バレーボール

バレーのレシーブのコツを初心者が掴むにはこれをやろう!

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  • バレーボールは初心者だけど、レシーブはどんな練習をしたらいいのかわからない。
  • レギュラーになりたいけど、レシーブの基本が出来ていないからなれそうもない。
  • レシーブするとかなりの確率で弾かれて失点してしまう。
  • 顧問の先生がバレー未経験で、新入生にどんな練習をさせたら良いのかわからない。

こんな悩みを抱えている「迷える子羊」よ。

 

安心したまえ。

 

この悩みは長年、中学生の指導をやってきた私が解決の方法を知っておるぞ。

 

こんにちは!赤鬼です。

 

この記事を書いている時、強烈な花粉にやられて目がカピカピになって泣きそうです。

 

頑張って記事書くで・・・。

 

さてさて、今回はレシーブの超超基本的な練習方法を紹介します。

 

「いまさらレシーブの超基本かよ、その辺にありふれた情報とどう違うってんだよ?」と、ナメた事を言ってる奴、ちょっと来い💢

 

話を本題に戻しましょう。長年バレーの指導に携わって発見した「意外な盲点」に、ブラックジャック先生が使うような鋭いメスを入れて行こうと思います。

 

この記事を読み終わる頃、あなたはレシーブの基本かつ重要な事がわかるでしょう。

 

ほな、本編開始しまっせ!

1. バレーボールのレシーブのコツを初心者が掴むには?実はこんな簡単な練習でした!

まずは15年以上、中学生のバレーを見てて感じた「よくレシーブを失敗する子の特徴」をご覧ください。

  • ボールが来たら焦ってしまい、高い位置で取ってしまう。
  • 最初の構えから腕を一度下げて、振った形でレシーブしてしまう。
  • 構えの状態から一度腕を上げるモーションが入り、腕を振ってしまう。

この中でブッチギリで多かった項目が、高い位置で取ってしまうものでした。

 

では、この癖をつけないようにするためにはどうしたらいいのか?梅干し大サイズの脳みそをフル回転させた結果・・・・

 

基礎練習の段階で難易度下げて、フォーム固めたらええがなっ!

 

・・・という結論に至りました。

 

てなわけで、その内容がこちらになります。

 

現在、上級生になっちゃった方も、ピカピカの一年生でも出来る練習です。

バレーボール超初心者用の練習方法
  1. 最初にハンズミドルの構えをとる(後程解説します)
  2. ボールが飛んできたら、落下地点に移動して低い位置でボールをレシーブする。
  3. ボールは上げる必要は無いので、そのまま転がすように返球場所にレシーブ面を向ける。

はい、たったこれだけです。

 

最初からボールを飛ばすようにすると、そちらにばかり意識が向いて、腕を振ったり高い位置で取る癖が付いてしまいます。

 

一度癖が付くと、なかなか修正するのって難しいんですよね。

 

そうなる前に、また、すでに悪い癖がついているのであれば、修正の意味で今回の練習をやってみてください。

 

それでは解説にいきましょう。

1-1. バレーボールのレシーブ超初心者用の練習内容はこれ!

それでは、順番に画像で解説して行きます。

今回は自宅でも出来る練習のため、一人用で練習するスタイルで解説します。

 

もしも学校でやるのであれば、ペアを組んだ相手にボールを投げてもらってください。

 

まずはボールを壁に向かって投げます。

跳ね返って来たボール(もしくは投げてもらった)をしっかりと引き付けてください。

 

ここで焦ると、高い場所で取る癖が付いてしまうので要注意です。

しっかりと引き付けたら、腰をしっかりと落として低い姿勢でレシーブします。

 

この時に、腕を振ったり膝の屈伸を使ってボールを返球する必要はありません。

 

ボールをレシーブ面に当てるだけです。

 

後はボールがコロコロ転がりながら、相手の方(試合中ならセッター)に返ればGood!

少し実戦的な話をします。

 

セッターの位置から、水の波紋のように半円が発生していると仮定しましょう。

 

そして、コートのどの位置にいても円の中心に体を向けるように心がけてください。

サーブカットでもチャンスボールでも、必ずボールの正面に入る事に全身全霊をかけるようにしましょう。

 

横で取るのと正面で取るのとでは、カットのしやすさが全然違います。

 

基本練習の時のチャンスボールでは、とにかく正面に入る事に集中!

 

例え早いサーブや、強打ボールが来て体の正面でボールが取れないとしても、レシーブ面だけはセッターに向けるようにしてみてください。

 

基本編では覚える必要はありませんが、いずれ必要になってくるテクニックでなので、今は「そんなんあるんや〜」程度に覚えておきましょう。

後は、コートのどこの位置にいても円の中心(セッターの位置)にレシーブ面を向けるようにします。

 

これは例えセッターとの距離が遠くても・・・

・・・短くてもやらなければならないプレイです。

自分のコート内のどこにいても、この原理は変わりません。

 

もしも正面に来たボールの返球に慣れて来たら、少し動いてレシーブする練習にステップアップしてみてください。

 

試合では自分がいる場所にボールをくれる「親切な相手(敵)」はいないので、早めに「移動してのレシーブ練習」に移行する事をオススメします。

 

以上、超初心者用の練習方法でした。

 

新入部員になって夏前くらいになると、レシーブが出来る子がチラホラ出てきます。

 

そこでレシーブでボールが飛ばない子は、周りが上達しているのに自分はしていない「焦り」みたいなものを感じる傾向があります。

 

しかし、今回の練習で基礎をしっかりと固めれば、ライバルとの差はそんなめちゃくちゃついたりしないでしょう。

 

結局、基本をしっかり固められるか否かで後の伸びが変わってくるので、遠回りのように感じても、実はちゃんと進んでいたりするのでご安心を。

 

ただ、この練習だけでは不十分なので、次の章からバレーボールのレシーブ基礎編、補足説明といっちゃうぜい。

 

この補足説明が無いと、レシーブの上達の妨げになるので合わせてご覧くだされ。

2. バレーボール初心者は刮目せよ!レシーブの基礎の補足説明!

それでは第二章のメニューをざっと紹介しまっせ。

バレーのレシーブ基本編補足説明
  1. まずはここから覚えよう!レシーブの構え
  2. 低い位置で取らないといけないのはなぜ?
  3. 腕を振ったレシーブは、もんげ〜大変な事になります!

ほな、じゃんじゃん先に進みまっせ!

2-1. バレーのレシーブ初心者のための補足説明その1 まずはここから覚えよう!レシーブの構え

レシーブの構えって大きく分けて3種類あります。

 

これ、意外と認知度が低いんですよね。

 

その3種類というのは、「ハンズアップ」「ハンズミドル」「ハンズダウン」となります。

 

今回はその中でも「アンダーハンドパス」「オーバーハンドパス」の両方に対応できる、ハンズミドルの構えについて解説します。

まずは腰をしっかりと落とし、素早く移動できるように両足は少しだけ前後に置きます。

 

そして上の画像のように、胸かミゾオチあたりに手が来るように構えてみてください。

 

これだと胸より高い位置はオーバー、反対に下だとアンダーでとるという対応が可能です。

 

チームによってもっと手を下げた構えを教えられるかもしれませんが、そちらの方がやりやすいのであれば、習った方の構えを採用しても問題ありません。

 

後、僕は少し手の横幅を狭く構えていますが、両サイドのボールに対応するために、もう少し広く手を開いて構えても大丈夫です。

ハンズミドルの構えをしている時にボールが来たら腕を下げて行きます。

 

もしくは前に出すと表現した方がいいかもしれませんね。

 

ハンズミドルの状態から「脱力してください」と言われれば、自然と腕が下がります。

 

この動きは自然な動作となるため、最も動きやすい方法と言えるでしょう。

後は手首を少し前に倒して腕を固めると、強力なボールにも力負けしなくなります。

 

もしも強打や早いサーブが来たら、当てるだけでボールは飛びますので、腕は振らないように意識してみてください。

 

1章で紹介した練習が「ボールを当てるだけ」というのは、腕を振らない癖(固定する癖)を付ける意味もあるのです。

 

腕を振ったレシーブは、とんでもない方向に行く可能性が高いのでご注意を。

 

まぁ、この話は次の次の章で詳しく解説させていただきます。

2-2. バレーのレシーブ初心者のための補足説明その2 低い位置で取らないといけないのはなぜ?

中学生を教えている時に、1日1回は必ず言うセリフがあります。

 

それは・・・低い位置でボールをキャッチしなはれっ!

 

これは以下の事象が起こりやすくなるからです。

  • 高い位置でボールをキャッチすると、レシーブ面が床に対して平行に近い角度になるため、パスが短くなる。
  • ボールを高い位置(迎えに行く形)でレシーブすると、ポイントがズレて弾かれやすくなる。

順番に見て行きましょう。

まず、二つの画像を見比べてみてください。

 

左が高い位置でレシーブしたもので、右が低い位置でレシーブしたものです。

 

いかかです?レシーブ麺の角度が全然違う事がおわかりいただけた事でしょう。

このように床面に対して、レシーブ面が並行に近い角度となるためにパスが短くなるのです。

 

もちろん、セッターとの距離が短い場合は面の角度はこれでも問題ありませんが、基本は長い距離が多いため低い位置でキャッチする事を意識してみてください。

 

また、低い位置でキャッチする事は、レシーブにおいて最大のメリットがあります。

そう。ボールコントロールがしやすくなるのですよ!

 

例えばアンダーで二段トスを上げるとしましょう。

 

そして高い位置でボールを取ると、横の旋回運動の力しか働きにくくなり、低いトスになってしまいます。

 

反対に低い位置でボールを取ると、横の旋回運動+下から上に上昇する力となりますので、トスの精度がグッと上がるのです。

 

僕は高い位置で二段トスを上げろって言われたら、正確に上げられる自信は全然ありません。

ですから、最初の基本練習で焦らずに低い位置でとる癖を養いましょう。

 

これを続けると続けないとでは、数ヶ月後にレシーブの精度に差が出てくると思います。

 

レギュラーになるためにはサーブカットは必須項目(リベロと交代するセンター意外)となりますので、最初の段階で癖づけをしておいてください。

 

そして、サーブカットや少し強めのボールが来たら、中学生でめっちゃ弾かれて失点する選手が目につきますが、その方々も共通して「高い位置でとるレシーブ」になっているわけです。

 

反対に「ええか?とにかく低い位置でキャッチする事に集中してみ?」とアドバイスすると、たちまちサーブカットの精度がアップします。

 

高い位置でキャッチすると、レシーブポイントズレて弾かれやすいんですよね〜

 

あなたもこうならないように、注意してくだされ♪

2-3. バレーのレシーブ初心者のための補足説明その3 腕を振ったレシーブは、もんげ〜大変な事になります。

補足説明のラストは、「レシーブの時に腕を振るとどうなるか?」について解説したいと思います。

 

まずは中学生がたまにやってしまう「腕を振るパターン」です。

レシーブする時に、腕を一度挙げる予備動作が入り・・・

そこから腕を下げてレシーブをしてしまうタイプです。

 

これは腕を挙げる予備動作があるため、ワンテンポ遅れたレシーブになる傾向があります。

 

そうなってしまうと予備動作がある分、レシーブの形をとる前にボールが来てしまい、弾かれる事が多かったですね。

 

特にサーブカットや強打レシーブの時によく見受けられれました。

この予備動作があると、腕を下げる事が多いため完全に腕を振る形になってしまいます。

 

もちろん、上に一度腕を挙げる予備動作が無くて、いきなり腕を下げて最終的に振る形のレシーブもありました。

腕を振ると、ボールの落下の力に対して力で対抗する形になってしまうため、ボールの威力を殺す事が出来なくなってしまいます。

 

ちょうど車の正面衝突みたいな現象になるため、強打やサーブカットなどでは大体ネットを超えてしまう形になるわけです。

 

さて、ここで最初にお伝えした内容を、ちょっぴり忘れてしまっているかもしれませんが、最初のボールを当てるだけの練習を思い出してみましょう。

 

強打レシーブなどで腕を振り、ネットを超えるようならどういうレシーブが良いと思いますか?

 

答えは・・・レシーブ面にボールを当てるだけのカットです。

 

そのための感覚を養うための練習でもあったわけですな。

 

実際に、中学生で強打カットの時にボンボン弾かれる子に、最初に紹介したボールを当てるだけの練習をやらせてみると・・・

 

あ〜ら不思議!当てるだけの感覚が戻って、「びゅ〜ちふるなレシーブ」になったではありませんか♪

 

このような効果も実はあったんですね。

 

ですが、チャンスボールはボールを当てるだけでは当然飛びません。

 

それでは、チャンスボールはどうすれば良いのか、解説して終わりにしたいと思います。

 

チャンスボールは・・・下半身で運ぶ事が重要です。

 

下半身で運ぶ事が重要です!

 

大事な事なので2回言いました。

 

バレーを続けていたら、先輩や顧問の先生に「膝で運べ!」って言われるアレですよ。

 

ポイントはこちら!

  • 片方の足を前に出して、しっかりと腰を落とす。
  • イメージとしては手を出した時に、手が床スレスレの高さ(実際はそこまで低くなくてオッケー)
  • 低い体勢から後ろ足を伸ばして下から上の力をボールに加える。
  • 前に出した足に体重を乗せる。

この中で特に重要な事が、最後の二つの項目ですね。

こ〜んな感じでしっかりと腰を落としてボールをレシーブします。

そしてこの腰をしっかり落とした状態から、後ろ足を伸ばして行きます。

 

こうする事で前に出した足に体重が乗っていくわけです。

 

これを体重移動と言うのですが、フローターサーブなどでも必要なテクニックですので、忘れずに覚えておいてください。

最後はこんな感じで、前に出した足に体重が乗っていたらオッケーです。

 

今回の解説では、下半身の動きの感覚を掴むために少し大袈裟な動きでやっていますが、下半身動きがわかると、もっと小さな動きでレシーブが出来るようなります。

 

それこそ腕はほとんど振らずとも、綺麗なカットが可能となるわけです。

 

最後に腕を振る話が出て来たので補足ですが、腕は絶対に振ってはいけないってわけではありません。

 

全日本レベルの人でも実業団の選手でも、皆少しだけ腕は振ってます。

 

要するに、ボールがとんでもない場所へ弾かれるようなカットになるくらい、腕はふってはいけないと言う事なのです。

 

誤解なきよう最後にお伝えしておきます。

 

以上、長々となりましたが、バレーのレシーブの超基本練習でした。

3. バレーボールのレシーブのコツを掴むための、超初心者用の練習方法まとめ

それでは今回の内容を、もう一度おさらいしましょう。

バレーボールレシーブを初心者が掴むための練習方法まとめ

初心者がよくやってしまいがちな悪い例

  • ボールが来たら焦ってしまい、高い位置で取ってしまう。
  • 最初の構えから腕を一度下げて、振った形でレシーブしてしまう。
  • 構えの状態から一度腕を上げるモーションが入り、腕を振ってしまう。

レシーブ初心者がコツを掴むための練習方法

  1. 最初にハンズミドルの構えをとる。
  2. ボールが飛んできたら、落下地点に移動して低い位置でボールをレシーブする。
  3. ボールは上げる必要な無いので、そのまま転がすように返球場所にレシーブ面を向ける。

レシーブ初心者用補足説明

  • バレーボールの構えは「ハンズアップ」「ハンズミドル」「ハンズダウン」の3種類がある。
  • レシーブの時は腕は振りすぎない(少しくらいは振ってもオッケー)
  • セッターの位置から水の波紋のように半円が出ていると仮定して、常に円の中心にレシーブ面を向ける。

下半身の超重要な動き

  • 片方の足を前に出して、しっかりと腰を落とす。
  • イメージとしては手を出した時に、手が床スレスレの高さ(実際はそこまで低くなくてオッケー)
  • 低い体勢から後ろ足を伸ばして下から上の力をボールに加える。
  • 前に出した足に体重を乗せる。

ここまで読んでくれてどうもありがとうございます。

 

僕自身、こんな偉そうに「指導者」なんて立場をいただいてますが、レシーブは超絶苦手でした(今も苦手)

 

ですが、僕自身が踏んだ轍を、「これからバレーを始める方、現在バレーをやっていてレシーブの事で悩んでいる方を少しでも上達してもらうにはどうしたらええやろ?」と、試行錯誤した結果、生徒諸君に「わかりやすい」とまで言ってもらえるまでになりました。

 

レシーブは・・・というよりバレーボールはハッキリ言って難しいです。

 

体育の授業でサッカーやバスケのすれば、素人同士の試合でもそれなりに形になりますが、バレーはそうはなりません。

 

それくらい達人と素人との差が激しいスポーツなのです。

 

あっ、もちろんバスケやサッカーも差はありますよ。

 

試合の内容がそれっぽくなるってだけですので、誤解なきようお願いします。

 

バレーボールのレシーブですが、最初は上級生がポンポン綺麗にカット出来る事が、わけわかんないんですよね。

 

「なんであんな感じで先輩ら飛ばせるんやろ?」

 

中学でバレーを始めた頃の僕も、今のあなたのように常にこう感じてました。

 

ですから、あなたのお気持ち・・よ〜〜〜くわかります!

 

当時の僕と同じように、レシーブの指導方法や(僕も中三と時は先生がバレー素人の顧問に変わりました)レシーブ苦手って人が、このサイトを通じて少しでも上達してくだされば幸いです。

 

他にも色々な方法を紹介していますので、併せてご覧ください。

 

また、わからない事があればコメント欄でいつでもコメントをいただければと思います。

 

あなたの上達・・・応援してまっせ〜!

 

それではまた、別の記事でお会いしましょう!

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