがしかし…どんなトスでも打ててこそ真のスパイカー。
強いては…イケてるスパイカーです。
では、そんな「イケてるスパイカー」になるために超実戦的な助走を紹介しましょう。
今回は「短いトス」と「ネットから離れたトス」を打つための助走を紹介します。
3-1. 短いトスを打つためのスパイク助走
レフトからのスパイクでたまにあるのですが、自分が思っているよりもトスが短い場合があります。
そんな時は助走を少し変えるだけで打てるようになるのです。
やり方としては以下の通り。
○ バレーボールスパイク 短いトスの打ち方
- セッター、もしくは二段トスを上げた選手の手からボールが離れた瞬間に距離を読む
- 通常の位置で踏み込むためのスタート位置にいるため、短いトスだと位置的に届かない(前跳びをする)
- 前飛びをする事によりブロックのマークが外れやすいのでクロス方向へ向かって打つ
- 両足で着地
アニメーションで解説しましょう
わかりやすくするためにかなり短めにのトスにしています。
実際にこれだけ短いと白帯にかかってチャンスになる可能性の方が高いですが、そこはスルーして下さい。
さて、この動きの最後の助走をご覧下さい。
先ほどのバスケットゴールに向かって助走している時よりも両足の前後の間隔が広い事がおわかりいただけると思います。
そうなんです。
トスが短い場合、通常の助走だとボールの落下地点に届かないんです。
その結果、思いっきりネットに引っかかって監督からお叱りの声…。
それを防ぐためにも、最後の助走の時に両足の前後の間隔を通常よりも広めに取り「前跳び」をするようにしましょう。
この時、ブロッカーは通常のレフトの位置に跳ぶのでほぼフリーの状態でスパイクを打つ事ができます。
強打が無理ならばフェイトでもかまいません。
とにかく相手が取りにくい場所へボールを落とすようにしましょう。
この打ち方は他の記事で細かく解説しています。
興味があれば参考にして下さい。
3-2. ネットから離れたトスを打つためのスパイク助走
では次に「ネットから離れたトスを打つための助走」を見ていきましょう。
あなたがレフトからスパイクを打つ時が来たら、いつかは必ずやってくるトスがこれです。
どちらかと言うとセッターのとすよりも二段トスが上がって来た時に多い気がします(チームにもよりますが…)
そこでわざわざ相手にチャンスボールを返すのも何だかね~。
どうせなら相手を苦しませるためにも強打を打ちたいですよね?
ここでもスパイクの助走を変えるだけで比較的打ちやすくなります。
一連の流れを紹介するとこんな感じです。
○ ネットから離れたトスを打つ方法
- セッター、もしくは二段トスを上げる選手の手からボールが離れた瞬間にボールの軌道を読む
- 助走はネットに向かってではなく、スタート位置からやや真横気味に入る
- ボールの落下地点を見定めて最後のステップを踏む
- 状況に応じて最後の助走の歩幅を狭くする
- 前飛びをしながら大きなフォームで打つ(バックアタックを打つように)
- 相手コートの右奥(自分から見て)を狙う
次もアニメーションで解説します。
少しわかりにくいですが、通常の助走とは違いネットに対してほぼ真横に入っているのがわかると思います。
これを通常の入り方で行くとボールの落下地点に入り込む形になり、助走の距離が潰されてしまうのです。
それを防ぐためにもこんな入り方をしています。
さらに前飛びをするために最後の踏み込みの距離を少し短くしているも特徴です。
補足説明編で解説したように水たまりを飛び越えるように助走すると、たちまち「かぶったスパイク」になるので注意してください。
このようにスパイクの助走は、状況に応じて使い分けるとほとんどのトスに対応可能となるのです。
ここまで行き着くのにはボールの落下地点をしっかりと見定める能力と経験が必要になってきますが、長くスパイクを打っていると必ずできるようになります。
そのためにも基本である助走やタイミングを意識しながら練習してください。
この離れたトスを打つ方法も下記リンクにて細かく解説しています。
参考にどうぞ!
4. バレーボールのスパイクの助走 まとめ
それでは本日のお題「スパイクの助走」を、もう一度おさらいしましょう。
〇 バレーボールのスパイクの助走 一連の流れ(3歩助走)
- 左足を前に出した状態でスタート
- 左→右→左の順にステップを行う
- 最後の右→左のステップは「タン、タン」ではなく「タタン」と速いリズムで
- 最後のステップ開始時にバックスイングも開始(バックスイングは大きく)
- 最後のステップは大きく踏み込む(水たまりを飛び越えるように)
- 最後に両足は右斜め方向へ向ける
- 最後は軽く体重を後ろに体重をかけてブレーキをかける(前飛びを防ぐため)
○ 4歩助走
- 右足を前にしてスタート
- 右→左→右→左の順番にステップ
- それ以外は1歩助走とポイントは同じ
○ バレーボールスパイク 短いトスの打ち方
- セッター、もしくは二段トスを上げた選手の手からボールが離れた瞬間に距離を読む
- 通常の位置で踏み込むためのスタート位置にいるため、短いトスだと位置的に届かない(前跳びをする)
- 前飛びをする事によりブロックのマークが外れやすいのでクロス方向へ向かって打つ
- 両足で着地
○ ネットから離れたトスを打つ方法
- セッター、もしくは二段トスを上げる選手の手からボールが離れた瞬間にボールの軌道を読む
- 助走はネットに向かってではなく、スタート位置からやや真横気味に入る
- ボールの落下地点を見定めて最後のステップを踏む
- 状況に応じて最後の助走の歩幅を狭くする
- 前飛びをしながら大きなフォームで打つ(バックアタックを打つように)
- 相手コートの右奥(自分から見て)を狙う
以上が「スパイクの助走のポイント」です。
正直言って助走がしっかりと出来ていないと高くジャンプする事はできません。
高くジャンプができないと、「すんげ~スパイク」も打てません。
あなたも「すんげ~スパイク」打ちたいですよね?
その第一歩となるのが、今回解説した「助走」なのです。
最初にも言ったように、初心者がスパイクで最初にぶつかる壁が助走です。
助走はボールが無くても練習可能なので、まずはこれをマスターする事を目標にしましょう。
助走がしっかりと出来れば高いジャンプは可能です。
「自分は身長が低いからスパイカーにはなれない・・・」なんて嘆いているそこの君。
ハイキューの日向翔陽君だって、162cmの身長で強豪と互角に渡り合っているではありませんか!
「身長が低いから、お前はスパイカーでは使わない。」
この考え方、正直嫌いです。
身長低くてジャンプ力が凄くてやばい奴。今までいっぱい見てきました。
テクニックもパワーも凄かったな~。正直、敵ながら「かっこええやん・・・。」って思いました。
あなたもこういうプレイヤーを目指し、高いジャンプ力で相手からバンバン点をとってくだされ!
めざせ!小さな巨人!!
スパイクでの質問です。スパイクの時に力を入れるタイミングはどこですか?力を抜いたほうがいいのかがよく分かりません。スパイクで回転があまりかからないのですが、ポイントを教えて頂きたいです。よろしくお願いします
歌舞伎揚げさんへ
コメントありがとうございます。
スパイクの力を入れるタイミングは人それぞれ若干違うとは思いますが、僕の意見としては「ボールを叩く瞬間」ですね。
よくガチガチに力を入れてスイングをする初心者の方を見かけますが、筋肉は硬直させると動きが鈍くなります。
よって、バレーのスパイクにおいてはスイングスピードが下がってしまうわけです。
ポイントとしてはジャンプしてから肩の力を抜いたままスイングをし、ボールを叩く瞬間に手首のスナップを使いつつ強く叩くって感じになります。
その感覚を養うためには「ボールを地上で床に叩きつける練習」が良いでしょう。
箇条書きにすると・・・
1. ボールを上げて右肩を引いて半身の構えをする(脱力)
2. ボールを叩きつけるためにスイング開始(まだ脱力)
3. ボールをインパクトする瞬間に手首のスナップを効かせて叩きつける。
というような感じです。
この時にボールのやや上部を手首を使って自分の方へ掻き込むようにたたくと上手にミートできますよ。
さて、最後に力を入れるタイミングの欠点を一つご紹介します。
人間の体は脱力をすると重くなります。
試しに二人一組でやっていただきたいのですが、体に力を入れている状態で持ち上げるのと、脱力している状態では感じる重さが違います。
そのためジャンプする瞬間に完全に脱力すると、跳びにくくなり高さが若干落ちてしまいます。
なのでジャンプする瞬間はある程度の力をこめ、右肩を後ろに引いた時に肩の力を緩めるように意識してください。
今回は文章のみの説明とさせていただきますが、現在、ミートをするためのポイントなどの記事を書くために準備をしています。
近いうちに公開させていただきますので、参考にしていただければと思います。
下手な説明で申し訳ありませんが、また結果を教えてください。
頑張ってくださいヽ(・∀・)ノ
歌舞伎揚げさんへ。
大変申し訳ありません。
サイトがウィルスに感染してしまい、かなり時間がかかってしまいました。
スパイクの回転をつける方法の記事がようやく完成しました。
参考にしていただければと思います。
バレーボール スパイク ミートのコツ。上半身の動きを徹底検証。
過去記事にすみません。初めてコメントさせていただきます。
いつもとっても参考にさせていただいております。
先日、自分のスパイク動画を撮って見たところ、身体が斜めになっていました。
高い打点を意識し過ぎて左肩が下がっている状態です。
スイングの時に両腕が上がっていないものと思われますが、もう意識のみの問題なのでしょうか?
何かコツや意識する点などありましたらぜひ教えてください。
BBAプレイヤーさん、こんにちは!赤鬼です。
コメントありがとうございます。
さて、BBAプレイヤーさんは「スパイク時に左肩が下がっている」との事ですが、結論から言いましょう。
「左肩が下がるのが普通」です。
実際に、僕の過去記事「センターオープンの打ち方」をご覧ください。
一連動作の6枚目、7枚目の写真で「左肩を下げて」打っています。
これは現在作成中の記事でも詳しく書きますが、人間の体の構造上「左肩を少し下げないと投てきはやりにくい」のです。
野球のピッチャーもボールを投げる時に左肩を下げて投げているのもそのためです。
ですから、バレーボールも同じなんですね。
ただ、補足説明をさせていただくと「空中でバランスを崩すくらい下げるのはNG」と覚えておいてください。
それを防止する方法としては・・・そうですね。
まず、スパイクを打つ瞬間に左手がだらーんと下がっていないか確認してください。
左手がだらーんと下がっていると、左肩も下がりやすくなるので「しっかりと左手を胸に引き寄せて脇を締める」これを意識してみましょう。
また、高い打点を左肩を下げて稼ごうとするのではなく、助走やタイミングを再度見直してみましょう。
助走やタイミングが悪いと最高打点でスパイクは打てないので、動画を撮影した時にもう一度確認して見てください。
少し長くなったのでまとめましょう。
1. 左肩がスパイクを打つときに下がるのは当たり前。バランスが崩れるくらい下げるのが問題。
2. スパイクを打つ瞬間、左手をしっかりと身体に引き寄せて脇を締める。
3. 最高打点は左手を下げて得ようとせず、助走とタイミングをしっかりと見直す。
以上の3点ですね。
スパイクは複雑な要素を兼ね備えたプレイなので、慣れるまで難しいものです。
1つずつ問題を解決して、猛打を目指しましょう!
頑張って下さいヽ(・∀・)ノ
2.
丁寧な解説のご返信、ありがとうございます!
う〜ん・・ここに画像や動画が貼れればいいんですけど。
多少左が下がるのは分かるんですけど、
右手で崖にぶら下がってるみたいな状態?(我ながらなぜ”崖”をチョイスしたのかw)
右手が時計の0時にあって身体が4〜5時あたりのオシリが出てるみたいな状態?
ボールに前後じゃなくて左右にかぶってる(打点が右肩より頭上にある?)ような気もします。。
とにかく不格好で治したいですTT
もう一度、左手の位置と助走を見直してみようと思います!
ありがとうございました!!
BBAプレイヤーさんへ
こんにちは。
BBAプレイヤーさんの言葉で状況がわかりました。
1. 右手で崖にぶら下がっている状態。
2. 右手が時計の12時にあってオシリが4~5時あたりに出てる状態。
3. ボールが前後じゃなく左右にかぶっている。
この3点から推測するとボールを捕る位置が左すぎと言う事ですね。
改善方法としては、いつもより少し右でジャンプするようにすると良いでしょう。
上記3点を作成した記事に反映させました。
この記事の「1-2の項目」を見てください。
おそらくこんな打ち方かな?と言うのを実際にやってみました。
これで合っているといいのですが・・・。
とりあえず記事のURLを貼っておきます。
また、結果を教えていただければと思います。
頑張ってくださいヽ(´▽`)/
バレーボール スパイク ミートのコツ。 上半身の動きを徹底検証。
はっΣ( ̄□ ̄;)
まさしく「ボールを捉える位置が左過ぎる」写真のような格好です!
そうか、やはりもう少し打点を右にする必要があるってことですね!!
60℃・・・これはもう感覚と馴れの世界ですね。。
意識してやってみます!
このミートする位置なんですが、フローターサーブの時も同じと言えますよね?
何度もゲームをやっていくうちに、なぜかサーブで左腰が痛くなります。
これも捉える位置が左にかぶっているから、変な腰の回転に変な力が入ってしまっているのですかね。。。
両方の位置関係を見直して挑戦してみます!
ありがとうございました!
BBAプレイヤーさんへ。
こんにちは!赤鬼です。
60°はあくまでも目安なので、そこまで厳密に考えなくても良いかと思います。
現に僕も60°の位置でとらえれているかは微妙なんで(^_^;)
腕の角度よりももスパイクを打つ時に、最後の踏み込みの位置を意識してみてください。
最初は思いっきり左で跳んで、かなり右の方でボールをとらえるようにしてみてください。
そこから少しずつ修正して行くとやりやすいかと思います。
フローターサーブはスパイクよりも左肩を下げて打たないので(これも人によりますが)60°よりも角度を鈍角にして打つと良いでしょう。
ただ、繰り返しますが腕の角度はあくまで目安。
BBAプレイヤーさんの場合、サーブを打つ時に「トスが左にあがっている可能性がある」と思います。
ですから最初は、右の方へトスを上げるようにして打ってみてください。
下記リンクに「フローターサーブの打ち方」も載せていますので、よろしければご覧ください。
「バレーボール フローターサーブのコツ。こんなやり方がありました。」
暑いので熱中症に気をつけて練習してくださいねヽ(´▽`)/
コーチやチームメイトに「全力ジャンプしろ!」や、「力を入れて飛べ!」と言われるのですが、全力ジャンプの仕方がわかりません。力の入れ方やタイミングなどを教えてください
佐藤さんへ
コメントありがとうございます。
「力を入れて跳べ!」「全力ジャンプしろ!」とか言われても、抽象的すぎてよくわかりませんよね(^_^;)
しかし、この指摘から推測数すると、佐藤さんはバックスイングと最後の踏み込みの時の下半身の沈み込みが弱いのかもしれませんね。
しっかりと両腕を後方へ持っていき、そこから力を込めて思いっきりバンザイしながら両腕を振り上げてください。
そしてジャンプする時に両太ももを沈みこませるしてみてはいかがでしょう?
後は、このバックスイングからジャンプするまでの一連の動作がスムーズに行かないとジャンプはできません。
下記記事に詳細が載っていますので参考にしていただけたらと思います。
https://ikkitousen0413.com/archives/9205.html
寒くなって来ましたので、しっかりと体を温めてから行うようにしてくださいね♪
頑張ってください(´∀`)
はじめまして!
初めてコメントさせて頂きます。
いつも赤鬼さんのサイトを穴があく勢いで
愛読しています!
2ヶ月前に31歳にして初めてバレーを始めたのですが
元々スポーツ大好きで、運動神経だけは自信があったのですが、思ったように体が動かないのはもちろんなんですが、スパイクの助走が本当に連動出来ず
友達などからは、手の振り(バックスイング)のタイミングがおかしいと言われます…
頭で考える程に分からなくなり、何度も赤鬼さんの記事を読んでイメージトレーニングしてるのですが、バックスイングが大きくとれない及び、連動しません…
何か練習方法や、もう少し噛み砕いたというか
初心者が助走が連動出来るコツなどないでしょうか?
ぜひよろしくお願いします
このりんさんへ
コメントありがとうございます。
いやー、今年のインフルエンザは強力ですね。
僕もこの数日、寝込んでました。
インフルエンザウイルスに対抗すべく2日目にスクワットを試みたのですが、速攻で気分が悪くなり断念しました。
やはりインフルの時は薬を飲んで寝るのが一番ですね!
さて、このりんさんは31にしてバレーを始められたとか。
チャレンジャーですね!
まぁ、いくつになっても新しい何かに挑戦する事は素晴らしいことだと思います。
で!バックスイングの事ですが、おそらく助走開始の時に腕を前に出し過ぎていているかもしれません。
その予備動作がバックスイング開始を遅くして連動していないのかもしれません。
ですから、まずは1歩助走から練習してみてください。
そして、助走開始と同時に腕を後ろにやるように意識してみてはどうでしょうか?
これで連動した助走が可能となります。
こちらの動画にも詳細が載ってありますので参考にしてみてください。
https://youtu.be/VXgWlsko6oA
頑張ってください(=´∀`)
4歩助走ができなくて、先輩達から教えてもらったけれど打とうとするとできなくなリます。
頑張っても、監督に ちげーよ 最後の2歩! と言われます。
どうしたらいいですか?
まいさんへ
コメントありがとうございます。
助走はボールが無い状態で出来ても、トスが上がってくるとタイミングの関係で乱れることがあります。
これは感覚が占める部分が多いので、何本もやって掴んでいくしかありません。
ところで監督に違うと言われた最後の二歩なんですが、もう少し具体的に教えていただいていいですか?
抽象的なので少しイメージが湧きにくいですね。
返信お待ちしております(=´∀`)
こんにちは赤鬼さん
いつも参考になる内容をたくさん配信していただきありがとうございます。
僕は今スパイク助走で悩みがあります。スパイク助走にスピードがなくてなかなかいいスパイクが打てないのです。それに地面をおもいっきり蹴りあげて飛べてないような気がします。それでゲームの中で強いスパイクをなかなか打てません。調子のいい日は上手く飛べるんですが、トスに合わせようとしたりしてなかなか上手くいきません。何か意識したらいいこととかありますか?返信お待ちしております。
小鬼さんへ
コメントありがとうございます。
返信が遅れて申し訳ありません。
大阪はめっちゃくちゃ寒くて寒くてたまりません。
小鬼さんのお住まいの場所はいかがですか?
コロナウイルスも流行しているので、健康管理にはお互い気をつけましょう♪
さて、スパイク助走ですねー
まず、地面を強く蹴るとのことですが、やりにくいなら無理に強く蹴る必要はないと思います。
たまに、カカトを強く床に「ガガン!」って音が鳴るくらい蹴る人もいますが、変に真似して跳べないより自分がやりやすい方法で助走してください。
助走はセッターの動きを見て開始するのも大切です。
例えば低いパスを無理やりオーバーでセッターがトスを上げようとします。
上手いセッターなら通常の高さのトスをあげれるでしょうが、だいたいが低いトスになるでしょう。
そうなったら少し早めに助走開始など工夫が必要です。
後はバックスイングをしっかり行うようにしてみてください。
これだけでも随分変わってきますよ^_^
返信ありがとうございます。
バックスイングはたしかに直さなければいけないなと思いした。あと一つ気になることがあるんですが、リングジャンプでリング触れる人は僕よりも三段跳びを跳べているのはやはり何かジャンプと関係あるのかなと思うのですがどうでしょうか?
返信くだされば幸いです。
小鬼さんへ
返信ありがとうございます。
そして、またまた遅くなり申し訳ございません(・・;)
新型コロナウイルスの影響で学校が休みになってしまいましたね。
政府の後手後手の対応が招いた結果でしょう。
本当に全国の学生諸君が気の毒で仕方がありません・・・
しかし、家でゴロゴロしていては体はなまる一方!
出来ることからやっていきましょう!
さて、質問の答えですが、三段跳びとバレーのスパイクジャンプは同じジャンプでも若干性質が異なります。
三段跳びは前に、スパイクジャンプは上に向かって跳ぶ方法です。
単純に考えて、ジャンプする筋力や瞬発力が備わっているので、その方は跳べるんだと思いますよ♫
ジャンプ力は天性のバネが無くても、トレーニングで跳べるようにもなります。
今は跳べなくても、この先高く跳べないって事はありませんのでご安心を(´∀`)